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YAMABON meets HABAYA

8月24日に発行したYAMABON vol.2は、うどんと出汁のお店「幅屋」さんを特集しています。

現在、実店舗をおやすみし、配達営業をされている幅屋さん。日にち・曜日ごとに宅配エリアが決まっていて、事前に予約注文するシステムです。

ホームページがコチラ!

幅屋さんの「宅配」。ここで購入できる商品は、幅屋さんのうどんや出汁だけじゃないのがなんとも嬉しいポイント!有機野菜や焼き菓子、ピザ、フレンチのお惣菜など、どれもこれも美味しくて安心していただけるものが幅屋の宅配ラインナップには揃っています。幅屋さんのうどんをきっかけに、「ついあれもこれも・・・!」とワクワクなお買い物ができるのがありがたいし嬉しいんですよね〜。(あ、そうそう、恐縮ながら、我らがMOUNT COFFEEの豆たちもこの美味しいラインナップの中に入れてもらっていますっ!)

これはね、宅配をスタートさせる時、幅屋さんの中に最初からあった思いなんですって。「大変なのは自分たちだけじゃない。仲間たちと一緒にこの状況を乗り越えたい」って。

そう。幅屋さんが店舗営業をおやすみして「宅配営業」に切り替えたのは、新型コロナウイルスのため、全国に緊急事態宣言が発令されたことがきっかけだったのです。これまで通りの店舗での営業が難しい。それは、全ての飲食店も同じ状況。同じように飲食業を営む友人、飲食店に野菜を卸している農家の友人。たくさんの人が立ち止まらないといけなくなり、途方に暮れてた。その時の、幅さんのとっさの判断、潔い決断、早い行動力がすごかった。すぐに仲間たちに声をかけ、宅配営業をできる段取りを整え、これまでゆで麺しか宅配できなかったのを、「よりお店に近い味で楽しんでもらいたい」との思いから、製造の許可をとり生麺の販売ができるように準備した。あっという間に、「宅配1本に切り替えます!」とfacebookで告知されたのでした。その時のこと、今思い出しても、早かったな〜。

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私たちMOUNT COFFEEも、同じようにお店を営業しながら緊急事態宣言に対応してた。悩みながらひとつひとつ選択し、お客さんにご案内し、スタッフもみんな、それぞれが置かれた状況で不安な中できることをしている感じでした。なので、幅屋さんに「コーヒー豆も一緒に配達したい!」と声をかけたもらえたことは励みになったし、幅屋さんのそのチカラの源を知りたい!って思ったんです。強さ、忍耐力、しなやかさ、軽やかさ。。。その時、幅屋さんから感じたチカラはほんといろんなカタチをしてて。そのチカラがどうやって生まれてるのか、一体どんな想いでお店をされてきたのか、それからどんな未来を描いているのか、知りたくなったんですよね。そんな思いで、時々仕込みにお邪魔したり、宅配に密着させてもらったりして幅屋さんを追いかけていました。

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実際に近くで見せていただいた麺の仕込み、出汁の仕込み、そして宅配や、インタビュー。。今、こうして思い出しながら文章を書いていても、手の先があったくなるくらい、幅屋さんのチカラは想像通り、いや、想像を超えるパワフルなものでした!パワフルなんだけど、不思議と軽やかなんです!すごいな〜って感動したり、熱いトークにグッときたり、幅さんのモノマネに笑わせてもらったり。幅屋さんと話したあとは自然とチカラがみなぎってくるような、そんな取材の日々でした。

MOUNT COFFEE山本さんもYAMABONの誌面で書いていますが、YAMABONに書ききれないほどの名言がいっぱい飛び出した幅屋さんの取材。今回の誌面では、メンバーでなんどもなんども話しあって「ここは絶対伝えたいよね!」というところを厳選し、凝縮し、ギュギュッとお伝えしています。ぜひ、ぜひ、手にとって、読んでいただきたいなあ!

YAMABON vol.2は、MOUNT COFFEE店頭か、オンラインショップでお買い物していただいた方に同封させていただいています!ぜひ、チェックしてみてくださいね◎

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そうそう。現在、幅屋さんは「ワンダフル商店 幅屋」という名前で営業されているのですが、この“ワンダフル商店”という名前は、奥様の庸子さんがつけられたネーミングだとか。ユーモアがあってチャーミングで、一度聞いてら心に残る。素敵な名前ですよね。

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↑お店のロゴも庸子さんのデザインしたもの。ステキ!

すでに幅屋ファンの方はよーくご存知だと思うのですが、幅屋の商品のパッケージに描かれているイラストや、幅屋の看板「うどんさん」などを手がけているのが奥様の庸子さんなんです。

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取材でご夫婦を訪ねるたび、なんども感じるのがお二人のステキすぎるチームワークでした。幅さんは生麺や出汁づくりといったメインとなるお仕事と、お店をどうしていくかといった指針を、直感と行動力としなやかさや根気強さで動かしていく。力強くて頼もしくて話を伺っているとこちらもポカポカ熱くなってくる感じ。一方で、奥様の庸子さんは、終始穏やかで柔らかくて可愛らしいのです。小さな体でさささっと支度したり幅さんをサポートしたり、いつもニコニコ作業されています。何より、お店の商品のパッケージデザインを自ら手がけているってすごいですよね!!そのイラストの可愛らしさや、なんだかふっと肩の力が抜ける癒される感じというか。幅さんの力強いイメージとのギャップにいつもやられてしまうのです。

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お互いを尊重しあいながら、サポートしあいながら、夫婦ふたりで「幅屋」を動かしていってるそのチカラに毎回感動し、(理想の夫婦像として見習わなきゃって思ったり笑)、毎回もっともっと「幅屋」を好きになって取材を終える日々送っていました。

幅屋のfacebookでは、庸子さんの連載「幅屋子育て帖」も大人気です!!二人のお子様との日常のエピソードを4コマ漫画で紹介されていて。それがまた、毎回最高なんです!もうね、共感しまくりで、何度読んでもクスッと笑えてついつい昔の投稿を見返してしまってます。(最近、新たに始まった「広島弁カルタ」も最高です!!最高すぎる!!庸子さんめちゃお上手です!!)

実は実は、今回特別に、YAMABONの誌面だけで見ることできる「子育て帖」を庸子さんに描き下ろしてもらっています!!!いいんだ、これがまた!庸子さんの漫画は、幅屋のうどんと同じで一度体験したら癖になる!心と胃袋つかまれちゃいますよ!

そんな訳で、幅屋のご夫婦、幅さんと庸子さんお二人に惚れ込んでしまったYAMABONチームです。YAMABON vol.2と共に、少しでも多くの方に、幅屋さんを知っていただけたらなあと願っておりますっ!

そして。幅屋の宅配サービス、広島市内でエリア内にお住いのかた、ぜひ一度、お試しくださいませっ!         (text : YAMABON編集担当 岩竹香織)

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>>>幅屋 ホームページはコチラから!



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