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言い訳はしてもよい、した方が良いとおもう訳


朝陽が眩しい。
ビルが朝陽をあびている風景を見るのが好きだ。
朝焼けという言葉が好きだ。

なんであんなにも美しく心が切なくなるのかわからない。

でも、朝陽を浴びることによって、
また今日も生きてみようと思えるのは不思議だ。


先日、大切な人と喧嘩をした。

理由はとてもくだらなかったが、
その時はどちらもどうしようもなくて喧嘩をした。

仲直りをするために、なぜ自分は冷たい言葉を相手に言ってしまったのかを考えた。

相手の態度が悲しかったから
巻き込まれたと思って怒っているから

のほかにも

生理前でイライラしていた
仕事でうまくいかないことがあった
直近心の再整理が必要なことがあった

等理由は複雑に絡み合っていた。

普通はこれを全て言うと
「言い訳」に聞こえるだろう

ただ、これは果たして本当に言い訳なのだろうか?と、考えた。

すると、私にとってはどれも真実で、
引き金を引いたものは別だとしても、
どれも理由にあたるなと感じた。

それらが複雑に、また、
比率がバラバラで出てくることが問題なのだ。

社会人になって
「言い訳はしなくて良いよ」
と言う言葉を聞いたことがあった。

言い訳という言葉にはネガティブなイメージがあるし、
謝る前に理由をつらつらと言われるイライラさもわかる。

ただ、私は自分に対しては
言い訳はしまくって良いと思った。

遅刻をしてしまった場合
・目覚ましが鳴らなかった
が理由かもしれないが、
他にも
・前の日遅くまで仕事をしていた
・疲れが溜まっていた
・なかなか寝付けなかった
等もその人の理由には含まれるだろう

ついきつい言葉をかけてしまった場合
・思っていることを本当に言ってしまった
という理由の他にも、
・その人に対して普段から疑念を抱いていた
・前にひどい言葉を言われて傷ついていた
等の理由がもしかしたらあるかもしれない

ある人にとっては、
それは言い訳に聞こえるだろうが、
本人にとってはどれも切実な真実だ

勿論、こじつけて、
一番の理由から目を逸らすのは良くない

ただ、無理に言い訳をしないように、
気をつける必要はない

世の中は複雑に絡み合っており、
毎日は日々の連続だから、
当然いろいろな理由が含まれる

それを自分に言うのは、
心の整理のためにもすごく大事だとおもう

むしろ、先ほどの遅刻をしてしまったの例をあげると、「疲れている」という体のサインに気づいた方が良い

言い訳をすることで、
隠れた原因にも目を向けられるだろう

自分を客観視するためにも、
自分を大切にするためにも、
自分にはどんどん言い訳をしていこう

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