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何者でもない私の読書日記

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何者てもない私が読んだ本たち。
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2018年10月の記事一覧

「白蓮れんれん」を読みました

「白蓮れんれん」を読みました

NHKの朝ドラ「花子とアン」で知った柳原白蓮の物語ということで読んでみた。

白蓮れんれん
林真理子
集英社文庫
2005/9/16

※※※※※

朝ドラのイメージが強いので、白蓮は仲間由紀恵、炭鉱王は吉田鋼太郎で脳内再生された。
筑豊の石炭王のところに嫁ぐところから、駆け落ちするところまでが主になっている。
駆け落ち相手との実際の書簡を読み執筆したせいか、30代半ばで初めて恋に落ち、手紙をやり

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「聞く力―心をひらく35のヒント」を読みました

「聞く力―心をひらく35のヒント」を読みました

土曜日は仕事場が稼働しているので基本的に出勤日である。
出る支度をしながら横目で見ているんのが「サワコの朝」。毎週色んなゲストが来て様々な話をするのだけど、聞き手の阿川佐和子さんがとても自然にゲストの話を引き出しているのだ。この方もエッセイとか書いておられるのかなと調べてみたら色々出しておられて、その中から選んだのが「聞く力」だった。

私は人と接するのがあまり得意ではない。特に初対面の方との会話

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「江戸前 通の歳時記」を読みました

「江戸前 通の歳時記」を読みました

何か面白い本はあるかとhontoを覗いていたらこの本が目に留まった。
説明文を読んでみると「小鍋立」「常夜鍋」といったワードがあり、購入を決めた。
ネットがmixi全盛期だった頃、友達登録していた歌舞伎好きでちょっと小金持ちでいわゆる通だったおじいさんがよく「今宵は小鍋立で一杯やる」とか書いていたのを思い出したのだ。

江戸前 通の歳時記
集英社文庫
池波正太郎
2017.3.17

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