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アダルトチルドレンかもと思ったらおすすめしたい本の紹介

ACかもと思い始めてから色々な本を読んでみて、自分なりに良かったなと思うものを紹介したいです。

様々な関連本がある中、本選びは結構大切で
思想が過激すぎてさらに落ち込んでしまうようなものもあったし、内容が専門的すぎて理解に時間がかかったり。
どのような本をどの順番で読むかも大切だと思います。
なので自分なりに読みやすく誰も傷つけないものを4冊選んでみました。
できればこの順番で読んでほしいなという順に並べています。(もちろんどれから手に取ってもOKです)




「アダルト・チャイルドが自分と向き合う本」

自分がどんなことを抱えていて生きづらかったのかに向き合わせてくれる本です。
同じくACであろうけどACの自覚がないまま苦しんでいたパートナーにプレゼントしましたら、「こんなふうに考えたことがなかった」と感慨深げでした。
口調も優しく、どのタイプのACにもスッと入り込んでくるような読みやすい文章です。
自分がACかもと思ったらまず最初に手にする本としてオススメです。


「アダルト・チャイルドが人生を変えていく本」

先の本の続編で、現在より「これから」に焦点を当てた本です。
対等なコミニュケーションや簡単なセルフケアの方法などが学べ、より実用的な内容です。
内容が薄いわけではないのですが、紹介している方法が多い分もう少し内容を深掘りして知りたいなとなるかも。(アサーティブや多分マインドフルネスの領域)
本書をきっかけにして自分に必要な分野の開拓をして調べ直したり、書籍を購入するのも良いと思います。

上記の2冊はとても有名なので図書館などに置いてあることも多いです。
私も最初は図書館で借りましたが手持ちにしておきたい!と思うような内容だったので改めて買い直しました。
物分かりの良い方はこの2冊だけでもだいぶカバーできるんじゃないかと思います。
私は何回も反復して読んだり、気になったら違う本で調べ直さないと分からない物分かりの悪いタイプ!泣


「セルフケアの道具箱」

上記2冊を読み終えた後、自分はセルフケアについてもっと深掘りしたい&その必要があるなと思った時に出会った本です。
日々のケアについて具体的な方法がステップごとに10個、合計100個も記載されています。
全てのワークをこなす必要はなく、自分でこれならできそうというものを数個選んでの実践形式です。それだけで気持ちが楽ですよね。
簡単なワークでも継続していると自分の状態が分かるようになり、ストレスに支配されている感覚が減少しました。
特にマインドフルネスに対する認識が深まり、自分を大切にすることの感覚が掴めた大切な一冊です。

「自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる」

セルフケアの方法を覚えてからは心が動き出して、「自分のニーズ」のために動き出したいと思うようになり、ACTと言われる方法に興味を持つように。(認知行動療法第三世代とも)
エッセイテイストの文章でとても読みやすいですが、読んでいるうちに脳が興奮して胸もドキドキしてきました。
こういうふうに考えたら今までやりたくてもできなかったあれやこれができるんじゃないか…と自分に期待できるようになったんですね。
私は現在ACT的な考えを実践しながら少しづつ色んなことをチャレンジしている段階です。
上記の「セルフケアの道具箱」の存在もあって、失敗しても自分で自分のことが癒せることが分かり、チャレンジへのハードルも少々低くなりました。
悶々としていた日々よりとても楽しく穏やかに過ごせています。



以上、ACかもと思った時にオススメしたい本4冊の紹介でした。

あくまで自分の感想ですが、
自分と向き合い、辛さの原因を受け入れ、認め、癒し、ありのままで生きられるように行動できるようになること。
この順番で本と共にした時、やっと私は自分の生きづらさが腑に落ちたというか、すっと憑き物が落ちたというか、これまでよりこれからに目を向けられるようになりました。

苦しみの中にいる人が少しでも心が軽くなりますように。

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