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舞台「盗聴」感想を書き留めただけのブログ


皆様こんにちは〜〜!もちもち太郎です!!

なんとわたくし、舞台「盗聴」を観劇することができました〜〜〜〜〜!!!!!!

と言うのもですね…私が濵田さんにハマってFCに入会したのが10月の頭だったんです。つまり盗聴のFC先行はおろか一般発売さえ認識が間に合わなかったオタクなんです、、、
ですが当日券を無事取ることが出来まして…(で実際会場着いたらさらに色々あって中に入れない覚悟をしつつ…そのことは最後に書きます)なんとか舞台を観劇できました。

本当に会場着いてからも一悶着あったので私が劇場の中に入れたのは開演30秒前で笑、正直心の準備がないまま舞台の幕が上がったのですが…それでも、私が感じた感想を覚えている限り書いていこうと思います。

あらすじも軽く書こうと思ったんですが、なんせ私の頭のキャパが激狭で細かいところまで覚えていないので()、自分が思い出せる範囲で書いていきます。


盗聴撲滅隊の3人が見せる物語のコメディーさとシリアスさ

とにかく3人の掛け合いがテンポ良くて面白い!!撲滅隊の決めポーズは何回見ても面白かったし、なんなら回数重ね度に面白かった。なんやねん嫌嫌〜!(ear ear〜!)て。yogiboに座る時のくだりだったり、基本(特に物語前半)はコメディー要素が強くて客席もずーっと笑ってました。
でも、ふとした時に物語の核心のような台詞だったり、ふと我に返って真面目なトーンの台詞がぶっ込まれてて。(補助輪になる!だったり、性善説の話だったり、どうしてこの仕事始めたんですか?の質問から榎木田の母と姉の過去が明かされたり。)
私、今回の脚本演出の西田さんの作品は「泥棒役者」を見たことがあって、その作品でも物語の核になったり後々の伏線回収に繋がる台詞が散りばめられていたんですよね。私は西田さんの作品が好きなのかもしれないな〜なんて思いました。
暗転前、突然のあいりがキッチンで料理をしている動画が流れた時、最初は「???」でしたが、最後になるともう…恐ろしかったですね…



榎木田が盗聴撲滅隊の仕事を始めた理由

それこそ、最後睦美と健吉に全てがバレて問い詰められるシーンの回想であいりがキッチンで料理をしているところがありましたね。榎木田はあいりを盗聴していて、それを知ったあいりは「前から盗聴撲滅隊の仕事が怖かった。初めから私を盗聴するつもりだったんじゃないか」と言い別れを告げて出ていきました。そのすぐ後、榎木田はあいりを殺してしまいます。
私は、榎木田が盗聴撲滅隊の仕事を始めた理由は本当に純粋なもので、母と姉のような存在をもう見たくなくて、ただその一心で仕事を始めたんだと思いました。それに嘘なんてなかった。だからこそ、信じたかった人(あいり)に自分を否定され(盗聴という行為を自分の趣味のように勘違いされ)たから衝動的に殺害に至ったんではないかと思いました。信じたかった人に信じてもらえなかった悲しさもあったんだろうなと。


榎木田と管理人のシーンから悲しくも明かされる伏線

ここで冒頭から感じていた全ての「ん?」が回収されるわけですね。序盤、彼女に振られたばっかりなんだ〜って情けなく言う榎木田。あの時すでにあいりのことを殺していたわけで。防犯カメラの映像も、全部全部榎木田だけが全てを知っていたから。睦美のガールスカウトで得た護身術がここで活かされるのも、あまりにも悲しすぎませんか?
そして、私が1番苦しかったのが、管理人を自殺に仕立て上げようとした時に榎木田が選んだ方法が、姉と同じ首吊りだったこと。そして、自らの死に選んだ方法が、母と同じ自損事故だったこと。あまりにも苦しくて。涙が止まりませんでした。

榎木田は誰よりも性善説を信じていたし、人のことを信じたかったし、自分のことを慕ってくれる人のことを大事にしていた。だから最後に性善説の話を睦美と健吉にして、2人には人を信じて生きて欲しい、と。自分だけの問題で全てを終わらせたかった。責任を取りたかったのではないかと。
母と姉のような人がもう現れないように、人を救いたくて始めた盗聴撲滅隊。自分自身の恋愛では過去の姉のことを見ていたのもあってどうしても不安が拭いきれずに盗聴をしてしまう。誰よりも優しいから、誰よりも怖がりで、本当に信じられる人をずっと求めていたんですよね。

健吉の叫びが、とても苦しかったです。あんなに優しくて、情けないのに頼り甲斐があって、強くて。そんな榎木田さんのSOSに気付けずにこんな結末を迎えてしまったことに対して、睦美と健吉はどんな思いだったんだろう。考えただけで今このnoteを書いている最中も泣きそうです。


舞台に関係する全てが最高だった

今回、脚本も演出もキャストも全てが良かったのですが、オタクがTwitterでネタバレをせずに大千穐楽を迎えたのもとても素晴らしかった。この舞台は確かに少しでもネタバレを見ると面白さが激減する気がするので、みんなの配慮はとても良かったんじゃないかな〜と思いました。その反動で大千穐楽迎えたらオタクが一斉に感想呟いててワロタ。わかるで。

個人的に、有輝さんの発声がとても良かったな〜と思いました。とても聞き取りやすい声で、感情の爆発がとても上手かった。素晴らしい俳優さんだなと思いました。
濵田さんも舞台の発声になるといつもより声が聡明になるというか、クリアに聞こえてとても良かったです。
盗聴撲滅隊の3人の息がとっても合っていて、本当に観て良かったと思える作品でした。他のキャストの方も全員キャラが個性的で、やっぱり舞台のお芝居って素敵だなと思いました。


感想はこんなもんですね!!いや〜グダグダ!!でも思ったことを吐き出した感じです!!盗聴本当に良かった!!ただそれだけです。




そして、ブログ冒頭に書いた当日券の一悶着について…
私、本当〜〜〜〜〜にバカなのですが…1公演につき当日券は1枚のみ、と書いてあるのにも関わらず、当日券とキャンセル待ちどちらも取ってしまってまして…
もちろん悪意は無く、1公演につき1枚もなんとなく把握していたもののチケットを取れた嬉しさでキャンセル待ちと購入予約整理券1枚ずつならいいのかなと勝手に思い込んでしまい、、、
案の定受付でスタッフの方に呼ばれ、なんかあったんか!?と思いながら説明を聞くと「チケット2枚取られてますよね?」と…キャンセル待ちの方はセブンで発券もしていなかったのでそれがダメなことだと知ったのはその時で。マジのガチで焦りました
「本来ならお帰りいただくのですが、キャンセル待ちの最後尾に」と言っていただき、キャンセル待ちの1番最後に並ぶことに。
Twitterで数日前から検索していると、キャンセル待ちの列は日によって最後の方の方はキャパ的に入れないと判断され帰されることがあるという情報を見て本当に神様に祈っていたのですが、いっっっちばん最後に入ることができて…本当に感謝しかないです。

みんなはこんなことならないように気をつけてね☆()


以上!もちもち太郎でした〜!

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