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織田元子『フェミニズム批評:理論化をめざして』

第1章 フェミニズム批評の理論化をめざして  1 フェミニズム批評とは何か  2 女性作家のアンビヴァランス 第2章 現代批評理論批判  1 〈ジェンダー〉の発見  2 文学の政治性  3 忘れられた半身 第3章 文学テクストに性はあるか  1 女性の「男性化」  2 テクストのセクシュアリゼーション 第4章 テクストの意味は誰が決めるか  1 フィッシュ理論とフェミニズム批評  2 イーザー理論とフェミニズム批評 第5章 文学の規範は誰が作るか  1 女についての二重の〈

    • アイソクレスティズム

      田村隆が「型式学・様式論・記号学」(1994)という論文の中で重視するのはジェイムス・サケットの様式観である。サケットの『石器研究の様式論的アプローチ』の中で提出したアイソクレスティズム(isochrestism)について田村隆は以下のように概要を述べている。 (1)ある形態が完全にある機能に適応していたとしても、より正確に言えば、その形態がテクノミック、ソシオ・テクニック、イデオ・テクニックという三つの領域で機能を充足しているとしても、それと同じ位十分に機能をはたすことの

      • ボランティア

        ¥10,000
        • [執筆中]『タイミングの科学』乾信之著

          第1章 練習の科学  2つの視覚経路 ・視覚情報は、前頭前野のワーキングメモリーに記憶されるまでに2つの経路をたどる。一つは「どこ」経路で視覚野→頭頂葉→前頭前野を経る。これは対象物が外部環境においてどのような空間的位置関係にあるかに関わる。 もう一つは「何」経路で視覚野→側頭葉→前頭前野を経る。これは対象物の形や色といった認知に関わる。

        織田元子『フェミニズム批評:理論化をめざして』

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        記事

          【メモ 書きかけ】『行動の構造』メルロ=ポンティ[木田訳]

          序文  両義性の哲学 ハイデガーという心身の二元論、即自と対自という[世界-内-存在]では説明できない、人間の在り方があるという。ハイデガーの論だと、先に"気分"というのがあるから、ある事象について「嫌だ」とか「嬉しい」とか思うのだと。しかし、メルロ=ポンティ曰く、サルトルの言うように、「痛い」というのは意識を超えて直感的に、形而上学的に存在するのではないかという。 〈意識〉と〈認識〉との同一視は現象学的には支持できないということになる。 序論

          【メモ 書きかけ】『行動の構造』メルロ=ポンティ[木田訳]

          過去の存在論

           私は常々、「過去」とは何であるかと考えてしまう。ある出来事が起こってから時間を経るにつれて、 私のなかで過去の出来事は様々に変容していく。それはもう事実ではない。    部活動の監督に殴られたのは私を見込んでくれているからだと良い方向に受け取るか、 ただの暴力だと受け取るかで過去の解釈が二極化する。そして当事者の救いになるのは前者であり、境地に追い込まれているほど、被害者は自分を洗脳させることに成功する。彼らは社会人になっても監督に恩義を感じているという。とても幸福そうに見

          [雑感]キム・ステレルニー『進化の弟子』勁草書房

          キム・ステレルニー(田中泉吏・中尾 央・源河 亨・菅原裕輝 共訳)2013『進化の弟子ーヒトは学んで人になったー』勁草書房 キム・ステレルニーは、1950年オーストラリア・ニューサウスウェールズ州で生まれ、1977年シドニー大学Ph.D.取得。オーストラリア国立大学社会科学研究所およびヴィクトリア大学ウィリントン校の教授を兼任している。主著にSex and Death(Uuiversity of chicago Press,1990)〔『セックス・アンド・デス』太田紘史・大

          [雑感]キム・ステレルニー『進化の弟子』勁草書房

          エロティシズム

          ある人が言った「浮気が子孫を残すためのDNAに刻まれたものというなら、なんで避妊具を使用するのだ」と。 ここに性の本質がある。

          ボールの行方

          私が相手に望むことが叶おうが叶わまいが私には関係のないことである。 あなたが投げたボールはあなたから離れたらもうあなたのボールではない。たとえあなたが投げたボールが返ってこなくても、自分を責めたり、卑下することはできない。投げられたボールの運命は人間の予測をはるかに凌駕した次元の範疇にある。あなたは一度手から離れたボールをコントロールすることはできないだろう。あなたの投げ方は左右するかもしれないが、それには練習が必要である。だからあなたはまたボールを投げればよい。投げ続けるこ

          「弱さ=強さ」ということ

          ・赤子は親の時間と空間を拘束する力がある。 ・病人は毎日お見舞いに来る恋人の心と身体を操る力がある。 ・女は男よりも守られるべきという力がある。 だから何だというわけではないがこういう弱さを意図的に利用する人間がいないわけではない。弱きものは守られたり、救われたりすることが当然であるという平等精神がこの社会にはある。 だからこそ弱き人も強き人も身の振り方に気をつけないといけないと私は思うというそれだけのことです。

          「弱さ=強さ」ということ

          理解

          ・「私はあなたが好きだから大嫌いです。」という一見矛盾したことがすんなりと理解できるようになりました。

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          価値観を「認める」とは何ですか

          コード パターン1: →/ パターン2: →← パターン3: →→ パターン1: 相手の価値観を一応尊重しているが、特に反発も同意もせず、関係を断つ。 パターン2:相手の価値観に反発する。本人に直接反発する場合。 パターン3:相手の価値観に同意し、受け入れる。 私は何が正しいのか分からない。一般に価値観の多様性を認めることが良いというような風潮があるが、認めるとはどういうことなのか、私には分からない。 すべて相手の価値観に合わせることは自己の価値観を尊重できていない。か

          価値観を「認める」とは何ですか

          IAN HODDER 1982 Symbols in action

          3 Maintaining the boundaris In this chapter the distributions of pottery, stools and hearths are examined in order to show how they reinforce ethnic distinctions and act to make the ethnic competition and negative reciprocity acceptable wit

          IAN HODDER 1982 Symbols in action