【週間】(05/07 ~ 05/10)週の日本株市場/次週の注目
【軽いまとめ】今週の相場の要点
先週分はこちら。
--- 05/06 (月) 日本祝日 ---
--- 05/07 (火) 朝note/夕方note ---
月曜日の米国市場では米長期金利の下落基調継続。ハイテク株中心の株価上昇が継続した。
ゴールデンウィーク明けの日本株は朝の寄り付き直後は上げ幅が大きかったが、午前中は上げ幅を縮める動きをみせる。
特に決算を終えた大型株の中で下落するものが目立ち、TOPIXは一時マイナス圏に転じる。
午後にかけて再び上げ幅を拡大。半導体関連などグロース株の強さによって日経平均株価の方がTOPIXより優位な1日となった。
--- 05/08 (水) 朝note/夕方note ---
火曜日の米国株はまちまち。
S&P500は小幅続伸だった一方、半導体関連などハイテク株の反落でNASDAQ総合は反落。
日本株はその半導体株の重しに加え、決算も微妙。
場中決算の三菱重工は大幅安で反応したほか、トヨタ自動車の決算に対しては上下して方向感が定まらず。
さらに日銀の植田総裁の発言も、以前の日銀会合後の会見時より円安による物価への影響を気にしているトーンに変わっており、この日の日本株市場に明るい材料は乏しかった。📌
指数が大幅安となった一方、小型株は底堅く、新興市場もグロース250指数はプラス圏の時間が長く、相場の流れに飲まれて下げに転じるも小幅安で踏みとどまる。
--- 05/09 (木) 朝note/夕方note ---
水曜日の米国市場では米国は前日に続いて小動き。
NYダウは続伸する一方でNASDAQ総合は下落。S&P500はほぼ変わらず。
米長期金利が久々に反発したため、ハイテク株がいまいちだった。
日本株は朝に公表された前会合分の日銀会合「主な意見」がタカ派的📌だったことを受けてか、寄り付き直後に主要指数はマイナスに転じるも反発する前場となった。
しかし上値は重く、後場に失速📌。ハイテク株の下落もあって日経平均株価は朝の寄り付き直後の安値を下回るほどの失速をみせてしまった。
--- 05/10 (金) 朝note/夕方note ---
木曜日の米国市場では週次で発表される新規失業保険申請件数が市場予想を上回り(景気としては予想より弱く)、米長期金利は下落で反応。
利下げ期待が強まる形で株価も反応しているのか、NYダウは続伸。
ただ半導体株は下落していたため、ハイテク株比率の高いNASDAQ総合は小幅反発。
今日がSQ算出日だった日本市場は朝の寄り付き数十分だけ上げ幅を広げていく堅調さが見られたが、前場のうちに大きく失速する展開に。
大幅高から一変して朝の寄り付きを下回る水準で後場は揉みあう展開となった。
週間としては日経平均、TOPIXともにわずかに下落。他国市場に比べて弱さが目立った。📌
日本株に対する前向きさの変化
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