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SHHis感謝祭(斑鳩ルカシナリオ)の感想


最初に

 アドベントカレンダーにシャニマスの記事出てるけど、コミュの話は全然ないやん!書くか─────

 こんにちは。もととむです。普段はDJしたりウマ娘したりシャニマスしたりしてます。こちらから一方的に話すよりも双方向で話す方が凄く好きな人間なんですが、自分の考えを整理する為にも良い機会だと思い、今回はアドベントカレンダーに投稿します。

 このnoteはSHHis感謝祭の感想をだらだら書いていきます。
(先日のサプライズにも衝撃うけたし......考えがまとまって無かったり矛盾してるかもしれないけど許して)
 また、あくまで1シャニマスオタクの考察妄想として受け取ってください。逆に自分はこんな考えやで!!!って人は言ってください。大喜びして話しかけに行きます。


注意書き

 このnoteにはSHHis関連コミュのネタバレを含みます。
 また感謝祭以前のコミュを知ってるという前提として書いていきます。
 





ヴォイセズ

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 最初のコミュは現状の説明と感謝祭コミュの雰囲気を醸し出しているコミュです。SHHisの2人から始まるのではなく、斑鳩ルカから始まる。今回はそのルカに関して何かしらの進展があるよって言うのを明示してきてますね。

 にちかがTVに出てるのを見て「うるさいんだよ・・・・・・──────静かすぎて」と相反してる感情を表す。「静かに」のシーもSHHisのロゴに使われてますが、それに対して明確な敵意を表現されている。

 仕事に優劣はつけたくないが、にちかはTVに出て目立つ仕事、美琴は裏方で目立たない仕事。イベントコミュ「OO-ct.」から状況は変化しておらず続き物ですよ!と提示してきてるのが分かります。

 タイトルの「ヴォイセズ」は一番最後
 今の現状、世界に対して何かしらの鬱憤を吐き出したいルカ
 仕事が更に忙しくレッスンが出来なくなり、溜息みたいに溢れたにちか
 感謝祭のホールの確認に向かい音の響きを確認している美琴
 そんな3人の現状を表してる3種類の「あー」Voicesなのかな。

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感謝

 いつもSHHisの2人は頑張ってるけど、その頑張りに対して感謝を大事にして欲しいとプロデューサは言いますが、「いつも感謝している、感謝してるのは当然じゃない?」と言い切れる美琴は凄いですね。一度ユニット活動を終わってしまってる過去があるからこそなのかなと考えてしまったり。ただ、人として完璧すぎるよなーとも思ったり。。。

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 ファン感謝祭で新しい事、「コンテンポラリーダンス」をやる事になります。今までに見せた事ないものになると。しかし、にちかはレッスンする時間が余り取れない現状に突き当たります。
 プロデューサーからも仕事や感謝祭の内容を調整しようかと言われますが、美琴の決意を聴くと全部やりますとしか言えないですよね。。。

 細かいけど、「久しぶりのシーズのステージ」て......にちかが売れてるばかりでバラバラのソロ活動してたと考えると気が重い。

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「シーズのちょっと上手くない方」と呼ばれてるのは知ってるんだ。
そんなに自分で自分の事を卑下しないで。。。。。。。。。

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空の奥の音

 ここから美琴とルカの過去が描写されていきます。コンテンポラリーダンスのレッスン風景から場面が転換し美琴とルカとマネージャーの相談に。内容はファン感謝祭について。コンテンポラリー・ダンスをやる事に。

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 奇しくも今の283プロでSHHisがやろうとした事を昔の事務所でルカと一緒にやろうとしてた事に驚き。違う点としてルカは「私たち基礎もある」と自信を持っている点。にちかは美琴のレッスン風景を見て、基礎が全然違うと愕然する点。

 基礎があったルカと基礎が全くないにちか。どちらも仕事は忙しいという描写がありつつ進んでいく為、ルカとにちか、過去と今の対比が明確に突き付けられてました。

 また、昔やろうとしたテーマが「大きな空」。曲のイメージは「空、紺碧の・・・心の奥の奥みたいな音───・・・」このタイトル「空の奥の音」でもあり、シャニマスの全体テーマをこの時はルカも持っていると。

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カワイイ

 オケ音源を用意してもらいつつ、ボーカルはその場で「アー・・・」という一音をループさせて重ねて行こうと美琴が提案しますが、これも昔ルカとやろうとしてた事だと思います。

 また、このコミュの中ではづきさんからにちかへの愛情も感じ去られて美味しい。仕事の話としてバンドへ迷惑がかかると言いつつも、にちかの現状を話す。他の子ならこんな心配しないでしょう。

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美味しいね。パクパク



コンコルディア

 冒頭、「1,2・・・」の裏の声はルカだと思います。同じ練習をしてることは「空の奥の音」で明示されてました。にちか同様昔のルカも仕事の合間合間の時間を見つけて必死に練習してたはず。

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 ルカの仕事の忙しさからマネージャーはある提案を美琴にします。「ルカのスケジュールが取れない・会議で決まった・ルカにとって大事な時期」等の理由でコンテンポラリーダンスを辞めようと。一度は驚愕しますが、いい加減な物も見せられないしと美琴も理解を示す。
 しかし、全部ルカがいないところで決まってしまった事が今後影響していきそう。背景が高い階層の風景や会議をしている等の発言から、大手事務所はファン層拡大する事の方が大事な様に受け取れました。

 プロデューサーも、にちかの仕事の忙しさや、トレーナーから時間・力量が足りないと言われ、辞めるべきか悩んでる描写が出てきます。その事について美琴に話そうとしますが、直前で踏み留まる。
 この点がマネージャーとプロデューサーの対比でもあり違いでもあると感じました。

 一方、そういうにちかの気持ちは「感謝───って何に?」
仕事もレッスンもやり切るとプロデューサーに宣言したり手前逃げ出せなくなる。一緒に番組に出演してる芸人には怒られる。講師にも時間が足りないと言われる。仕事の合間や夜も自主練必死にやってるなかで正直な気持ちが漏れてしまったのだと思います。

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 タイトルのコンコルディアは古代ローマの協調相互理解、婚姻の調和の女神であるとか。。。



#####

 ルカはコンテンポラリーダンスをやめる事を勝手に決められた事にキレる。それはそう 美琴はちゃんと準備できてないならあまり意味は無いと思うので、また次の機会に・・・と言うが、それでもやるんだと言うルカ。

 ここの涙ながらに訴えるシーンめっちゃいいので聞いて欲しい。自分は泣いた。

ここすき

 一方で美琴の自主練している場に訪れたにちか「できないって・・・言いにきました・・・」

 美琴の為にどうしてもテンポラリーダンスをやるんだというルカと、美琴さんの為にダメな演技をしてはいけないというにちか。違うようで2人とも「美琴の為に」考えた末の結論。どちらがダメでどちらの方が良いと言う事は無い考え。

 美琴も、ステージでいいものを見せられるかどうか、できないならやらないでいいと、にちかの意見に賛同したが、そこにプロデューサーが待ったをかけて入ってきます。

社長も出てきます。

 妥協案を持ってきました。できるパフォーマンスしかしなければいい。「アー・・・」という一音をループさせて重ねて行く、それに専念しようと。にちかは自分を卑下してやめると言いかけますが、その前に何を大事にしたいのか考えて欲しいとプロデューサは言います。それは美琴にも言える事だと。
 今という時間は1回しかない。またこういう機会が巡ってくるとは限らない。2人とも何を一番大事にしたいのかよく考えて欲しい。「感謝祭なんだ。感謝できるといいなと思うよ・・・今という時間にも」

 ところどころ挟まる「アー・・・」という調和された声・SEも音階が上っていきます。まるでコンテンポラリーダンスの上へ上へという表現と同じ様に。
そのSEが一番高くなった後、地に落ちたようなルカの「あぁ・・・」の声。

「───────────やりたかった」



感謝祭本番前後

2人は見つめあい、「行こう/行きましょう」と決意します。

 結果、にちか「うまくいった分からない。でも隣に立たせてもらえて感謝してます。」と美琴の隣にいられる事に感謝を、一番大事な事だと。「やれたって思えるそういうステージだったかどうか」と答える美琴。#####で似たようなくだりは出てきましたが、こっちは精神論の話だと思います。

 プロデューサーはやれてたよとは言えない。それでも拍手を送りたいと1人呟く。


0 0 0

 場面は本番少し前へ

 誤魔化しは効かず、物凄くプレッシャーがかかる。歌詞を聴いてもらう。メロディを楽しんでもらう。リズムに乗ってもらう。「アー・・・」という一音を表現するには、そういうアイドルの武器は封印するしかない。

 ただ、七草にちかは最初から武器何て持っていない。

 美琴さんが飛べるように..…美琴さんの隣に置いてもらえるように...…...…...…台になるだけ...…...…...

 対する美琴は、体、鍛錬、スキル、筋肉、細胞、全部を使ってステージを動かす。

ログはこう見えるが、2人で全く違う事を話してる
最近シャニマス君こういうの増えたね

 そうする事で生まれた本番のにちかの1音は「空、紺碧の・・・心の奥の奥みたいな音───・・・」斑鳩ルカが目指した音をにちかが本番でやってのけた。

その1音を真横で聴いた美琴は何を思うのか。。。。。。

後日、社長との評価面談と世間の反応が見れます。

 結局、世間の反応はノーカラットの最後と同じくにちかばかり注目されてしまいます。雑誌の記者も、七草さんの一音のためのステージ、美琴を台にしてにちかのイメージを塗り替える舞台と受け取ってしまいました。にちかは台になって美琴を飛ばせたかったのに。。。

 
 この評価はそれはプロデューサーも受け取ってるのだと思います。事実、何か変えたいと思いつつなんの成果も出てないと社長に言いい、協和する音を、成果を次で出せ、と社長からの指示を受けます。

社長との評価面談めちゃくちゃ緊張しそう


 確かに、コミュの最中のSEは協和してる音が流れますが、本番ではにちか1人の声でした。協和する音を出す事は次の課題として今後のSHHisコミュで解決されるのでしょうか。
 プロデューサー自身も、成果とは何か分からないながらも、何かがずっと違ったままなのは分かってる。
 それは今後の課題として次回に続く────────





 



 で終われば良かったと思れば良かったと思いますが、ノーカラットの時と同じく最後の最後に爆弾を持ってきた。

 ここのルカのSNSの呟きはSHHis感謝祭の記事への反応でしょう。
美琴は283プロに行ってしまい、かつてやりたかったテンポラリーダンスも感謝祭で披露した。「きえる」「私」
 

 そして問題のシーンで終了します。

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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マジ???????????????????



 タイトルの0 0 0はノーカラット00に0を足した形でしょうか。ノーカラットの時の00はにちかと美琴が0からのスタートを切った事と思ってましたが、その考えに沿うとルカの0が合わさって物語が進んだ事の暗喩かな。
 しかし、0に0を足しても、桁が増えても、結局は0のまま。いつかその前に1を足して1000になって欲しいですね。

わたし(she)がわたし(she)になるための、1000カラットの物語を。


全体を通して

 SHHisらしいと言えばSHHisらしい物語だったと思います。社長やはづきさんも少し絡めつつ、緋田美琴の今と昔を通して、七草にちかと斑鳩ルカ、プロデューサーとマネージャーの対比が明確に出てたコミュでしたね。
 個人的にはSHHisの問題は解決すると言うよりは、現状と美琴とルカの過去を見せてきたように思えました。

斑鳩ルカについて

 SHHis感謝祭と銘打ってますが、タイトルにも記載したように斑鳩ルカのお話でもあったと思います。実際、斑鳩ルカのセリフで始まり斑鳩ルカのセリフで終わったし。
 ファン感謝祭でのトラブルが描かれていましたが、これをきっかけに不和が広がっていったのだろうと思います。ルカは美琴と一緒にやりたかったと言うが、事務所の方針でルカがソロで活用するようになったのかな、と色々考えさせられます。

 また、HPのルカのコメントと今回の最後の歌から1つの事実が浮かんできます。


 斑鳩ルカは283プロ(天井社長)が八雲なみに対してした行為を知っている。

 八雲なみにした事、緋田美琴と一緒にやろうとした感謝祭を全てやった事。ルカが283プロと和解するのは非常に難しいと思いました。それまではライバルというより敵として283プロと接してくるでしょう。


七草にちかについて

 斑鳩ルカとの対比が物凄く描かれていました。
 美琴と同じユニット。美琴よりも断然売れている。美琴の為に頑張ろうとしていた。八雲なみと何かしらの接点がある。七草にちかと斑鳩ルカは表裏一体の存在と言っても良いと思ってます。
 しかし、基礎力の違いやプロデューサーとマネージャーの違い、美琴との関係性の違い。その差があったおかげでにちかはルカのようになっていないと思います。

 今回は美琴さんのステージだと本人は話してましたが、美琴と同じ土俵でライブやったんだ!といつか実感して欲しいですね。。。。。。。

最後のルカのセリフについては、にちかWINGコミュ読み返そう!

追記
 終了後の個人コミュに感謝祭への自分自身の反応が出てましたね。
 「テレビでしゃべって笑われて、ろくに踊れなくてもちやほやされて、こんなのがアイドルって言われるなんて、ほんと終わってる」

 今の現状を嘆き、自分を卑下しています。
 ここまで言い切るにちかは感謝祭以降美琴の相方として、SHHisの一員としてアイドルを続けていけるんでしょうか。。。
 この次のSHHisコミュは美琴中心になるかと思ってたけど、にちかのメンタルも中々ヤバい事になってるので、にちかもトラブル起こすかも?


緋田美琴について

 「アイドルになりたい」と言って283プロに入ってきた美琴。WING編でのコミュにありましたが、「歌が上手いだけの子」「ダンスが上手いだけの子」になってしまい、パフォーマンスでみんなに感動を与えるようなアイドルは要らないんじゃないか、と弱気になってるシーンもあります。

00と感謝祭後に見返すと苦しい

 現状をみると。。。。。。。。。。。。。。。。。

 プロデューサーは「隣にいてくれるなら何回だってステージを用意すると」話してその通りに進んでますが、このままの状況で進んでいくのでしょうか。ノーカラットでも感謝祭でも昔の状態と同じく、相方ばかり売れて、相方ばかり忙しくなっていってますが、何かしらのきっかけでSHHisで一緒に売れていく世界を見せて欲しいです。
 次のユニットコミュで描いてくれる事を期待して。。。




最後に

いかがでしたか?

 某鯖ではシャニマスのゲーム性に関して怖がられがちですが、ゲーム面だけでなくストーリー面にも興味を持って欲しいです。(先日のサプライズに影響受けた人とか特にね)

 私はこういう設定が沢山入り乱れてるSHHisの重いコミュが凄く好きですが、合わない人は別ユニットのコミュを見るのを良いと思います。

 コミュを読む事によってキャラの繋がり、考え、歌詞の意味等、もっともっとシャニマスの世界が広がっていきます。

今ならコミュも解放中!!

そして良ければコミュ読んだ感想を発言して行って欲しいです。私にも教えてください!


皆さんもシャニマスのコミュ読んでみませんか?



アドベントカレンダーでシャニマス記事を書いた素晴らしい方たちの記事


おわり。

#シャニマス感想コンテスト
#シャニマス

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