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コーヒー相場少しずつ下落!!

2011年4月より少しずつ高騰し、2011年7月末にはブラジルの霜害によって大幅な価格高騰があったコーヒー相場価格ですが、今年の11月頃から少しずつ価格が下落しております。まだ円安傾向にあることや、現在日本国内にある在庫品に関しては高値で取引されているコーヒーであることから、いきなり価格が下がるのはまだ先のことにはなりますが、現在の状況をお話ししたいと思います。

過去の詳細な高騰理由に関してはこちらをごらんください↓


コーヒー相場推移

以下グラフはアラビカコーヒーの相場価格推移になります。

2021.04-2022.12相場推移グラフ

相場が上昇した要因は色々とあります。

  1. ブラジルの裏作による生産量減少

  2. ブラジルでの霜害発生による2022年度産の収穫量減

  3. コロナによる流通遅延・コンテナ不足

  4. ラニーニャによるコロンビア減産懸念

  5. エチオピア内紛による供給不安

  6. ICE国際認証在庫数減少による需給バランス崩壊懸念

  7. ウクライナ紛争による肥料高騰

などなど様々な相場高騰要因がありましたが、

  1. ブラジルでの2022年度生産量が思ったより悪くなかった

  2. 2023年度は降雨の状況が良く、生産量増大が見込める

  3. 主要生産地でも好天の情報があり、生育が順調

  4. 世界的な景気低迷で需要が減るのでは?

  5. ICE国際認証在庫数がかなり回復しつつある

といった状況から、コーヒー相場価格は2月に258.45¢/lbという
相場感になっていましたが、今年11月18日は151.3¢/lbまで下落し、
現在では155¢/lb~170¢/lbで変動しています。

今後の予測

例年だと、年末に向けて利益確定に向けて手じまい(取引確定)をおこなうファンド筋が多いため、そこから少しずつ相場価格は下落する傾向にあります。そしてそこから4月に向けてブラジルの当年度の生産量がどうなるか?という情報から少しずつ相場価格が上がる傾向にあります。
本年も同じようにいくなら、少しずつ下がるとは予測しておりますが、
中米生産量が思ったより悪かった!などの情報が出ると、この時期でも相場があがるかもしれないので、まだまだ価格に反映される(値下げ)のは先になると思います。。。


当社のサイトも少し値上げしましたが、それでもコスパの良い商品だと思いますので、是非ご覧くださいませ!宜しくお願いします。


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