人生には「ゴールがない」というのが恐ろしかったのかもしれない
「受験はゴールじゃないよ」
「就活はゴールじゃないよ」
そういう言葉が、ずっと苦しかったのかもしれない。
大学で資格試験の勉強してた時、今一生懸命詰め込んでるこれは、数年経てば次々と情報が変わり、一生勉強を続けなきゃならない、ってのが本当に嫌だった。
人生の指標だって、ある時(神の啓示だ……!)と思えるくらい輝かしい言葉に出会ったとして、その神託は決して長続きはしない。
少しずつ形を変え、新たな要素と混ざり合い、発展していく。
この世に「絶対の法則」なんて無い。
それが随分長いこと絶望だった。
というか今でも嫌だけど、一時よりはいくらかマシになったのかな。
「自分の人生なんか、なんかほんとのほんとに、どーでもいーや」って投げやりになってから、少しだけ楽になったかもしれない。
この自暴自棄の精神がイイネ!とは余り思えないけれど……。
まあいいか。今の気持ちだって、どうせそのうち移ろって変わってしまうのだし。
それでも「世の中何が起こるか分からないから面白いんじゃん!」って言える人が羨ましいや。本当に。
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