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小説家志望の執筆記録②

今週は、なかなか厳しかった。
娘の幼稚園が再開したことで、朝の時間が取りづらくなったんですよね。
いつもは出勤ぎりぎりまで自由時間でしたが、それよりも30分早くに娘を起こして、朝食を食べさせる。
ですので、朝はまあ30分くらい?
頑張って一時間程度しか時間が確保できない。
やはり、休日の朝と夜にもう少し頑張らないとですね。

長編小説の進行具合

前回も書いた3月末に公募に出す予定の長編。
だいたい8000文字くらい進み、全体で13万字を越えました。
おかしい……。
こんなに長くなる前に完結するはずだったのに。
まだ小説書きなれていないから、予測と実際のずれがけっこうありますね。
プロの作家さんたちは、このあたりどう調整しているんでしょうか。
書いていけば感覚でいけるものなのか。
でも、あと少しで本当に終わりそう。
この辺りは執筆当初から頭にあった部分なので書いていて楽しい。

今週の読書

今週は3冊読めてとても充実した読書生活。
『カラスが言った』渡辺優
『君の顔では泣けない』君嶋彼方
『信仰』村田沙耶香
の3冊です。

一番よかったのは、『君の顔では泣けない』でしたね。
第12回小説野生時代新人賞を受賞した作品。
つまり、君嶋彼方さんのデビュー作になるんです。
それにしては読みごたえも考えさせられる部分もあって非常に満足。
簡単にいっちゃうと、よくある入れ替わりもの。
でも、ふつうのと違うのは、入れ替わった二人、元に戻れないんですよ。
入れ替わりから15年たったところから物語が始まるんです。
これね、多くの人に読んで欲しいな。

『信仰』は、8つの短編集です。
表題作の「信仰」がよかったなあ。
最初は、宗教の話かと思っていたんですよね。
でも、誰しもが持つ「信仰」について書かれた物語でした。
主人公の永岡は、「現実」を信仰していて、なにをするにしても、「それって原価いくら?」と口にしてしまう。
ほかの人のように純粋にカフェやショッピングを楽しんだりできない。
みんなにそれを教えてあげるのが相手のためだと思って、「騙されてるよ」「ぼったくりだよ」と言い続け、周囲から人が去っていく。
そこでようやく、自分の考えが周りの違うことを自覚していくんですね。
そこから周囲と一緒に楽しめるように頑張ろうとするんですが……。

これから

ひとまず、長編を完結させねば。
あとちょい。ほんともうちょい。
でも、これがなかなかすぱっと終わらぬ。
頑張ります。

本は、いま凪良ゆうさんの『滅びの前のシャングリラ』を読んでいて、それが終われば、『流浪の月』に入ります。

ではではまたー。

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