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「一貫性の法則」を利用した施策を考えよう

おはようございます。
ARスポーツ『HADO』の生みの親、本木です。

今日は、「一貫性の法則」について書こうかと思います。
この「一貫性の法則」をうまいこと使えば、チームのファン形成や『HADO』の競技人口増加に繋げることができると思ってます。

「一貫性の法則」とは

「一貫性の法則」とは、人は「自分の発言や行動に一貫性を持ちたがる」という法則です。

ferretの記事では「一貫性の法則」が生まれる理由は2つあると書かれています。

1つ目は、選択の機会を減らすため。
人は、今日着ていく服や、お昼ごはんを何にするかなど、日々様々な選択を迫られています。
でも、選択をするという行為って、結構精神的にしんどいです。
そこで、無意識のうちに自分の行動をパターン化して一貫性をもたせる事で、そのストレスから開放しています。

例えば、「このズボンにはこのシャツを合わせよう」とか、「お昼はキッチンカーで買おう」とか、日々の生活の中でパターン化している事は多いと思います。
これは、「一貫性の法則」にしたがって行動しているんです。

スティーブ・ジョブズのタートルネックにデニムのスタイルなんで、まさにそれですね(無意識ではなく意図的にやってる)。

2つ目は、わかりやすく言っちゃうと、僕が今毎日更新しているこのnoteです。
「毎日更新をします」と宣言したことにより、嘘を付きたくないとか口だけに見られたくないといった心理が働き、なんとか続けています。

このように、人は本能的に「一貫した行動をする理性的な人」と思われたいという心理が働き、一貫性を保とうとします。
いわゆる虚栄心ってやつですね。
(とはいえ最近は、間違ったことをすぐ認めて次に進める人が信頼集め始めていますね)

「一貫性の法則」を使った営業トーク

「一貫性の法則」は、営業手法の一つに利用されることが多いです。

たとえば、英語教材を売ろうとした時、

営業「英語に興味がありますか?」
客「はい」
営業「やっぱり英語って話せたほうがいいですよね」
客「はい」
営業「英語話せると仕事の幅ひろがりますよね」
客「はい」

と「Yes」を積み重ねて行くことで、「一貫性の法則」がどんどん働いていき、なかなか「No」と言えなくなっていき、購入まで至る確率が高くなります。
これは、単純に「No」とは言いづらいという効果の話ですが、実際は気持ち的にもどんどん「Yes」になっていると思います。
自分の発言を正当化しようとして、英語を学ぶという事自体も正当化していきます。つまりは、どんどんその気になっていくということですね。

最後に

今あらためて「一貫性の法則」について書いてみましたが、『HADO』の競技人口を増やすために行っている「HADOアカデミー」でも、「一貫性の法則」を利用しているところが多くありました。

たとえば、全5回のレッスン費用を前払いでもらうのもその一つです。
「せっかくお金出して始めたから最後まで行こう…」という気持ちを抱かせるのも「一貫性の法則」です。

チームのファンをつくる時も、まずは「このチームが好きだ」という事を口に出してもらう事が大事だと思います。そうすれば、その後の気持ちの入り方も変わっていき、「どこが好きなんだろう」と自分の意見を正当化するためにいいところを探し始めてくれます。
(そういう意味でXballの人気投票とかYouTubeのコメントはいいですね!)

まず、一貫性をもたせるための最初のアクション。
そして、その後の一貫性を高めるための継続的なアクション。
この2つを意識して、様々な施策や大会運営をやっていこうと思いますので、また具体的にやったこととかあったら共有します。

では今日はここまで。
また明日!


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