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『HADO』はなぜ3vs3になったのか

おはようございます。
ARスポーツ『HADO』の生みの親、本木です。

緊急事態宣言が出されてから1週間が経ちました。
今はなによりも外出を極力控えるのが第一なので仕方ありませんが、僕も含めてHADOロスになっているプレイヤーも多いと思います。

僕のnoteはHADOプレイヤー向けというよりは、他スポーツ関係者やマーケティング関係の人を読者に想定して書いているのですが、なかなか『HADO』の話題が作りにくい時なので、少し『HADO』の事を多めに書いていこうかと思ってます。

ということで、今日は「『HADO』はなぜ3vs3になったのか」というテーマで書こうかと思います。

個人スポーツかチームスポーツか

ARスポーツ『HADO』は、3人対3人で戦う競技なのですが、『HADO』を創る時に、何人でプレイする競技にするかは少し悩みました。

まず悩んだのは、個人スポーツにするか、チームスポーツにするかです。

僕は小学校の頃はサッカーをやっていまして、中学は卓球、高校はテニスをやっていたので、個人スポーツもチームスポーツも経験があります。

もちろん競技や目的によって違いますが、個人スポーツは自分と向き合い続け、一人で技術を磨いていくという印象があります(僕自身はこっちのほうが向いてます)。

チームスポーツは、もちろん個人の技術も重要ですが、「仲間と協力」することも大きな勝敗を分ける要因です。

結論として『HADO』はチームスポーツになることを選択しました。

なぜチームスポーツにしたのか

チームスポーツを選択した理由は下記です。

・ハイタッチで感情を爆発させたい
・大人になってからも青春してほしい
・コミュニティの力で広めたい

<ハイタッチで感情を爆発させたい>
『HADO』を創っている当時の会社のビジョンは「ヒザがガクガク震えるほどの面白さを創造する」でした。

そのビジョンを考えた時に、真っ先に浮かんだ画が、勝利した瞬間にハイタッチして喜びを爆発させている画でした。

勝利の瞬間にコート上でハイタッチをしたり抱き合って喜べるのは、チームスポーツならではです。

ヒザがガクガク震えるほど感情が爆発した画をつくるには、チームスポーツのほうが向いていると考えました。

<大人になってからも青春してほしい>
みなさん、「青春」と聞いてどんな光景を思い浮かべますか?

多くの人は学生時代の「部活動」を思い浮かべると思います。
特に運動部に所属していた人はそうかもしれません。

個人スポーツでもチームスポーツでも、部活動として仲間と同じ目標に向かって汗を流した日々というのはかけがえのないものです。

でも、大人になるにつれ、そのような経験はできなくなり、いつしか「青春」として過去の思い出になってしまっています。

僕は『HADO』を通してみんなに「青春」してほしいという気持ちが強いんです。学生はもちろん、社会人にも「青春」を取り戻してほしいのです。

仲間と同じ目標に向かって、練習して、汗を流して、時にはぶつかり合って、チームとしてまた一つ成長する。
大会では、日常では味わえない緊張感の中、仲間を信じて戦う。その結果、嬉し涙を流す事もあれば、悔し涙を流すこともある。

そんな経験をしてもらうには、個人スポーツよりチームスポーツの方が向いていると思います。

『HADO』は新しいスポーツなので、大人になってから初めてプレイする人が多いです。なので、スタートラインはみんな一緒です。

フットサルではサッカー経験がないとなかなかチームに入ったりはしにくいかもしれないですが、『HADO』ならチームをつくる障壁は比較的低いのではないかと考えました。

<コミュニティの力で広めたい>
『HADO』は様々なコミュニティの力を借りながら、新たなコミュニティを形成し、成長していきたいと考えています。

『HADO』に興味を持ってくれた人が、すでに自分の属しているコミュニティの人を誘ってチームをつくります。
そして、そこで誘われた人が、また別のコミュニティの人を誘ってチームができていく。
そうやって、プレイヤーを増やしていきたいと考えました。

さらに、そこから大会や練習会などを通して、チーム同士のコミュニティを形成していきます。
『HADO』を介した居心地のいいコミュニティ(居場所)ができれば、プレイヤーも『HADO』を続けてくれるし、その熱量がさらに外に伝播していきます

このようにコミュニティを形成していく最初のとっかかりである、「人を誘う」という行為に対しては、「チームに人が足りないから」みたいな口実があるほうが誘いやすいと思っています。

なぜ3人なのか

ここまで、なぜチームスポーツにしたのかを書きましたが、なぜ3人なのかということに少し触れて終わろうと思います。

・人を集めやすい
・全員が活躍できる

<人を集めやすい>
これはそのままですね。
『HADO』はプレイヤーを集めて、特定の場所に行ってプレイしなければなりません。
集める人数が多くなりすぎると、そもそも練習するのが大変です。
なので、「チーム」の最小人数である3人にしています。
(それでも6人集めないといけないから大変なんだけど!)

<全員が活躍できる>
『HADO』を創る上で意識したのは、「役割分担」です。
ゲームのパーティーのように、攻撃役、補助役、回復役みたいな「役割」を明確にして、全員が活躍できるようにしたかったのです。

「役割」が明確で被りがないほうが全員が活躍できる可能性は高まります。
3人という人数はそこが丁度良く、全員が活躍できる(しないと勝てない)人数だと思っています。

『HADO』のリリース当初にはなかった機能ですが、後に自分で能力値をカスタマイズできる機能を追加しました。
それにより、個人の役割が完全に明確化し、より全員が活躍できる競技に進化していきました。

最後に

以上が『HADO』が3vs3になった理由です。

『HADO』にはどこを切り取ってもしっかりとした理由があります。
もちろん想定どおりにいかなくて(いっていなくて)改善が必要な場所も多くありますが、「なんとなくこうしよう」というのはしないようにしています。

これからも機会があれば、今の仕様にした理由を書いていこうかと思います。
なにか聞きたい事とかあったらコメントでもTwitterにでもくださいね。

では、今日はここまで。
また明日!バイバイ!!


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