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【GR3x】南ベトナムの軌跡を辿れる統一会堂【CaptureOne現像】

こんにちは。種田です。
今日はホーチミン市にある観光名所、そしてベトナム戦争終結となった場所、統一会堂(南ベトナムの大統領府だった場所で、サイゴン陥落を象徴する建物)に行きました。

この建物は、ベトナム共和国のゴ・ディン・ジエム政権の時に発生したクーデターで破壊されて、また建て直された後の建築となります。
この辺の歴史はベトナム国・ベトナム共和国(南ベトナム)や、インドシナ戦争などなどたくさんの情報と、数多く発生したクーデターなどで非常に複雑な歴史なので、まだまだ知識の浅い私では言及できず。

統一会堂は歴史博物館としての役割が非常に大きいと思いますが、展示の情報量が多すぎるので、あらかじめWikipediaなどでいろいろ勉強してから展示を見に行くのがおすすめです。勉強するのが止められなくなります。

肝心な統一会堂の外観を撮り忘れていたので、屋上から観られる景色から。

噴水の奥にあるフェンスから北ベトナム軍の戦車が突入し、事実上の陥落となります。4月30日の出来事です。
シアタールーム。豪華な椅子が並べられてます。ちなみに、試写室も見学可能。
ここが食事処
大統領のベッドルームです。広々とした空間にテレビやソファなどもあります。光の入り方が本当にリッチ。高級ホテルよりも、格式の高い空間に思えました。
ここがベッドルームの中にあるバスルーム。こういう作りと雰囲気が大好物です

大統領府は他にも遊戯場やグランドピアノなど、とにかく豪勢な作りで華々しい空間。そしてその地下には軍事施設が広がります。突然の重たく、狭い空間です。空気も薄いのでフィーリングにダイレクトに届きます。
そして地下は実は街の遠い地点へと繋がっており、避難路としても使用可能。進入不可なのでなにがどこまで繋がっているのか、いくつの出口があるのかが不明です。かなり離れた中華街まで通じているというけども、出口は一体どんな見た目をしているのだろう。

大統領執務室の椅子。ここにまさに歴代の大統領がいたのでしょうか。
通信設備。間近で観られます。
タイプライター

統一会堂は歴史館としての見応えがありすぎます。
今回は日本から来た友達との歴史をお勉強しようの訪問だったので、そこまで多くの写真を撮影したわけではないのですが、この撮れ高。また近々写真を撮るためだけに訪れたいと思います。

こういう博物館・資料館はだいたい「カメラ持ち込み料」というものが発生します。ただ、受付によってなのか、カメラを見られて判断されているのかわからないのですが価格が変動したりしなかったり、他の場所だと一眼レフだとべらぼうに高い料金を取られ、今回のようにGR3のようなスペックは高かろうと小さいカメラだと払わなくていいとか、小銭程度だとか、不透明なことが多いです。知り合いのベトナム人のカメラマンは、別の場所とはなりますが400k(2500円くらい)ほど取られたからもう行かない!と行っていましたが自分は20k(120円くらい)だったりと、???な状況が何回も発生しています。

ちなみに、現像は先日購入したCaptureOneで特に拘り無く同時購入したプリセットなどをブレンドして仕上げました。特にサムネにも使っている大統領執務室(司令室?)の椅子。この重厚感がたまらない。刑事ジョンルーサーのドラマを彷彿とさせるどんよりとした雰囲気が本当に好みです。映画のワンシーンみたい。

GRじゃなくてGalaxyで撮った写真だけれど、この建築本当に内装が神秘的なんです
かつてはグエン・ヴァン・チュー大統領のベンツだったもの
この美しいフォルム、こういう車がすきで日本ではミラジーノに乗ってました
お勉強して糖分をたくさん消費した後は、満席のブンチャー屋さんで蟹たっぷりの春巻き。友達からも好評でした。しかもリーズナブル。

今回訪れた場所はほんとうにドロドロの歴史にまみれた最高に美しい建物。
自分はまさにバブル期に建てられたホテルとか「盛者必衰の理をあらはす」を体現した建物が大好きで、かつては豪勢だったものだけれども、今は寂れているような場所がどストライクです。

今回も全編GR3の絞り優先オートでの撮影。オートばかり使っているとなんだかアホになってしまいそうですが、楽していい結果が得られるならアホでいいです。GFXだと持ち歩こう!と思わないですが、GRだと常にカバンの中にあるので写真を撮る機会が本当に増えました。これホントに買ってよかったな…。もうスマホでカメラのスペック高いやつ買おう^^と思わなくて良いです。iPhoneのSEとGRとかで揃えたらもうあなたは最強になれます。

明日はスタジオでファッションシュートの予定があるのでGFX出動です。もちろんGRも忍ばせてね


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