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7月の撮影をまとめて紹介

こんにちは。たねだです。
7月は合計4件ほど(依頼されて撮ったものなどは含めず)撮影しました。
いわゆる作品撮りです。
いままで使ってこなかったのですが、Noteの目次機能を使ってわかりやすくご紹介いたしましょう。
なお、全編使用はGFXで、レンズはMamiya645の80㎜かバケペンの105㎜です。絞り値とかはだいたい5.6-8のどこかをうろうろしています。Exif情報に残っていないので詳細にはお伝えできないのですが、スタジオではF8固定で撮ることが圧倒的に多いです。


#1 ビューティ系

7月の1件目は、ビューティー系で撮ろうといつものAngさんにモデルをお願い。メイクアップのThaoさんも及びしての撮影です。
照明はソフトボックスx3です。2枚目は1灯のベアで撮影。
1枚目のセットに関しては自分が撮りなれた内容で行いました。2灯のボックスでモデルを挟む形にして、影をなだらかに仕上げています。そして残りの1灯は背景の持ち上げに使用。白背景ですがグレー風味にしています。

2枚目の写真がモデルさんに圧倒的に好評で、1枚目の写真はあまり気に入ってもらえませんでした。私的には超お気に入りなんですけどね。
2枚目のPOPの感じがいいならじゃあ振り切ってやってやりましょうじゃないのと2週間後くらいに2件目の撮影が始まります。

#2 レトロポップ系


2件目は大幅にレトロ×かわいいに舵を切りました。
昭和の雑誌の表紙をテーマにノイズ感も強くし、衣装も1から構想。1件目も衣装購入からしているのですが、背景の色ありきで衣装を考えたのは2件目から。コーデはかなり熟考して衣装は海外から取り寄せ。

そしてスタジオ撮影で使うとは思えない写レンズを投入。意外とよかった。
オフショットっぽいものも一応ちゃんと考えて撮影してます。オフショ風作品です。

この撮影は2灯または1灯で組んでます。たしかリフレクター1灯がモデルで、背景の起こしにソフトボックスだった気が。オフショ風はクリップオンです。

#3 服屋”Ten”さんとのコラボ

3件目はクラシカルな服を扱うTenさんのバックアップの下実現。
メインは青色の花柄ワンピがかわいかったので、それと合う色はなにかという構想から始まりました。花の色とマッチする黄色の背景、太陽をイメージするためベアを使いました。そして背景に落ちる影を緩和するために影バウンス。シンプルながらも強めのこだわりの作品です。
スタジオ撮影の強い味方、Mamiyaレンズ。いい立体感が出ます。
ちなみに、2件目から自分の写真とわかるように透かしを入れるようにしたのですが、Tenさんとの撮影はお店が自分の写真を使いやすいようにとわざと透かしは入れませんでした。
もともと、透かしは入れるつもりなど毛頭なかったのですが、いい感じの自分のロゴがあったので小さく少しくらいならいいかなの気持ちで導入してます。大昔に友達に手書きで書いてもらったものを1px単位でなぞりなおし修正したので、使わないともったいない。

#4 ダークなビューティ系

最後は昨日撮影したての作品。このスピードで仕上げるのにフォトショのAI機能は欠かせなくなってしまいました。特にビューティー系のレタッチは本当に助けになります。
今回は黒x黒でエレガントにしかも超Coolにしてやろうと、ポップ系が続いた反動が訪れました。絵画とか、彫刻のような美しさのあるモデルさんでした。お初のNhiさんには、今後も可能であればモデルをお願いし続けたい。

ライトのセットアップは言葉で説明するのがめんどうなので写真を見せます。全編こうやって撮ったと保存しておけばよかった。
この撮影で思ったのは、やっぱりAFレンズが欲しい、です。ピント合わせがめちゃめちゃに面倒でした。コスパ最強なんですがね。AFさえあれば撮影のテンポが激変するはず。

つい先日、EF-GFXのアダプタ買いました。Viltroxの。これでSIGMAのArtレンズが使いたかったのです。クロップモード使っても画素数はめちゃめちゃに残るので(たしか5000万画素くらい残りました

あとがき

撮りたいものが多すぎて作風の振れ幅が大きい月でした。
作家性というものを出すにはやはり一貫したスタイルを出したいところなのですが、まだまだ自分にはそれができない。
とにかく思いついたものをどんどん撮りたいのです。
定食で唐揚げ定食にするのか、生姜焼きにするのか、カレーにするのかと延々と悩む性格です。それが写真の撮り方にも表れてしまう。人物を撮る、という点においてはもうずっと一貫しております。たまに旅行とかに行ったら風景写真も撮るけれど、原則はポートレートです。

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