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NFTはオワコンなのか?AI時代のWeb3コミュニティの価値について考える

先日、Metagri研究所主催で「AI時代のweb3コミュニティの価値と可能性」というウェビナーが開催されました。

講演者は、Metagri研究所所長の甲斐(農情人)さん、ひと妻DAO代表のこばやしさん。構成は以下の通り。

こばやしさんパートのダイジェスト動画をAIツールで作ったので、ご参照ください。

Flikiというツールを使ったのですがプレゼン原稿を瞬時に動画に変換してくれる魔法のツール。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

その後、お二人とプチ打ち上げを実施。その際の会話を要約すると

  • 共同幻想に支えられた投機・投資目的NFTに未来はない

  • いち早くNFTの可能性に着目し、情報感度と行動力を兼ね備えた仲間たちと、どうピボットしていくかが腕の見せ所。

  • 値上がり期待(共同幻想)ではなく価格に納得して購入してもらえる商品であることが大前提。会員証NFT、証明書NFT等。

  • NFTの課題解決として登場したSBTではあるが、移転・売買できないのなら、そもそもブロックチェーンに刻む必要があるのか?広く普及している堅牢なシステムであれば、それで良いのでは?

  • 利便性だけを考えるとマイナンバーポータルにデジタル各種証明書が格納されていきQRコードで読み取れる様にすれば良いのでは?納税や各種行政手続きが格段に便利になる。

  • 一方、これは反中央集権/匿名性というWeb3の中核思想に相反するものであり賛否が分かれる。(私は利便性支持派)

  • もうひとつの可能性はWeb3ゲーム。これは間違いなく訪れる未来。フォートナイトのスキン(デジタルアバター)の市場規模は既に年間5,000億円規模。気づいたらNFT化されて自由に売買できる様になっている。日本では資産性ミリオンアーサーが突破口を開く?

  • AIの普及で様々なタスクが効率化されていく。その結果、人と人の繋がり/コミュニケーションが最大の価値となる。

  • NFTコミュニティーを中心に実証実験が重ねられているDAOが、新しい働き方として台頭・普及して行く。

  • 「稼ぐ」パートはAIが担い、人間の役割は人の為/社会の為に貢献することにシフトしていく。社会貢献活動の基盤としてDAOが真価を発揮する。

志を同じくする仲間と刺激的な会話。本当に楽しいひと時でした。

こばやしさんが、講演資料作成時に参照した膨大な参考文献をリスト化してくれています。本テーマに関心ある方は、是非、ご参照ください。

Metagri研究所ではWeb3・NFT・AI等最新テクノロジーを研究し、農業のアップデートに挑んでいます。

ご興味持った方は、是非、ディスコードにご参加ください。一緒に時代を変えて行きましょう!!

<追記(7/16)>

NFTの価格崩壊は詰まるところ「需要と供給のバランス」。まさに、その通りと思います。複雑な要素が絡む市場形成に関し、わかりやすく解説した良記事。


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