日本におけるティール組織の第一人者、嘉村賢州さんにお会いしました
先日、嘉村賢州さんのセミナーがあるということで、鳥取まで行って来ました。
ティール組織との出会いは、DAOの研究をしている中、実は我々が志向しているDAOは、実はティール組織の一形態なのではという気づきから。
以下、以前「DAOワーク Web3時代の新しい働き方」という記事の中でまとめた6原則を再掲します。
前半はティール組織に関する解説。ティール組織は、明確な理論や定義がある訳ではなく、成功している組織の特徴を整理したら共通項があったという経緯。それを集約すると以下の3点。
今回、嘉村さんが解説されるのを直接お聞きして、キーワードとして改めて抽出したのが、以下。
私から、書籍「ティール組織」は、事例がほぼ海外企業で馴染みがなく理解が進まない。日本企業に焦点を当てた日本版の執筆予定はないのか?と質問させて頂いたところ、「ガイアックス等、一部、成功事例はあるものの、自らティールを標榜している会社は、実態が伴っていないケースが多く、時期尚早である」と回答を頂きました。
下記、Newspicksの記事中のフレデリック・ラルー氏のインタビューでも語られている、「ティールを手っ取り早い、流行りの解決策」として捉えないでほしいという話にも繋がります。
後半は、ピーター・カーニック氏提唱のソース原理とティール組織を同時に探求すると、より強力な組織になるというお話。
ソース役として重要なのが、以下の3点。
直感を得る
内省する
対話する(無理やりコンセンサスに持ち込む為ではなく)
ティール組織とソース原理に共通するのが、関わる構成員との対話を重視する。各メンバーが責任感を持って、主体的に活動するという点。
そして、これこそDAOにも通じる話であり、今後のビジネスシーンに求められているものであると改めて確信しました。
嘉村さん及び事務局のメンバー、参加者の皆様とは懇親会の席でも深い話ができ、本当に有意義な1日となりました。
一緒に参加した、いずみすみれさんのスタンドFMでの発信は、こちら。
<関連リンク>
<ティール組織に関する過去記事>
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