【書籍紹介】書く仕事がしたい 佐藤友美 著
動画版は、こちら。
ライター、コラムニストとして活躍され、ライター養成講座の講師もされている佐藤ゆみさんの著書。
いわゆる文章の書き方を指南したものではなく、ライターとはどういう仕事で、どういう能力や準備が必要で、どうすればライターになれて、どのくらい稼げるのか?
ご自身のライター講座で、受講生から頻繁に聞かれる質問。これは需要があるのでは?と着想を得たそうです。
文才がないとライターになれないのでは?誰しも、真っ先に考えるこの問いに対し、バッサリ切り込みます。
著者はライターにもとめられる3つの文章スキルを以下の通り定義します。
1.間違っていないこと。
2.わかりやすいこと。
3.面白いこと。
この間違っていないこと、わかりやすいことがクリアできれば、ライターとして十分にやっていけるそうです。
一方でライターに求められる4つの技術を以下の通り紹介します。
1.初対面の人に話を聞く取材力。
2.この場で喜ばれる話題を取捨選択する相場観。
3.聞いたことを要約し、どの順番で伝えるかを考える編集力と構成力。
4.印象に残すための表現力と演出。
ライターとコラムニストの違いについては、以下の通り説明します。
ライターに求められる役割として、以下の通り説明します。
個人的には、インタビューの極意の部分が特に響きました。
他にも、以下の内容について、細かく解説されています。
・ライター に なる ため に 必要 な 準備 は?
・どう すれ ば デビュー できる のか?
・仕事 を 得る ため の 6 つ の 道筋
・原稿料の相場
・売り上げ を キープ でき て いる 人 たち の 9 つ の 戦略
・インタビュー では 何 を どう 聞く?
・平均点 を とれる 原稿 を 書く ため には?
・原稿 を どう 見直す? 炎上 を 防ぐ には?
以上、ライター志望の人、必読の一冊としてご紹介いたしました。
いつもお読み頂きありがとうございます。サポート励みになります。皆さまとの交流をどんどん広げていければと思います。