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【書評】テスカトリポカを読んで

いい人ばっかり出てくる小説はほっこりする。
いい人が出てくる小説はきゅんとする。
悪い人が出てくる小説はワクワクする。

この小説はというと…

悪い人しか出てきません!


と誰かが言っていました。
それで気になって読み始めたのですが、本当に悪い人しか出てきません。

すごい小説に出会いました。

550ページ超えのこの小説、ワクワク、ドキドキしっぱなしで読み進める手が止まらないこと!
あっという間に読み終えてしまいました。


悪い人が悪いことやって悪い人と繋がっていく話。
ワクワク、ドキドキしないはずがない。
でもちょっぴりきゅんと切ない気持ちになりました。

直木賞と山本周五郎賞のダブル受賞。
究極のクライムノベルっていうのは嘘ではなかった。
この作品はおすすめです!

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