見出し画像

【ダイエット 間食】1日6食ダイエット? 何言ってるんですか?デメリットですよ

良雄です、

今回は
「間食は悪。太るだけじゃない、糖尿病になります」
をお話します。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「1日6食ダイエット」
なるものが存在します。

今日はそれ全否定します。

北〇景子さんがやってる?
本が売ってる?
雑誌に書いてあった?

まあ、
どこかの誰かが発信した情報なのでしょう。
出典を辿ると、
食品メーカーやそれに連なる評論家がいて、
ほとんどスポンサーが付いてます。
「あ、察し、、、」

実際、
小分けに食事して痩せられた方も
いらっしゃるかも知れませんが、
私は否定します。

肥満体質や
糖尿病になりたくありませんから。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
前回、前々回と、
インスリン抵抗性を獲得してはいけないと
お話してきました。

ブドウ糖(グルコース)は
エネルギーにもなるが、
血管を傷つける毒にもなります。
(心臓病や脳卒中などの要因)
早くエネルギーとして消費してしまうか、
肝臓で変換して蓄える、
もしくは尿とともに体外に排出したいのです。

インスリンはそれをコントロールする大事な役目があります。

しかしデメリットもあり、
脂肪を蓄え、脂肪の消費を抑える働きもあるので、
インスリンは肥満の鍵なのです。

更に
インスリンの分泌が
「多いこと」
「出続けること」
はインスリン抵抗性を獲得してしまいます。

インスリンが出ることに対して
体が慣れてしまうのです。
そうなるとインスリンが出ても、指令を聞かず
細胞がブドウ糖を半分しか消費しなくなってしまうのです。

ブドウ糖の消費が少なく成れば、
血糖値が下がらず、さらにインスリンが分泌。
インスリン値も下がらず、インスリン抵抗性は加速。
そうすると血糖値は上がり続け、体脂肪として蓄えられる。
負のループ。

インスリンは
高濃度でもダメ。
低濃度で出続けるのもダメ。

適度に出して、すぐ使い切る。
これをコントロールしなくてはなりません。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
例えば
朝昼夜の3食を食べたとしましょう。

血中のインスリンの濃度は
ベースラインとしてある程度出ています。

そこに、朝食を食べると、
インスリンが急上昇します。

食後、
体のブドウ糖は細胞に取り込まるにつれて、
インスリンもじわじわ減っていきます。

ですが、お昼ご飯までに食べた分の
ブドウ糖を使い切らなければ
朝増えた分のインスリンは残ります。

そこからお昼ご飯を食べると、
残ったインスリン+増加したインスリンで
大きく増えます。

お昼ご飯後、血液中のブドウ糖が
夕飯までに使い切れなければ
インスリンは残っていますので
残ったインスリン+増加したインスリンで
また大きく増えます。

そして夜、
就寝中もブドウ糖は消費されますので、
じわじわ血糖値降下と共に
インスリン値も効果してベースラインに戻ります。

血糖値を上げないような食事で、
食べたブドウ糖を消費し切れば
インスリンは朝昼夜で、ベースラインに戻るため、
インスリン抵抗性は起きにくくなります。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
では
1日6食の場合はどうでしょう。
朝食、10時のおやつ、昼食、
3時のおやつ、夕食、夜食。

食事の間隔が狭くなっているので、
ベースラインに戻るまでの時間的猶予がありません。

インスリンは一日中出続けてしまうのです。
もしかしたら、夜も消えずに
朝起きた時もベースラインから高い状態で
スタートしているかもしれません。

「低糖質の食事ならインスリン出にくく、
ブドウ糖も使い切れるんじゃないの?」

そう思われるかもしれません。
しかし、
以前お話したように、
インスリンを出す要因
・血糖値上昇
・インクレチン反応
・頭相反応
があります。

血糖値が上がることで、インスリンが出るインパクトは
23%と言われています。

その他の76%は血糖値は関係なく、
他の要因で出るため、
インスリン分泌量は大して変わりません。

なので、
食事回数を増やすと
その分だけインスリンは多いままなのです。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
他所で言われている
1日6食のメリットを見ると、

①空腹をコントロールできる
②血糖値の下がり過ぎを防げる
③食事による熱産生を上げられる

等が記載されています。

①空腹がコントロールできるとあります。
逆を言うと、
「なぜ空腹を我慢できないのか?」
を考えましょう。

そもそも、空腹は
・「お腹が鳴ったから空腹だ」と思ってしまう習慣
・脳が食欲を感じるための空腹
があります。

小腸に食事が来ないと、小腸は
「モリチン」と言うホルモンを出します。
胃がそれを受けて、残った食物を押し出す。
その時に食べ物が無いと「グー」と鳴ります。
(空腹期収縮)

押し出しているだけなので、飢餓ではありません。

それでも食べ物が入ってこない場合、
胃から「グレリン」というホルモンが出ます。
脳の視床下部にそれが伝達されて、
食欲を出すことになります。

このグレリンは一日の摂取カロリーが
下がっていると、強烈に食欲の指示を出させます。
夢の中にまで「食べたい!」と欲求を出すほどです。

カロリーが足りないと食べたい欲求は
増える一方なので、
空腹がコントロールできなくなるのです。

一日の摂取カロリーを増やせば
食欲はコントロールできるのです。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
②血糖値の下がり過ぎを防ぐについては、
そもそも、体に異常が無ければ
低血糖にはなりません。

血糖値が下がると
肝臓が蓄えていたグリコーゲンを
ブドウ糖に変えて放出しますし、
それでも足りなければ、脂肪を分解して
ブドウ糖に変えてくれます。
(恒常性維持:ホメオスタシス)

世界には382日間絶食し
その間低血糖にはならなかったという記録もあります。

むしろ血糖値が常に一定以上であることの方が、
血管を傷つけたり、
終末糖化産物(AGE)で老化が加速したり、
悪影響の方が多いでしょう。

③小分けにしても、通常の食事と同じ量と内容なら、
トータルとして食事による熱産生は変わりません。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
万一、
1日6食で痩せられたとしても、
それを続ければインスリンは出続けます。

インスリンを出せば出すほど、
インスリンを作る膵臓は疲弊していきます。

疲弊が続けば
インスリンを作る細胞(ランゲルハンス島β細胞)は
死滅してしまいます。

これが糖尿病です。
インスリンはもう作れません。
多くなって減らないブドウ糖が血管を傷付け
失明したり、手足が動かなくなったり、
心臓や脳の毛細血管が破れたり、、、、

死滅したβ細胞は脳細胞と同じように再生しません。

死期を早めたくないので、
私は1日6食を実施しません。
(そもそも朝食も不要ですし)

1日6食を実施して、
誰が利益を得るのでしょう?


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


今日のまとめ
「インスリンのコントロールは生死を分ける!」


冨士良雄



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
追伸1:

今だけ『一生太らないダイエット法の見つけ方』
を無料でプレゼントしています。

「一生ダイエットで悩み続けるのは嫌!」という方は
下記リンクから無料メルマガに登録してください。

記事では表現の問題上、削除されて
しまうようなことをメルマガにてお話していきます。

【無料プレゼント、無料メルマガ登録フォーム】
https://saipon.jp/h/bfx519


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
追伸2:

以下のアンケートフォームに
あなたが今どうしても解決したい
ダイエットの悩みを書いてください。

本気で書いてくれた方には
順番に回答をしていきたいと思います。

【あなたの悩みを教えてください!】
https://forms.gle/tRS7Zbsnb2yqcdob7

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?