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ピーガガガガガ

1999年我が家に恐怖の大王がやって来た。

「時代はインターネットだよ!!」

僕の必死の説得があり、年賀状発行機と化していた我が家のパソコンはぐろうばるになった。このインターネットは御多分に漏れず自分の人生に大いに影響を与えるのだ。

当時、普及率20%、インターネットは実にうさんくさかった。アンダーグランド臭というかとにかく陰の者がやっている感じであった。まだまだパソコン通信時代をひきずっていたと言えよう。

2chが開設され、西鉄バスジャック事件の書き込みが行われる程度にはうさんくさかった。ちなみに犯人と同い年である。

当時はADSLが出たばかりで、我が家のインターネットはISDNだった。もはや若い方には分からないと思うが、インターネットをやると固定電話がつながらないなんて時代もあったのだ。

※ISDN機器。ネット一つで当時は大騒ぎである

2chのコピペネタで

中学時代のパソコンの授業でインターネットを使った時
みんなが自分の好きな漫画や野球のページを見てる時に
自分だけこれみよがしに2chにつないでAAとかを周りに見せてたこと

しかも「このページって何?」って聞かれた時に「ヤバイ奴らの集会所みたいなもん」とか答えたこと
さらに友達に2chへの行きかたを教えるためにヤフーで2chって検索させて
でてきたリンクをクリックして2chのトップページが表示された瞬間に
そいつの耳元で「Welcome to Underground」ってささやいたこと

というものがあるが、個人的に笑えないレベルであった。

というのも、この頃よりテキストサイトが大流行となり、まもなくして大学に入った自分はブログをただただ毎日更新するという業を自分に科すことになったのだ。謎の義務感だった。

当時はブログという概念もなく、簡単に作れるホームページだとかインターネット日記だとかそんなもんで毎日せこせこ更新していた。

インターネットは匿名性が高いため、ポエミーなこと、世の中に対する不満、(個人的に)おもしろ話、完全なただの日記など書き散らした。

痛い。

非常に痛い(爆)。


何なら日記の中でプリン式牛丼(米と具が逆)を頼んだレポートを上げたりした。

今となっては、それ「にくした」だね、なんて分かるが(藁)。

※ちなみに当時の写真。画素数の少なさも時代である

※これでも注文を伝えるのには苦労した。

こんなことをやっていた結果、就活において、すき屋の集団面接でいかれた牛丼の注文の歴史をプレゼンしてしまうという羽目になる。

あばばばばばばば

痛すぎる!!!(核爆)


勿論、逝って良しとなったわけだ。

※AAアートもスマホですたれた

ああ、思い出すのも心苦しい思い出たちよ。

インターネットという恐怖の大王はアンゴルモアの大王という黒歴史を埋め込み、いつ何時でもふっとした時に蘇らせるのだ。


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