市役所を断った理由
お疲れ様です。
本日は、転職活動中に合格した市役所職員試験を最終的に断った理由について話したいと思います。
決して批判する訳ではなく、現職場と最後まで悩んだ末に決断したくらい非常に魅力的な仕事であると感じています。
”安定”は心身の安定があってこそ成り立つ
見出しの通りです。
私は、警察官を退職して一般企業に就職しました。
退職理由については、いずれ細かく説明する予定です。
警察官時代は退職直前は病んで病んで病んでいました。
それまでは仕事に全力で楽しさも見出していたのですが・・・
退職を決断すると、周囲から安定性について指摘を受けることがありました。
確かに安定は誰にとっても重要に違いないのですが、私は率直に疑問を感じていました。
身体と精神が悲鳴をあげているのにこれ以上続ける意味があるのかな?
どんな仕事でも辛いことや、大変なことがあって当たり前で、賃金が発生する以上、責任は大きいと思っています。
我慢する時は我慢する。
このように自分自身に言い聞かせていました。
ただ、本当に嫌で自分に不調が出てきたり、家族に迷惑をかけたりするのは非常にもったいないのではないかと考えています。
転職活動をする中で、家族もいたことから収入面で負担をかけたくないと思い、一般企業と並行して市役所職員(行政職)を受験していました。
(対策等も後々語っていきますね。)
ありがたいことに2つの自治体から合格のお知らせをいただきました。
本当に感謝しかありません。
5社の一般企業からも内定をいただいており、選択肢が多かったので悩みに悩み。
毎日寝ずに将来のことを考えた上で2つの自治体はお断りさせていただきました。
市役所職員は警察官と業務こそ違えど、自分には向いていない。
推測の範疇ですが、決断をしたのです。
雇用や賃金の安定で選べば失敗することが理解できたからです。
家族も大事、だけど働く自分の心身が安定しないと長く続けられず、何より一回きりの人生がもったいないということです。
親からの猛反対
親にはとても感謝しています。
苦しいときにも必ず支えてもらいました。
ただ思えば警察官になったのも親の意見が大きく、自分の意思ではありませんでした。
市役所試験に合格したときもそうです。
大喜びし、市役所なら大丈夫だな。
とねぎらいの言葉をかけてきました。
ですが、親も市役所職員ではありません。
実情を知らない上での喜びにかなりの違和感を感じました。
市役所職員の大変なところをたくさん聞いていましたからね。
あと、最近のニュースの事情も合わせて。
そこで決めました。
もう専門外の方から意見は聞かず、しっかり自分で調べて、自分で決める。
その方が納得できますからね。
私の家族は市役所での勤務に不安を抱いておりました。
警察官が合わなかったのに勤まるのか?
仕事と休みのメリハリがあるところで働けた方が幸せでは?
安易に賃金や世間体で決めないでほしい。
私の本心と一致していました。
家族は見ていてくれたのです。
もちろん親も私を一番に考えてくれていました。
最初は市役所に行くように促されましたが・・・
決断してからは応援してもらい、力が湧きました。
決断後
せっかくいただいた合格でしたがお断りしました。
清々しく話そうと思っていたものの、電話を持つ手は震えていました。
最後まで悩みぬいたところでしたので緊張しました。
そして、残りの5社の中から現在の職場を選びました。
正直今の職場でも、これで良かったのかな?と思うときは多々あります。
年齢的も未経験からの転職は遅く、リスクしかありませんからね。
ただ、オンオフの切り替えが確実にできる環境で、家族との時間も増えました。
警察官時代、自宅では常に眠っていたのですが、活発的に外にでかけるようになりました。
そして、何より私のメンタルが復調し、小さなことで幸せを感じることができました。
他人のアドバイスは有益なものが多いですが、決めるのは自分。
後から自分で決めていれば良かったのにと後悔するようなことがないように、自分で調べて自分で動く、これが大事かなと思います。
もちろん考えが偏ると危険なのでストッパーはいたほうが良いんですけどね。
とまあこんな感じのお話でした。
ありがとうございました。
貴重なお時間いただきありがとうございました。皆様の応援が励みになります。お役に立てれば良いのですが・・・私と同じ悩みをお持ちの方に思いが届けられたら幸いです。