【書評】枯れ葉のような船で幽霊船に会った。そしてもう戻らない、もう2度と戻らない。
オフラインが無くなる世界
今までデータとして取得していなかった、あらゆる個人情報がオンラインデータによって個人のIDとして結びついていく。
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例えば、コンビニでビールを買う。購入者の情報と購入履歴が紐付けられ、どんな嗜好で、どの店舗をよく利用し、どんな支払い方をするのか。まで可視化される時代になる。
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中国のキャッシュレス普及の実態も書かれている。
①路上生活者はQRコードを掲げており、読み込めばお金が支払われる。
②神社の賽銭箱も無くなり、QRコードが貼られている。
③コーヒーショップで現金を使おうとしたら、「お釣りが無いから待ってくれ。」と言われ、隣のお店に小銭を取りに行った。
本当か嘘か分からないが、思った以上にデジタルは普及しつつあるようだ。
リアルがオンライン側に移行した時代
引きこもりの息子を心配した父親が、お店に連れて行った。
息子は、お店に着くと、スマホを開いてツイキャスを始めた。
リアルな友達はいなくても、オンライン上には仲の良い友達が沢山いた。
若い社員が会社で理不尽に感じる企業文化として
1位:対面
2位:電話
3位:メール
と挙げられている。(データが無いので怪しいが)
リアルよりも、デジタルの中の方が、コミュニケーションハードルも低く、「リアル」な人間関係を築きやすい時代になっている。
最近のコロナ騒動で、一層デジタルの世界への進出が強まるだろう。
技術進化によるおもてなし2.0
「冷たいもの」ではなく
「リアルの強みを活用する」
例えば
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ニューヨークのリッツカールトンに宿泊したとき、固い枕に変えてほしいと頼んだら、次にモスクワのリッツに泊まった時、そこにはリクエストを出す前に既に、固い枕が用意されていた。
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なんていうサービスが、どこでも提供できるようになる。
より人間味のあるサービスが提供できる時代になったと捉えるべき。
と書かれている。
デジタルは人の善さを引き出し、コツコツが認められる社会のためにこそある。と。
少なくとも、自分で自分のことを「一流」とか「超一流」なんていう人の為のものではないことを祈るばかりである。
【今日の格言とツッコミ】
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◇格言
・ 楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ。
◆ツッコミ
・お前みたいな奴を「変態」っていうんだよ。
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