【書評】安っぽい夢が輝けば、もう何もかも捨てて行くよ。しがらみ足を取る生活は。
勝負に厳しく、しかし、人情味も忘れない
筆者が大学生の時、大会初戦で敗退。
怒った師範。道場を閉め切ってしまう。
稽古ができなくなった。
師範の怒りを治めるには、並大抵のことでは済まされない。
筆者を始め、代表者全員で丸坊主にして師範に謝罪。
驚いていたが、無事に道場を開けてもらえることに。
稽古が再開された翌日。今度は筆者が驚いた。
師範が、頭を五分刈りにして現れたからだ。
人の上に立つ人には最も大切な要素が詰まっているエピソードだ。
鏡は嘘を映さない
ある程度のレベルを超えれば、鏡に向かって稽古すれば、一人でも強くなる。
鏡と求める気持ちさえあれば、進歩は可能。
「鏡=かがみ」
から、
「が(=我)」を抜けば、「かみ=神」
となる。
高度なものへの道は
結局、基本の反復でしかない。
【今日の格言とツッコミ】
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◇格言
・親切にしなさい。あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから。
◆ツッコミ
・いや、俺の方が厳しい闘いをしてるよ。
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