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上半期を終えた躍年は、下半期にさらに躍年を味わえる助走になったのか

3ヵ月ごとに今年を振り返る。それは、選ばれた者にしか訪れない。今年は厄年ならぬ躍年の貴重な一年だからだ。目一杯味わいたい。気付けば半年経過した。今年も色々あったと思うようにしている。何もないなんて、面白くないことは言わないことにしている。

悪くないね。

私は、ここのところハリー・ポッターのせいで連日魔法の世界へ通っている。それはどうしようもないことだ。つい手を伸ばして振り返ってしまったがために、またしても魔法の世界に誘われてしまったのだ。そもそも読書が私にとって一つの別世界への入り口なのだ。

本を読むとは、私にとってどういうことだろうかと最近考えていた。私が読む本は、ビジネス書や自己啓発や専門書的なものはほとんど読まない。いわゆる小説という分野に括られる。

近代文学が好きだと気付いて読み始めたのも、この何年になる。それまで周りに読書について話す仲間もいなく、そういった勉強もまったくしていない。だけど近大文学が面白く感じるのは、文学がその時代の人間の娯楽の1番手だったからなのだろうと思っている。

すごく表現を競っている。読んでいて楽しい。
書いてる作家の矜持が物凄く伝わってくる。
そして、その文章に熱を感じるからだと思う。

そういうワケでここ最近は、ハリー・ポッターに魔法の世界へ連れていってもらいながら、昭和の文学を読み耽っていた。

そしてこの挑戦が、不思議なことに新しい私の発見に至った。それは、自分の頭の中でしっかりと別の本として、そして読書として区分け出来るということに気付いたのだ。

魔法の世界にいて空を箒で一緒に飛んでいたかと思うと、昭和の作家の思想について思考したりと。

要するに完璧に頭の中で区分け出来ていた。本の世界を私の頭の中を通して行き来することが出来て、互いに干渉せずに別の地図を描けるのだ。

私は思った。

これが天才の頭かと。

これの何が一体自分にとっての発見だったのか私の自分史としての記録として書いて残しておきたい。

私は、生まれて40年併読をしたことがなかったのだ。

兼ねてより、1人の方と真剣にお付き合いしてきた私は、何人も同時にお付き合い出来て、全員に真剣を装う器用なタイプではなかった。併読とは、同時に何冊も少しずつ読む読書界に於いて最大のタブーとされる闇の荒業である。この荒業を本当に成功する人間は、聖徳太子のように徳を積んだ修行をしたのみの人間に起こることだと推測されている。厄介なことに、あたかも聖徳太子のフリをしての「聞き流し」ならぬ「読み流し」の荒業が現代の主流になっているが、「聞き流し」ている人間をそのまま注意出来ない世知辛い世の中になっているので逆の闇現象を引き起こしている。要するに読書界でも本当に何冊も同時に読み、頭の中で整理出来ているかは、解き明かすべき謎であるのだが、読書界に君臨する方々にそこをツッコミすると飢えた知識の理論武装という正当防衛の攻撃をされかねないので様子見で一見平和な均衡が保たれている。だが私はついにそこに足を踏み入れて念願の闇堕ちに成功した。

 木ノ子のここだけの読書界の世界のはなし

常々、40歳を人生の半分と計画していた私は、次の40年を違う人物で生きたいと願っていた。子供の頃からの夢だ。一回の人生で2人分生きてみたいと。それには40年で出来ないと思っていたことをしてみる。ということから変化させようと現在動いている。

その一環として、本名で生きていた他のSNSを全部辞めた。本名に飽きたのだ。飽きたというより本名はきちんと自分の中で全うしたのである。

せっかくなのでこのペンネームで次の40年を生きていくことにした。もしかしたら、60、80歳でまた本名を取り戻すかもしれない。

前回の人生までのルールでは、併読などタブーの中のタブーだったのだが、コニシ木ノ子の人生としては、タブーこそ最大の変化なりを目的に生きるので併読してみたのだ。

そしたら出来た🎊

完全に第2の人生としての出発として華々しいスタートを切ったのだ。これから出会うことになる何人にも言うであろう。

「趣味は併読です」とね。

そして、読書の感想に自分を重ねて、思考や思想の落としどころとしての表現で、素敵に自分の記事を囲んで使用するのは終わりにしようと考えた。

というより、こんな素敵な本読んでて、こんなカッコいいこと書いてる私が好き😍みたいに陥る自分にも飽きたのだ。たしかにカッコよくて素敵でしかないのだが、ここは否定から入ることでもう一段次の人生は上がるのではないだろうかと考えた。

その一環として、創作大賞の応募や今まで書いたことのない自分のはなしなどを書いてみたりして、そこに自分の思想や思考を落とせる表現をこれから試していきたいと考えている。

本を読むということは、その作家のエネルギーをもらいながら、自分の思想を自分が創る物語や表現に反映させていければいいなと考えた。

読書について質問があれば、読書界は優しく応えてくれる人達ばっかりのはずなので。

もっともっと、納得出来る自分の表現を追いたいと考える。

なんのはなしですか

ここ3ヶ月を振り返り、躍年下半期に向けて絶賛躍進中。










 



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