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見えない将来…〜新しい教育を創る〜

遊び舎このいろスクールでは、勉強するかしないかは子ども達次第です。

それには2つの理由があります。

①無理やりやらされるよりも自分からした方が断然身になるから
②勉強以上に遊ぶことや熱中できることに価値を見出しているから

そうは言っても、未知の世界です。
僕も含めて、将来がどうなるか、まったく不安はないわけではありません。

子ども達の成長に時間がかかるので、結果が出るまでに何年もかかってしまうことも不安を加速させる要因かもしれません。

不安を抱えながらも、今をどのように過ごしていくのか、について考えてみたいと思います。


1.自分は経験していないことだから不安

先日、小学3年生の女の子のお母さんから
「こんなに早くから学校に行っていないなんて大丈夫かなぁ?」
という相談を受けました。

そのお母さんも中学生のときに行かなかった時期があったらしく、自分は中学生だったけど、まだ小3なのに…

という思いがあったようです。

1年生のときから、かなり無理をして登校させていたらしく、毎朝のストレスは相当なものだと感じました。

弟や妹の保育園の準備や自分の仕事の調整、本人の説得など、限られた時間で思い通りにならないことをいくつも抱えないといけません。

お話を聞いたときに、
「何か力になれないかなぁ」
と心から思いました。

2.学校に行かないことのデメリットは?

相談があった女の子は、学校に行けば楽しそうに過ごすそうです。
でも、行くときの嫌がり方が大変です。

だから、そんなに無理して行かせなくてもいいのかな、とお母さんも考えられています。

すると、今度は、「行かないことで将来どうなるんだろう?」という不安がついてきます。

なかなか不安を取り除くことは難しいですが、少しでも心を軽くできるように「学校に行かないことのデメリット」を考えてみたいと思います。

皆さんはどんなことを思いつきますか?

僕は、一つしか思い浮かびませんでした。
(僕の場合は、遊び舎このいろに通っている子と学校に行っている子を比べて考えました。)

それは、「学力」です。

でも、家や学校ではない場所で学習している子はそのデメリットもありません。

学校以外の場所で過ごしてもそれほどデメリットはないのかもしれませんね…

ただ、今はまだほとんどの子が学校に行くので、みんなと同じ行動をしているという「安心感」はあるかもしれません。

だけど、それくらいかなぁというのが正直なところです。

3.不登校リフレーミング

冷静に考えていると、不登校はそんなに心配することでもないことに気づきます。
イメージの方が強いのかもしれません。

実際、学校に行ってても行かなくても、誰の1秒先の未来でさえもわかりません。

だから、心配しながら日常を過ごすよりも、少しでも安らかに穏やかに過ごせるように「リフレーミング」という手法を紹介します。

「リフレーミング」とは、事実は変えようがないので、解釈(捉え方)を変えようとする方法です。

雨だから憂鬱になるのか、ランランな気分になるのかは自分で選べるということです。

子ども達の状況を周りの大人がどう受け止めるかで、その子達の将来に大きな影響を与えます。
できれば、いい方向に進むような受け止め方ができれば、明るい未来が待っていると思います。

「学校に行かない」という事実をどう捉えますか?

・将来が心配
・勉強が遅れる
・友達ができないんじゃないか?

と不安に捉えるか、

・先生に怒られることが減った
・絶対にいじめられない
・自分らしく明るい気持ちでいられる

と前向きに捉えるか。

無限に解釈できますので、ぜひ「リフレーミング」してみて欲しいです!

「リフレーミング」もメンタルトレーニングの一つなので、トレーニングによって簡単にできるようになります。

一緒にリフレーミングのトレーニングができるよう、ラインメッセージを送っています。

こちらにご登録ください!!

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フリースクールの設立から教育の試行錯誤までを共有するコミュニティです。 ・フリースクールの運営をして…

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