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人前で話すのが怖くなくなる!あがり症の克服方法

今回のテーマは「あがり症を克服するためにやめたこと5選」です。

我々のスクールは、月に150本近くのセミナーを実施しています。

その半数が、あがり症克服セミナーです。

たくさんセミナーを開催し、あがり症の克服について指導をさせていただいておりますが、私は元々、相当激しいあがり症でした。

小心者で、ビビりで、本当に苦労したんです。

小学校の頃は、先生が「誰か意見はあるかね?」というと、絶対に目を合わせません。当てられたら、何か話さなくてはいけないからです。

社会人になってからは、お客様と話すときに緊張して、営業トークが下手すぎて左遷させられました。

部門の責任者を任され、新入社員の前で激励の挨拶をするときも、ダラダラ汗をかいていました。

「自分の部下に対しても緊張するとは。。。」

自分が本当に嫌になりました。

でも、いまはこう思っています。

誰でもあがり症は克服できると。

今回は、あがり症を改善するために、私がやめたこと5選をお届けいたします!ぜひ、ひとつでもヒントになれば嬉しいです(^-^)/

人まで話すシチュエーション

具体的なシチュエーションがあるとわかりやすいと思います。

今回は、もっとも緊張する人が多いと言われている「人前で話すケース」をベースにお伝えしていきます。

メドレー形式でドバっといきます!

①行きあたりバッチリ

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1つ目。何も考えず、行き当たりバッタリで話した方が、バッチリいく!

わけがありません。

なので、何の準備もせず話すことをやめました。

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ちゃんとシミュレーションをするということです。

これをいうと、「緊張する人なら、普通するでしょ」と思われるかもしれません。その通りです。

ただ、私がお伝えしたいのはシミュレーションの濃度です。

シュミレーションといっても、軽~いシュミレーションから、気合の入ったバッキバキのシュミレーションまで、レベルがありあす。

私は、バッキバキのシミュレーションを行いました。

「人前で話す」となったとき、

・どんな人が、何人いて、どんな顔をして聞いているか?

・どんなスペースで、どんな会場で話すか?

・どんな内容を話すか?

・話した後、どんなリアクションが返ってくるか

ありありと想像します。

また、話すかどうかわからないときも、「万が一話すことになったら…」とシミュレーションしておきます。

例えば「友人の結婚式」。

友人代表の挨拶って、誰がするか事前に決まっていますよね。

でも、頼まれていなくても、友人代表の挨拶を考えておきます。

何のために?

もしかしたら、二次会なんかで急に振られるかもしれないからです。

また、結婚式で突然カメラを向けられて、「新郎新婦に一言どうぞ」なんて言われるかもしれません。後ろの大型モニターを写っていたりして。まさに人前でしゃべっているようなものです。

用意しておけば、サラっと話せます。

何もシュミレーションせずに丸腰で挑むと、ドキッとして緊張するわけです。

用意していても、話さないかもしれません。でもそれでいいです。

行き当たりバッタリでバッチリ行くことなんてありません。

「もしかしたら、今日話すかもしれない」

そこまでシミュレーションしていくということです。

②棒立ちでの練習

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2つ目、棒立ちで練習するのを止めました。

人前で話すとき、話す内容を記憶すると思います。そのときの話です。

「棒立ちで練習することの何が悪いの?」と思うかもしれませんが、私は部屋の中を歩きながら覚えます。

なぜそんなことをするか。

ずっと原稿だけを見て覚えるより、体使って、歩きながら覚えるほうが、覚えにくいからです。

歩くことにも意識を向けないといけません。意識が散って、覚えることに集中できません。

だからいいんです。

実際に、人前に立って話すときは、色んなプレッシャーがかかります。

聞き手が全然聞いてくれていなかったり、マイクが突然使えなくなったり、そんなハプニングもあります。

だから、事前にプレッシャーをかけながら覚えます。負荷がかかっている状態で覚えた方が、必死で記憶しようとするからです。

結果、本番で話が飛ぶことがなくなります。

だから、部屋の中で歩きながら、できるだけ体を動かしながら覚えるのです。

一点だけ注意です。これをやるときは何かぶつかると危ないので、十分気をつけながら実施してくださいね(^_^)

③直前までの練習

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3つめ。ギリギリまでの練習です。

直前まで練習するのをやめました。

会議で発言する、大勢の前でプレゼンする、スピーチする。そういった時間の1時間前からは、リラックスすることに時間をあてます。

やるべきことはやったと。あとはいかに自分をリラックスさせるか。

リラックスしているときの方がポテンシャルが発揮でいるからです。

昔、陸上の女子100メートル短距離走で、フローレンス・ジョイナーという選手がいました。いまでも世界記録保持者です。

ジョイナーはいつもニコニコしています。ニコニコしているほうが副交感神経が優位になるのでリラックスできるのかもしれません。

格闘家で物凄く強いエメリアーエンコ・ヒョードルがいます。まさに百戦錬磨でした。この方は、試合前、だいたい控室で仲間とトランプしています。だいぶリラックスしています。

やはり本番前は脱力タイムが大事です。

直前まで「話すこと覚えなきゃ」って焦っていると、話す前から緊張状態に入ります。

だから話す1時間は、できるだけ周りの人とおしゃべりしたり、唇を動かして、発話しやすくするようにします。

※残りの3つもぜひ動画でご確認ください(^-^)/

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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