NPO法人Mother’s Tree Japan事務局日記〜世界の産道から見えるNIPPON

日本で暮らす外国人ママの産前産後をサポートしているNPO法人Mother’s Tree…

NPO法人Mother’s Tree Japan事務局日記〜世界の産道から見えるNIPPON

日本で暮らす外国人ママの産前産後をサポートしているNPO法人Mother’s Tree Japan事務局です。赤ちゃんを真ん中にした多文化共生社会を目指しています。日本人ママは世界の優しい誰かが、外国人ママは日本人の私たちが優しくサポートできたら素敵な社会になっていきます♪

最近の記事

【天使が舞い降りまくった朝】

今日はちょっとしたこぼれ話^_^ 朝 犬たちを連れて まだ眠る街に お散歩に出ようとしたら いつもの履き慣れた靴の様子が  おかしい😳 と思ってよくみたら いつもの靴と同じ新品が いつもの靴のところに 置いてあったのでした。 すぐに 昨日Amazonからの商品を 急いでそそくさと回収していた 家人を思い出しました。 大病をしたときの自宅療養 NPOの持ち出し運営などで 50をすぎて 貯金がすっからかんで 毎月のマンションの管理費も ギリギリのお恥ずかしい状

    • 根っこは一緒だから

      みなさん こんにちは。 今日は出張で茨城県までいってきました^_^ つくばエクスプレスの車窓から見た空が広かったです! そして案外私の住んでいる国分寺から楽に行けることを発見しました♪ さて、今年は医療福祉機構の助成金で豊島区での外国人母子支援の形を一つのモデルにして 同じように外国人母子支援に力を入れたい自治体にその後押しをする事業をしています。 委託をいただくのではなく、こちらが助成金を利用しての後押し事業なので 所謂プレゼンとは違うため気持ちを楽に行けるとこ

      • メンバーYUI さんの英国日記1〜英国にてマザーズツリージャパンの偉大さに気づく

        こんにちは。YUIと申します。 今年の4月から英国に滞在し、働きながら子育てをしております。 海外に来てみて改めて、マザーズツリージャパンの活動の素晴らしさに気づきましたので、その経緯をご紹介させていただきます。 まず、マザーズツリージャパンとは、日本に来た外国人で妊娠出産を迎える方、あるいは乳幼児を子育て中の方向けに、多言語通訳サービスや、多言語による助産師からの子育てアドバイスなどの支援、その他イベントの開催やよろず困りごとの解決を担っている非営利活動法人(NPO)

        • 【活動の中で一番嬉しいこと と 同じくらい嬉しいもう一つのこと】

          みなさん こんにちは。 NPO法人Mother‘s Tree Japan事務局長坪野谷 知美です。 今日はこの活動をしている中で一番嬉しいことと それと同じくらい嬉しいことをご紹介しようと思います。 一番目に嬉しいこと。 それはもちろん、NPO法人Mother’s Tree Japanにご縁があった様々な国のママたちから、無事に赤ちゃんを出産したよ、というご報告があった時です。 中には生まれて数時間後に赤ちゃんとママの写真を送ってくれるママもいて、リアルタイムで感

          JWENETが産声をあげました♪

          みなさん こんにちは。 NPO法人Mother‘s Tree Japan事務局長つぼみです。 先日はとても嬉しいことがありました。 NPO法人Mother’s Tree Japanの設立当初からとてもお世話になっている外国人女性の会パルヨンさんの東京事務所開所にあたり、様々な外国人支援・交流をしている団体の代表や関係者が集まり茶話会をしました。 初めて会ったと思えないほど、時間が経つにつれどんどん盛り上がっていき、気づくとこのメンバーでグループを立ち上げよう!となり、

          【「…に見えて仕方ない」の感覚】

          バングラディッシュで暴動が起きているのをご存知の方も多いと思います。 日本でニュースになる前に、いち早く私がそのニュースを知ったのは、私たちのサポートを受けたママさんのFacebook経由でした。 今回のきっかけは、軍部の子孫(孫の代まで)が公務員採用に特別優遇(というかほぼその子孫のみ採用)されていることに抗議した学生たちの運動から始まったとされています。 日本人の多くは、「そんなことでこんなに命を落とすまでの暴動に?」と首をかしげる人もいるかもしれませんが、Moth

          【プロの医療通訳者でも陣痛の時は…

          NPO法人Mother’s Tree Japanの頼れるミャンマー語メンバーが出産しました! おめでとうございます㊗️ 元々予定していた帝王切開の日よりも早く陣痛が来て、緊急帝王切開になったのですが、母子とも無事でした。 可愛い赤ちゃんの写真と共に送ってくれたメッセージは 「医療通訳をあれほどしてきたのに、痛みで意識がぼーっとすると日本語が理解できなかったんです。驚きました」 でした(!)。 出産直後のこのコメント自体が彼女のプロフェッショナルぶりを物語っているの

          コンゴから来たご夫妻

          今日は予定より早く緊急帝王切開で赤ちゃんが 生まれてしまい、「赤ちゃんをお迎えする準備が 間に合わない〜💦」というアフリカから来られたご夫妻のところに、ベストタイミングでご寄付いただいた赤ちゃんグッズを届けに、松戸に行ってきました。 (ご寄付いただいたご家族と輸送ボランティアさん、本当にありがとうございました🙏) エレベーターのない古い5階建てのアパートで笑顔いっぱいに迎えてくれたご夫妻は、内戦が激しいコンゴから逃れてきた方達です。 私達はビザや生活支援はできないため、

          流産への寄り添い

          サポートしてきたフィリピンのママから どうやら流産したようだと 朝一番で泣きながら連絡がありました。 お医者さんから「エコーでなかなか確認できないから、もしかしたら…」と言われていたものの 女性にはとてもとてもつらいこと。 初期の流産は赤ちゃん自体の生命力の問題がほとんどなのですが やはりママたちは自分を責めてしまいます。 こんな時は ちゃんと一度病院での処置を受けるように勧めて ただただ、寄り添います。 今回のママは、ご両親を早くに亡くされて、頼る人がいない状

          外国人ママをサポートする理由 その1

          このところ、通常の妊娠出産のサポートだけでなく、様々なサポートが続いています。 例えば *研修医がお産を取り上げた際に肛門部分が損傷して、2度縫合するも失敗して人工肛門に。 6ヶ月経ってもまだ治療の方針が立たない(しかも産まれたのは双子ちゃん(!))中で 赤ちゃんをみていてくれたご両親の帰国が迫っていて、何をどうしたらいいか分からない、と言うご夫妻。 →日本人でも、これは途方にくれます(泣) *介護福祉士の研修中にストレスから生理不順になり、そうこうしてる間に妊娠

          「NPO法人Mother’s Tree Japan事務局便り始めました♪」

          NPO法人Mother’s Tree Japan事務局便りの第一弾は、アフリカから来ている難民申請中の妊婦さんの話から始めたいと思います。 なぜなら、「Mother’s Tree Japan」名前は、カナダ人メンバーが「アフリカでは大きな木の下に母子、祖母3世代、4世代が集まり、みんなでおしゃべりしながらゆったり子育てをしているのよ」と教えてくれたことからつけたからです。 この3月から立て続けにアフリカからやってきて、日本に難民申請を出しているご夫妻からサポート依頼の連絡

          「NPO法人Mother’s Tree Japan事務局便り始めました♪」