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今日は予定より早く緊急帝王切開で赤ちゃんが
生まれてしまい、「赤ちゃんをお迎えする準備が
間に合わない〜💦」というアフリカから来られたご夫妻のところに、ベストタイミングでご寄付いただいた赤ちゃんグッズを届けに、松戸に行ってきました。

(ご寄付いただいたご家族と輸送ボランティアさん、本当にありがとうございました🙏)

エレベーターのない古い5階建てのアパートで笑顔いっぱいに迎えてくれたご夫妻は、内戦が激しいコンゴから逃れてきた方達です。

私達はビザや生活支援はできないため、こんな時はご寄付いただいたもののお届けや、ママの身体のことやNICUにいる赤ちゃんの様子などをフランス語ボランティアメンバーとzoomで繋いでのカウンセリングをしたり、保健師さんの訪問の際のオンライン通訳などをして子育てのサポートすることになります。

日本語を一生懸命勉強していて
「ビザが降りたらアルバイトをがんばります!」と張り切るパパさん。

最後まで
「オツカレサマデシタ。
ホントウニアリガトウゴザイマシタ」を
眩しいほどの笑顔で何度も何度も繰り返してお見送りしてくれました。

 今日も世界のどこかで日本人のパパママもサポートを受けて頑張っています。

どこかで、「恩送り」の、送られた恩が回り回ってこの世界は成り立っています。

コンゴから来たご夫妻と日本で産声を上げた赤ちゃんが無事に生活基盤を築いていけますように。

NPO法人Mother’s Tree Japan事務局長
ツボミ

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