【天使が舞い降りまくった朝】
今日はちょっとしたこぼれ話^_^
朝 犬たちを連れて
まだ眠る街に
お散歩に出ようとしたら
いつもの履き慣れた靴の様子が
おかしい😳
と思ってよくみたら
いつもの靴と同じ新品が
いつもの靴のところに
置いてあったのでした。
すぐに
昨日Amazonからの商品を
急いでそそくさと回収していた
家人を思い出しました。
大病をしたときの自宅療養
NPOの持ち出し運営などで
50をすぎて
貯金がすっからかんで
毎月のマンションの管理費も
ギリギリのお恥ずかしい状況😅
どこを削るかと言えば
当然 自分の衣食や美容代になります。
元々そこまで衣食や美容に
意識がなかっただけに
30年前の服を普通に着ていたり
靴もボロボロでも
本人は「ECO ですし」と
さほど気にならないのですが
流石に今回は底に穴が空いて
雨水入り放題
ソールもなくなり
膝に来たなぁ…
でもクリスマスまでなんとか
持ってくれないかなぁ…と
思っていた矢先の
朝のさりげない形のプレゼントに
お散歩しながら
しゃくりあげて
泣いてしまいました。
理事長でもある父からは
2日に一度食事の差し入れと
管理費が払えなくなった時には
振り込みをしておいてくれます。
「財務のことをきちんと
回せないNPOというもの自体に
懐疑的ですね」
「きちんと回る形で持続可能な
形を作らない運営はどうかと思いますよ」
多くのおじさまたちが
アドバイス?をしてくれますが
やってみた人は知っていることで
日本のほとんどの助成金は
不正防止なのか
事務局運営費や人件費は
出ない仕組みです。
毎年
「事務局の運営費と人件費を丸々削るなら採択します」と連絡が来ます😆
その条件を飲まないと
運営費も出ないので
自腹生活を続けるか
運営をやめるかの2択を迫られ
当然前者を選ぶわけです😅
さらに単年度助成がほとんどなので
将来を見据えた運営が
本当に難しいのが現状です。
課題解決型のNPOのほとんどは
受益者からお金をいただけません。
委託などを受けられるようになるには
よほどのつてがない限り
早くて数年
遅くて10年くらいかかります。
寄付金も
社会課題が多すぎて
また、ときに不正をするNPOや
社団法人が話題になり
無名のニッチな活動をしている
NPOにはなかなか集まりません。
(私の才能不足も大いにあるのですが)
そこで言い出しっぺが
気力の限界のK点超えをしても
「起きるんだ、ジョー!」の世界で
歩き続けることになります😅
まっとうに
ごまかしなく
本来の事業に絞って
回していけるようになるには
10年くらいかかり
それまでに消えていくNPOや
資金集めのため
本来の目的を見失って
お金が入る社会課題に目を向けて
最初の目的と
違う活動になっていくNPOが8割…
と知ったのは
始めて3年が経った頃(笑)。
いやはや、すごい世界なんだなと
改めて思う5年目です😅
「お前が貧困高齢者の
社会課題予備軍だ」
と言うツッコミを自ら入れて
苦笑したりして…
そんな毎日の中で
朝、ポツンと置かれた
真新しい靴。
「どうせ止めても止めても
まだまだ歩くんだろうから
せめてこの靴を履いていきなよ」
そんな声が聞こえて
そんな温かい応援に
涙が止まらないのでした。
涙を拭き拭き
ヨロヨロ歩きの保護犬シニアのポンちゃんを
両手で支えて
元気な保護犬ルークを襷掛けで
汗をかきかきお散歩していたら
優しい70代くらいのおじさまから
ポンちゃんへの
温かい笑顔とエールをいただき
お別れしてから
またまた号泣。
さらに
帰る道すがら
道の邪魔にならないように
マンション脇の
コーナーでポンちゃんを再び
歩かせていたら
近所に住んでいる
大学時代の大好きな先輩が
「つぼのや!」と声をかけて
汗だくの私とポンちゃんを
何も言わずにハグしてくれました。
もうだめだ
涙腺が崩壊だ😭😭😭
こんなスペシャルな朝を
用意してくれた仏様とご縁に感謝。
そして
こんな「フォレストガンプ」の
異名を持つ私を
陰日向に支えてくれる
家族と家人と
メンバーたちとサポーターの
みなさんに
感謝しかない朝です🙏
NPO法人Mother’s Tree Japan
事務局長 坪野谷 知美