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「自分の限界を超えた時に見える景色は?」| 中曽根陽子の今月の探究 2023年4月

こんにちは 中曽根陽子です。

4月になりました。4月は始まりの季節。入学や進級、就職など、新しい環境に入るという方も多いと思います。新しい環境に馴染めるのか心配でストレスを感じているという方もいらっしゃるでしょう。ストレスというと、何かネガティブな状況に置かれた結果と思いがちですが、必ずしもそうではありません。例えいい状態で過ごせていたとしても、新しい環境に馴染むために、人はかなりエネルギーを使っているので、気づかないうちに疲れも溜まっていきます。なので、普段以上にお子さんはもちろん、あなた自身も睡眠・食事に気を配り、体を整えてくださいね。

そんな話を現役の保健室の先生に取材し東洋経済の連載でも書いたので、読んでくださったら嬉しいです。

さて、今回は自分の限界を超えていくというお話をしたいと思います。

先日私は、TED X OGIKUBOというイベントに参加しました。TED Xは、あのTEDから公式にラインセンスを受けて行われるプレゼンテーションイベントで、“Ideas worth spreading”(広める価値のあるアイデア)の波及を行うために世界各地で行われています。

今回のイベントには、はなまる学習会の高濱 正伸さん、大学教授の本間正人さんも登壇される中、小学生・中学生も「Making the future」というテーマのもと、それぞれの視点で、工夫を凝らしたスピーチをしてくれました。

その中の一人小学4年生のパタソン加弥ちゃんは、最年少ながら、見事なパフォーマンスを見せてくれました。

実は、加弥ちゃんのお母さんはマザークエストのチーム子育てにも参加してくださっているので、登壇を決めて当日を迎えるまでのエピソードを聞いていました。

登壇を勧めたのはお母さんで、本人もやるとは言ったものの、実際取り組んでみると、思った以上に大変で、練習に身が入らない時もあり、お母さんも葛藤があったそうです。
(詳しいことはブログに書くのでそちらをご覧くださいね)

それでも、当日は見事にやり抜き、会場から大きな拍手が湧き起こりました。

終了後に本人に感想を聞くと、「達成感」と一言。その笑顔を見て、「できるかどうかわからない、ちょっと大変なことにチャレンジしたからこそ得られるものがある」ということを改めて教えられました。

お子さんに、できるかどうか分からないこと、あるいは苦手なことにも挑戦して欲しいと思った時、皆さんだったらどうしますか?

答えは一つではありませんが、子どもの力を信じること。そして大人自身が挑戦する姿を見せることかもしれませんね。

今回のイベントでは、大人が希望を語る姿に、子どもは励まされ、希望を持っていいのだと学んだことでしょうし、反対に大人は、子どもからの問いかけにハッとさせられ、チャレンジする姿に心を揺さぶられました。

私自身も、チャレンジすることを諦めない自分でありたいなと思いました。


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