なかむら あけみ

科学ジャーナリスト 4児の母。元全国紙記者として10年勤務後、フリーに。ノーベル賞受賞…

なかむら あけみ

科学ジャーナリスト 4児の母。元全国紙記者として10年勤務後、フリーに。ノーベル賞受賞者ら著名人から無名の人まで、過去2万人以上の取材経験をもつ。4人の出産・育児経験から、お母さん・お父さんのために科学的な育児情報をシンプルに提供している。

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  • 「子どもを大事にしてくれる保育園」選びのコツと考え方

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あなた自身も、お子さんも、 自分らしく生きられる暮らしのマネジメントを。 育休から復帰するワーキングマザーがが、 育休復帰のハードな時期を より自分らしく乗り越えるために。 「どうやったら忙しい中でも、子どもが愛情不足にならずに育つ?」 「忙しい中、育児と仕事を両立させる効率的な生活の考え方って?」 あなたが、 母として、安心して子どもを慈しみ、 社会人として、安心して仕事に向かうために 必要となる「ワーキングマザーの暮らしの土台」となる情報が、ここにあります。 「ワ

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    • 臆病者よ、100点は必要ない。60点でもう十分だ。

      【60点取れるのに0点取る恐怖に襲われ、  白紙で提出するテスト】こうみえて、臆病です。 たぶん、もしかしたら60点取れるのに 0点取る恐怖に襲われ、 100点を求められていると勘違いし、 途中まで回答したのに、 白紙で教師にテスト提出する。 そんなことを繰り返しやってきました。 (あ、学生時代じゃなくて、この数年のお仕事ですね) 失敗するのを恐れて、 なやんで立ち止まってもう何年も動いていないことがたくさんある。 「やるよ~!」って宣言して、やらなかったことがいっぱ

      • バーチャルの世界で、胸を潮風が通り抜けた経験。

        灯台をぐるぐる、階段を上り続けて、視界がひらけた。 眼前に、広がる水平線。 小鳥が鳴いている。 さざ波がたっている。 私は、かつてない不思議な開放感を感じていました。 やわらかな潮風が胸を通り抜けて、 心の靄を吹き飛ばしてくれた、ような気すらしたのです。 「ような気すらしたのです」というのは、表現の間違いではありません。 これは、すべてバーチャルの世界での体験だったから。 すべてバーチャルの世界での体験 実際に、そこに風は吹いてはいませんでした。 実際に、私は風に吹

        • 【社会を変える、方程式】母4人の活動が3か月で、行政を動したこと。

          あなたは、こんな風に思ってませんか? 「社会ってどんなにしたって、動かないでしょ」 「ツイッターでつぶやいてもさ、署名したってさ、動かないじゃん」 「会社でいいことやってプレスリリース出しても、どこも報道してくれないしね」 「やったって、無駄じゃん」 それはね、正しい道筋を踏んでいないから。 正しい道筋を踏んだら、あなたのその調査も、その活動も、たくさんのメディアに取り上げられたり、社会を変える布石になったりしていたかもしれません。 実は私も、以前までそう思っていました。

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        • 「子どもを大事にしてくれる保育園」選びのコツと考え方
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        記事

          保育園、あなたはどう選びましたか?

          「4人もお子さんがいて、  あけみさんは、いったい保育園を、どうやって選んだんですか?」 実は、この「保育園特集」は、あるお友達のお母さんから、何人かに聞かれたことがきっかけだったんです。 質問されて、「おや?」と思ったんですね。 「英会話とかスイミングとか習い事ができる園か、  すぐにお迎えのできる近所の園か、迷ってます」 「やっぱり新設の施設のきれいな園がいいと思って」 「近所の兄弟のいる園か、遠くの居心地のよさそうな園か迷ってます」 「あれ?」 みんな「選び方」

          保育園、あなたはどう選びましたか?

          選べなくても保育園を選ぶことで「保育の質」を理解できる

          前回は「保育園て選べるの?!」と言うところからのスタートでしたね。 「ひとつの園しか基本的に通わないので、その園の保育がすべてになってしまう」ということをお伝えしました。1つの園しかしらないと、その保育の良いところも、改善点も比較対象がないので解りません。 「保育の質」を理解する目を育てる「保育園、選べなくても選びませんか?」というわたしからのメッセージは、「たとえ選べなくても、いろいろな園のことを見聞きして知るだけで、”今あなたのお子さんが通っている園、これから通う園が適

          選べなくても保育園を選ぶことで「保育の質」を理解できる

          「え、保育園って選べるの?」

          あなたは、お子さんの保育園や幼稚園、託児施設をどう選びますか? もしくは、もう入園、または卒園されていたら、過去にどう選びましたか? わたしは育児と保育園とのかかわりを始めてから12年。 振り返ってみたら、1人目育児の時、 保育園選びの仕方は、全然、分からなかったんです。 どんなふうに探したかっていうと「家の近くで、とにかく入れるところ」。 だって、育児の仕方も、子どもの育ちも右も左も分からない。 おまけに市内は待機児童が全国トップレベルでいっぱい。 たまたま

          「え、保育園って選べるの?」

          2020年、お母さんは、ほんとうに頑張った。生きているだけで、歴史的偉業。

          今年も1年が終わろうとしていますね。どうしても1年の終わりにあなたにこのメールを送りたくて、4人の子どもが眠った後に書いています。本当に、大変だった1年でしたね。。。。。 もしかしたら、普段からギリギリで「肩の荷」が重すぎて大変なところに、さらにどっと1tレベルで肩の荷が追加されるような年だったかもしれません。 令和のお母さんたちへ。2020₋2021年、年末年始自分をいたわってあげてください。 だから、どうか、あなたにお願いです。 1年の終わりに今まで頑張って生き抜いて

          2020年、お母さんは、ほんとうに頑張った。生きているだけで、歴史的偉業。

          働く母の無力感と罪悪感をどう癒すか?

          育児をしているお母さんは、常に「無力感」がベースにある。 「お母さんってすごいよね」だなんて言われても、 常に「自分はなにもできない」という思いに支配されている。 赤ちゃんは可愛い。 子どもは可愛い。 だけど、ひとりで自由に好きな場所へ行き好きなことをしていた時とは雲泥の差。 「思い通りに動けない」がこれほどしんどいものか、 もともとあった「わたしは無力だ」という感覚は、孤独な育児でさらに増大していきます。 わたしには何もできない。 ほかの人はとてもしっかりしている。 な

          働く母の無力感と罪悪感をどう癒すか?

          2030年11月、新内閣組閣。半数が女性で、半数が子育て世代。

          首相官邸の2階から3階へ上がる赤じゅうたんの階段。階段前には、報道陣が集まっています。今、新内閣の大臣が、揃って歩いてきました。新聞社やテレビ局のカメラのファインダーには、色とりどりのドレスや、モーニング姿が映っています。男女比は1:1。ドレスの色で画面は、とてもカラフルで、平均年齢が40代という、これまでにない若々しい内閣です。 最後に内閣総理大臣が中央へ。 「次の世代をつくるのは、子ども。わたしたちも、かつては子ども。子どもを大事にする社会こそ、持続可能な未来をつく

          2030年11月、新内閣組閣。半数が女性で、半数が子育て世代。

          「ママは、たたく」。――我が子を叩いてしまった時。

          「愛とは、許すこと」と言われます。 多くの親御さんは、わが子が万が一、罪を犯して刑務所に入ったとき、何のためらいもなく、その子が出所するのを、ずっと待ち続けると言うでしょう。 でも、きっと、あなたの子どもが逆の立場でも、あなたのことを受け入れ、待ち続けてくれるのではないでしょうか。 数年前、息子(当時2歳)のイヤイヤと私の寝不足が重なった時期がありました。 私は寝不足のイライラから、寝起きにかんしゃくを起こしていた彼のほっぺたを、思わず両手ではさんでしまいました。

          「ママは、たたく」。――我が子を叩いてしまった時。

          お子さん看病中の、あなたへ。 スウェーデンのNICUの真似してみると、治りが早くなる…?!

          ロタやらノロやらインフルエンザやら。 全国的に流行ってますよねー。 高い熱。下痢。 心配ですよね。 親としては、できるだけ何かしてやりたいと思う。 でも 寝かせる、 栄養をとらせる、以外に、何かあるか??? そんな、愛情たっぷりのあなた。 それだけですごい親力です。 ここでひとつ。 最近、なかむらが発見した新しい看病のあり方をお教えしましょう! ズルルルルルルル…(ドラム音) ズルルルルルルル…(ドラム音・しつこい?) ジャーン!!! それは「添

          お子さん看病中の、あなたへ。 スウェーデンのNICUの真似してみると、治りが早くなる…?!