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保育園、あなたはどう選びましたか?

4人もお子さんがいて、
 
あけみさんは、いったい保育園を、どうやって選んだんですか?

実は、この「保育園特集」は、あるお友達のお母さんから、何人かに聞かれたことがきっかけだったんです。

質問されて、「おや?」と思ったんですね。

「英会話とかスイミングとか習い事ができる園か、
 すぐにお迎えのできる近所の園か、迷ってます」
「やっぱり新設の施設のきれいな園がいいと思って」
「近所の兄弟のいる園か、遠くの居心地のよさそうな園か迷ってます」

「あれ?」
みんな「選び方」の優先順位に「子どもがいない」って。

「保育園 選び方」の優先順位に「子ども」がいない事実。

それで、長年、ずっと不思議に思っていたことがつながりました。

どこでもいいから、とにかく入れるところに入れたかった。
 近所の園を上から順番に
 第1希望から第6希望まで順番に書いたら、この園になったよ」。

「え?見学?どこも行ってません。
 電話?問い合わせ?全然、してない。
 だって保育園ってどこでも一緒でしょ?」。

「園からスイミングに通わせてくれるから、絶対にここ!」。
「園舎が新しいし、床暖房も入っているからA園に行かせたいんです」。
「駅から近いし、おふとんもクリーニングしてくれるから絶対B園!」。

長年、けっこう、こうした園選びをしている声を見聞きしてきたな、と。

保育園は、「みんな同じ基準で保育してくれている」という思い込み

それで、ようやく保護者達の多くは「保育園は、同じような基準で、同じように保育をしてくれている、と思っているんだ」ということに初めて気づいたんです。

でも、そんな私の園見学も、最初は「とにかく預けられるところ」から始まったんですね。
私も、最初は「どこの保育施設も同じようなレベルで保育してくれる」と思い込んでいたんです。

なんせ最初に住んでいたのは待機児童全国トップレベルの保活激戦区。
「入れられるところ」を探しながら見学していきました。
そうしたら、驚愕。「入れられても、ここにはさすがに入れたくない」園が結構あったんですね。

見学では基本的に毎回30分以上、施設長や主任保育士から話を聞いてきました。半ば、職業病ですね。「見学」する際の視点は、かなり抑えめにしていても普通に取材レベルの観察と質問になります。
「こんなにたくさん質問をする保護者の方は、初めてです」とよく言われました。

そうこうするうち、認可から無認可や託児所まで、12年間で、3つの自治体に渡って、認可私立保育園、公立保育園、無認可保育園、託児所、幼稚園含めて20施設以上を生で見学してきました。

見ていくうちに、わたしの基準は、途中から「子どもを大事にしている園かどうか」に変化していきました。
いいえ、過保護かどうかが大事なのではありません。いいえ、過保護かどうかが大事なのではありません。

「うちの子が、クラスの仲間たちとともに、お互いに本来の心身の力を最大限に伸ばしながら、ともに成長できる環境かどうか」。

1人目育児でも、たった30分の保育園見学でわかる「保育の質」の見分け方発見!

こんな抽象的な判断、30分の見学でわかるはずないですよね。
でもね、最近も2園を見学する機会があったので、この時、パッとわかったんです。
不思議と「子どもを大事にしている保育園」に共通している、建築上の特徴や、園長の特徴があるということが。
そして、振り返って20園を分析してみると、それは「子どもを大事にしていない保育園」にはなかった特徴だったんですね。

そういうわけで、この「保育園選び」特集につながるわけです。そして、ようやく編み出した?「30分の見学で分かる、絶対に後悔しない保育園の選び方」も執筆中です。請うご期待。

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