挑戦するカルチャーを育てて「できない」を「できる」に。
マザーハウスでは「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念に共感した仲間たちが日々働いています。
「なぜマザーハウスに入社したの?」「実際に働く中でぶつかった壁は?」「仕事を通じて実現したい夢は?」等々、マザーハウスではたらくリアルをスタッフに聞くスタッフインタビュー。
今回は、2019年に中途入社した月原を紹介します。
プロフィール
途上国の生活を豊かにするために技術職に
ー途上国にもともと関心があったそうですが、きっかけを教えてください。
大学院でアジア7か国で水質の研究をしていました。研究を重ねる中で、途上国の人たちを豊かにしたいと思い、卒業後は海水の淡水化や、ゴミ処理事業をもつ重工業メーカーに入社しました。
ーでは、お仕事でも海外に行くことが多かったんですか?
それが、配属されたのは国内の下水処理場の設計で、当初思い描いていたとは少し離れた仕事をしていました。会社としては様々な国と関わり合っていたのですが、大きな組織だったこともあり、自分の居る場所から世界とのつながりを実感することは難しかったんです。
26歳、想いを実現できる会社へ
ー全く異なるお仕事をされていた月原さんですが、なぜ、転職先にマザーハウスを選んだのですか?
転職を考えた時、最初に思い出したのが大学院で知ったマザーハウスでした。当時読んだ代表である山口の著書「裸でも生きる」を読み直し、「途上国の人たちを豊かにしたい」という想いが実現できるのではないかと希望を抱きました。
また、お店のスタッフがマザーハウスの商品や職人はじめ、仕事に誇りを持って働く姿を見て「ここなら途上国への想いを持ちながら自分も成長できる」と感じたんです。当時26歳、まったくの畑違いですが、早めに転職をしてがんばってみようと思い切りました。
旅行の思い出に残る、一期一会のおもてなし
ー京都、大阪で店長をされてきた月原さんですが、関西エリアで働くおもしろさは何でしょうか?
関西エリアは観光地にあるお店も多く、遠方からお越しくださる方もいらっしゃいます。関西への旅行の思い出の一つにしてくださっていたのが嬉しかったです。お店で過ごしていただける時間は1日のわずかな時間かもしれませんが、お客様の思い出に残る「一期一会のおもてなし」を心掛けていきたいです。
「自分は向いていない」と決めつけていた
ーおもてなしについて語ってくださいましたが、とはいえ技術職からお店での接客、実際は大変だったのではないでしょうか。
そうですね、スムーズではなかったです(笑)ファッションも接客も得意ではないと覚悟していましたが、最初は本当に何もできず「お店に居る意味がない…」と落ち込みました。
ただ、どこかで「いつかバックオフィスに異動したら成果出せるはずだから、今はしょうがない」という甘えと、「接客が向いていない」という決めつけが、自分の幅を狭くしていることに気が付きました。
ー甘えと決めつけ。はっとした瞬間があったんですね。
はい。それからはもう一度自分に向き合って、目の前のことに全力で取り組もうと気持ちを新たにお店に立ちました。少しづつですが、お客様との時間を楽しめるようになり、今では店長を任せていただいています。
転職当時はバックオフィスの仕事を考えていましたが、「中小企業の経営者であれ」と社内で言われる店長の仕事が楽しく続けています。得意な仕組化が生かせたらと、ショップ部門全体のおもてなしとオペレーション効率化のバランスを図る「特オペプロジェクト」でもリーダーとして活動しています。
できないと決めつけず挑戦する人を増やしたい
ー今後会社でやっていきたいことを教えてください。
組織にチャレンジングな人を増やすことに貢献したいです。マザーハウスは自ら手を上げて、努力するスタッフを応援するカルチャーがあります。2023年の夏に会社の海外研修制度「ファクトリービジット」で生産地のひとつ・バングラデシュに行ったのですが、職人たちも「まずはやってみよう!」とうことを大事に毎回チャレンジングなモノづくりに挑戦していて、負けてられないな!と背中を押されました。
仕事はすぐに結果が出ることばかりではないですが、できないと決めづけずに挑戦する楽しさを、後輩たちにも味わってもらいたいです。挑戦する人、アクションする人が増えることが、ブランドの成長につながることを信じています。
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途上国から世界に通用するブランドを「つくる人」に。
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を体現するために、目の前の先入観や常識にとらわれず、常に本質的なことは何かを考え、
生産国、販売国の垣根を超えた仲間と共に、前例のない挑戦を続けてきました。世界に通用するブランドになるために共にマザーハウスで挑戦する仲間を募集しています。
読んでいただいてありがとうございました!マザーハウスをもっといろいろな角度から楽しんでいただける毎日の出来事を、生産地やお店からお届けしていきます!