見出し画像

京都エリアみんなの想いが詰まった「京都エリア限定チョコレート」

※【京都エリア限定チョコレート 夜風】は販売を終了いたしました。その他のフレイバーはオンラインストアにてご購入いただけます。

こんにちは!今回担当させていただく、大丸京都店の西上と申します。今回は、私の方から、【京都エリア限定チョコレート】について、ご紹介させていただきます!

まず、初めましての方も多いと思いますので、私も自己紹介からはじめたいと思います。
私は2019年新卒で入社しました。(京都エリアには、他にも2人同期がいます!)大丸京都店には、オープンのタイミングで配属されました。
マザーハウスに興味を持ったのは、大学時代に国際協力について学んだり、ボランティアに参加したりする中で、そのやり方にモヤモヤする気持ちが溜まっていたときのこと。たまたま読んだ雑誌のマザーハウスの記事に目が留まりました。実際にお店を訪れ、「途上国の素材・職人の個性や可能性に光を当てる」という考え方を知ったときに、ものすごく心にビビッときて、自分が本当に納得できて、やりたいことはこういうことだと直感で感じ、入社を決めました。
スリランカでホームステイをしながら現地の幼稚園でボランティア活動をした経験も、途上国に関わる仕事がしたいと思ったきっかけの一つです。

スリランカボランティア

京都エリア限定チョコレートとは
大丸京都店1周年・京都メンズ店オープン・京都三条寺町店リニューアルオープンの記念として、京都エリアの4店舗で企画した京都エリア限定チョコレート。6月上旬〜店頭にて販売を開始し、ご好評をいただいたため、現在はオンラインストアでもお取り扱いをしています。
チョコレートのフレーバーは、「山椒×柚子」。もともとイロドリチョコレートの中で人気のあった「黒胡椒×柚子」の味の「夜風(よかぜ)」というチョコレートをアレンジしたものになっています。
ちなみに、マザーハウスのチョコレートは、京都発祥のチョコレートブランド、Dari Kとコラボしています。Dari Kは、インドネシアで高品質なカカオを生産するところから、チョコレートを製造・販売するところまで行っているチョコレートブランド。ダリKとマザーハウスはミッションに通ずるところがあり、オリジナルチョコレートを一緒に作ることになりました。

どんな味?
「山椒×柚子」という珍しい組み合わせのチョコレート、味が気になりますよね。
辛いものより断然甘いもの派の私は、正直最初は「微妙な組み合わせかも、自分から選ぶことはない味だな」と思っていました。しかし、実際に食べてみると、意外とバランスの取れた食べやすいお味でした!まろやかなホワイトチョコレートがベースなので、パンチが強い味というわけではなく、鼻からふわっと抜ける柚子や山椒の香りが爽やかなアクセントになっています。私とは逆に、甘いのは苦手という方にも、食べていただきやすいお味です。夏の時期には、ちょっと冷やしてから食べるのもおすすめ。口に入れたときの清涼感が少し増すように感じます。

限定チョコができるまでの裏話
今回は、京都エリア4店舗と、マザーハウスのマーケティングチームとの合同でこの限定チョコの企画を進めたこともあり、完成するまでには様々な苦労もありました。
ぜひ、店舗でスタッフにも聞いてみていただきたいのですが、ここでは一番濃い議論が繰り広げられたチョコレートのお味選びについて、少しお話しさせていただきますね。

まずは、食材探し。
京都のお客様に愛していただけるものを使いたいと、最初は、京都エリアスタッフの人脈も駆使して、実際に京野菜や京都のお茶を扱っているお店にご相談させていただいたりしました。
店舗のみんなでいくつも味の組み合わせのアイデアを出し、現実的にチョコレートに合うかどうかを考えながら、何パターンも案を練りました。写真はそのときのメンバーのノートの一部です。

画像2

ちなみに、甘党の私は、「鹿ケ谷かぼちゃ」や「きなこ」の案も出していました。

紆余曲折あり、最終的に、「夜風」というイロドリチョコレートをベースに、京都らしい食材として、京都名物の七味と、京都ではなじみのある山椒が選ばれました。調べてみると海に面しているところが少ない京都では、古くから魚などを輸送する際の保存料として山椒が使われていた背景があり、うどんや丼物などにも山椒を入れるほど日常的な食材として親しまれているんですね。
このふたつと「夜風」に使われている柚子を組み合わせて試作品を作り、そのどちらかの中から選ぶことに!
京都エリアのみんなで試食したのですが、初めて食べたときの私の感想は…
七味×柚子⇒「七味のぴりっとした辛さが勝ちすぎてチョコの味が負けてる…

山椒×柚子⇒「この味、想像ついてなかったけど、新しいし、意外とおいしい!ぜったいこっち!!」
他のメンバーからも山椒が圧倒的人気でした。
結果、柚子×山椒の組み合わせが採用になりました。

そこから、さらに味の微調整をし、ついに京都限定のチョコレートが完成!
その後、POPやフライヤーの準備などもあり、けっこうギリギリまでバタバタしましたが、何とか予定通りお店に並べることができました。

いかがでしたでしょうか。限定チョコレートを実際にお店でご覧いただけるのは京都の4店舗だけですので、ぜひお店で手に取ってみてください!
このnoteを通してみなさんに少しでも、京都エリアのお店の魅力やスタッフの個性を感じていただけたら嬉しいです♪

この記事が参加している募集

ご当地グルメ

読んでいただいてありがとうございました!マザーハウスをもっといろいろな角度から楽しんでいただける毎日の出来事を、生産地やお店からお届けしていきます!