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初めまして

初めまして。nanaです。
まず自己紹介をしてみようと思います。ちょっと詳しく。
ちょっと長めです。笑

わたしは1986年生まれで現在33歳です。(2020年5月)
2013年に部分胞状奇胎と診断され2度の手術。
その後わずか3%の確率(確かそれくらい)である侵入奇胎へと進行してしまい抗がん剤治療を開始しました。
間隔を空けながらの治療で1年ほど経ってもhcgの数値が
収まることはなく、じぶんでもこのまま抗がん剤治療だけ
していることに疑問を感じ、インターネットや本で情報を集めて、
そして3剤投与を実施して、治療にも限界を感じたわたしは
抗がん剤治療をやめることを決めました。
facebookで知った先生のクリニックを訪ね、まずは食事療法、低温サウナなどいわゆる自然療法に取り組み始めました。
半年くらい過ぎて、調子もいい感じだったのでアルバイトを始めたり、分子栄養学の資格取得をしました。
2016年春、大量の不正出血により貧血で救急車のお世話になりました。
そこで子宮の腫瘍が育っていると判明。絨毛癌と診断されました。

その頃の知識で、断糖、高濃度ビタミンC点滴、温熱療法など取り組むも、
貧血は進む一方、だんだん行動範囲は狭まり、少しの散歩がやっとでした。
肺転移も進行しており、2016年末には入院。
そこで、先生からこのまま抗がん剤治療をしなければ余命3ヶ月だと宣告を受ける。
抗がん剤治療開始。

とても愛のある先生と巡り会え、これまで突っ張っていたじぶんのこころが溶けていくようでした。誰かに甘えられる温かさを感じました。
最終的にかなり腫瘍も大きくなってしまい、手術をするしか方法がなくなり
子宮摘出。
それまでの3剤では効果が薄くなってしまい初めて死というものを現実的に捉え始めました。緩和ケアの看護師さんとお話しさせてもらったりこれからのじぶんの残りの人生を考えた時間を持ちました。
そこからシスプラチンを導入したことで功を奏し、2018年の夏に治療を終え、2020年春、先生から正式に寛解と思って大丈夫だと言われました。

現在は元気ですが、いろいろな痛みや、危機を乗り越えてきたためのトラウマのようなものかな?ちょっとパニック障害ぽさもあるので、それと向き合いつつ、わたしらしく生きること。今は安心だよということをわたしに伝え続けています。

2019年の夏に取得したヨガの学びも生かしながら、瞑想、マインドフルであることなどを練習しているところです。

病気と向き合うことは本当に大変だったし、思い出してもつらくなることもあるくらいですが、でも子宮がわたしに教えてくれたことは素晴らしいもので、わたしとして人生を舵取りするってどんなことか、わたしを生きるってどういうことか、そうしたら世界の見え方がまったく変わること。

世界って美しいこと、わたしって美しいこと。

気づくことができてわたしは本当に幸せだから

だからそのことも知りたい方に伝えられたら嬉しいし、
過去のわたしが誰かの体験談とか、お話を聞きたかったように

今こういう体験を聞きたい方に届いたらいいなと思って

拙すぎる文章ではありますがnoteに書き残してみます。

よろしくお願いします。

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