自分のためだけでなく、誰かを笑顔にすることもできる
『MOTHER Bracelet』完成披露発表会の特別ゲストとして女優・藤原紀香様をお迎えしました。前半の藤原様が健康管理で気遣っていることに続き、後半では、「エナジーポイント」と「寄付」についてお伝えいたします。
1. エナジーポイントは誰かの笑顔につながる
これには、私、びっくりしました。最初は「エナジーポイントってなに?」と思ったんです。
みんな歩いたり、自転車に乗ったり、泳いだりしますよね?綺麗になりたいから、そして健康になりたいから今までは自分のために動いていた。
ただ、こうやっていつも身につけていて、記録されることでエナジーがポイントになって、自分の好きなことに使える。その方法は様々で、貯めるだったり、交換するだったりして、そこの選択肢の一つの中に「寄付をする」っていうこともある。
自分の運動が誰かの役に立ち、誰かの笑顔につながると思うと、もっと体を鍛えようという気持ちになりました。
だから、「もうちょっと走りたい」というモチベーションを高めて、少し走ることで誰かを笑顔にできる、というのはとても画期的なことだと感動しました。
これはみんなに伝えなければと思い、記者会見の前にいろいろな人に話しました。みんな驚いていました。エナジーはすごく興味を持ってもらえるポイントでしたね。
そう思いました。
自分が身につけている。それによって、自分ごとに繋がる。
自分が溜めたエナジーポイントが誰かの役に立ってる。自分の汗や努力の結晶が誰かの役に立ってることは自信になります。「寄付」が皆さんにとってなじみやすいことになるんじゃないかなっていうことは感じました。
2. 「Smile Please☆世界子ども基金」も寄付先の一つ
2002年から芸能界とは違うところで密かに続けてきた活動ですが、仲間は4人しかいないので、「MOTHER Bracelet」と一緒に知ってもらえるのはとても嬉しいです。
それだけではなく、アプリの中にどんどん寄付先が追加されるのも楽しみです。自分のところだけでなく、「あ、こんなNPOもあるんだ」っていうことを知れる楽しみがあります。
個々の想いにあった寄付先が追加されると思うので自分自身も学びたいなと思いましたし、参加したいなと思いました。
3. 活動のきっかけは夢と笑顔
そうですね、2002年にアフガニスタンに行って、現場の状況を見たっていうことが大きいです。テレビや雑誌、新聞で見ていたこと以上に、もう心の中にズドーンっていう思いがあったんです。
もちろん、悲惨な状況もたくさん目にしました。
しかし、日本に帰ってきて、プロのカメラマンのように上手に撮れるわけではありませんが、闇雲に撮った写真を見ると、悲惨な状況よりも子どもたちの笑顔が多く、「何かしなければ」という思いでいっぱいになりました。
アフガニスタンに1週間いったんですけど、子どもたちに「なに勉強しにいくの?」とよく声をかけました。子どもたちは、「字がかけるようになりたいんだ」、「先生になりたいから」「おうちの人を助けたい」ってみんなすごい夢を語るんですよ。
最後の日、私が「帰るね、バイバイ」って言ったら、ワーッとみんなが丘を登ってきて、「帰らないで」、「忘れないで」って言ってくれたときに、ばあっと泣いてしまった。
そしたら、子どもたちが私を見上げて、「笑顔で、元気でねっ!」と言ってくれたんです。
東京に帰って、みんなで写真を見せあっていたときに、「写真展をやろうよ、みんなに見てもらおうよ。それで寄付を集めよう」となりました。
向こうで一番感じたのは、やっぱり教育だと思ったんです。
学びたいのに学べない子たちがたくさんいました。学びたくてもいろいろな関係で学校に行けない。
まずは学校を作ろうということになったんです。
決して私1人がやってるわけじゃなくて、今まで開催してきたチャリティー写真展やチャリティー講演会では、入場料500円をいただき、みんなで作った学校でした。
まだ学校を建てた場所に行けてないのが残念ですが、早く平和が戻ってくることを心から待っています。カンボジアやネパールで学校を建ててきましたが、学校をどんどん建てるだけでなく、ソフト面の教育、学校の先生のトレーニング、教材なども必要です。まだまだ足りないところもあるので、いろいろと調査したり、現地の方とコミュニケーションをとったりしていきたいと思っています。
コロナが落ち着いたら、あっちに行けたらいいなと。
なんかこうかけがえのない経験をさせていただいてます。
4. 原動力はやっぱり笑顔
やっぱりいただいて帰ってくるものっていうのは、笑顔のエネルギーなんですよ。だから、「Smile Please」というNPOをつくり、たくさんたくさんスマイルのエネルギーをもらって帰ってくるわけです。
例えば以前、カンボジアに学校を作りました。学校の完成を祝うセレモニーがあり、日本の皆様からのメッセージをお伝えしました。
子どもたちからは「たくさん友達を作って、たくさん勉強して、日本とカンボジアの架け橋になれるように日本語を勉強します」って返ってくる。
そしたら「うさーぎおーいし、かのやまー」って日本語で歌ってくれて、もうびっくりしちゃって、涙が止まらなかったです。
「どうして?」って聞くと「自分たちは何も返せないから、日本語を勉強して日本語で歌いました」って言ってくれて感激しました。
何かしなければと思い、輪唱がないと聞いて、他の4人で「しーずかなもりのこーはんのかげから」って輪唱をしたところ、大きな喝采と拍手をいただき、とても嬉しかったです。
そういうコミュニケーションみたいなものは、仕事では得られないし、日常生活でも得られない。誰に強制されるわけでもなく、旅を続け、笑顔に出会う。そして自分たちがしたことは自己満足でもいいと思ってるんですよ。
「自己満足なんじゃない?」って言われるけど、「何が悪いの?」って言える強さができた。何を言われようとも「継続は力なり」。
何を言われようが、自己満足でも誰かの笑顔の役に立ってるっていうことが、ここ(心)にあれば何も怖くないなと思うんです。
だからこそ、MOTHER Bracelet に出会い、その理念を聞いたとき、自分のため「For me」だけではなく、「For you」という理念にとても感動しました。そんな仲間のところに入れていただけて、すごく光栄です。
5. 誰かの笑顔につながる生活
世界初の充電がいらないっていう画期的なデバイスがすごいのはもちろんです。加えて、自分が美しくなるために、健康になるためにしたことが、誰かのためになり、誰かの笑顔のためになるということ。どんな方も「えっ!?」と思ってくれると思うんですよ。
だから、職業を問わず、いろいろな人に伝えていきたいですね。もちろん、家族だけでなく、アスリートのお友達もいるし、主婦のお友達もいるし、看護師のお友達もいるし、介護に携わってる人たちもいるので、みんなみんなにこう伝えたいなと思います。
将来的に、介護や病院でも使えるようになれば画期的ですし、看護師さんやお医者さんの負担も減りますし、医療現場も活性化し、個人と病院をつなぎ、個人とシステムをつなぐことができます。素晴らしいものだなと思うので、どんどんその進化を今後も期待したいと思ってます。
私も一人でも多くの人に広め、たくさんエナジーを貯めて、誰かの笑顔につながる生活をしたいなと思います。
6. 「For me」じゃなくて、「For you」
本当に世界初の画期的な機能を搭載している。
そして、電化製品が好きな方なら、「えっ、充電がいらないの?」と興味を持たれるかもしれません。充電はもちろんいりませんし、自分のためだけでなく、誰かを笑顔にすることもできます。
「For me」じゃなくて、「For you」につながる。
エナジーポイントで何かと交換したりすることもできますが、エナジーポイントは、ぜひ寄付に繋げてほしいと思っています。それを活用してどんどんボランティアとか、チャリティっていうものを身近に感じていただきたいです。
本日はありがとうございました。
文中に登場するMOTHER Bracelet の詳細はこちら
前編では、藤原様が健康管理で気遣っていることをお話しいただいております。