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あなたのプレゼンがつまらない理由がわかる「プレゼン思考」

本書の効用

Why important? ベンチャーこそ人が参加したくなるビジョンを語り、応援団を増やしてヒトモノカネを集めていく必要

How? 人の心を動かすテクニックがまとめられているが、思いつくのは簡単ではない。考え続けるのが大事。では何を考えるか?
本当の課題は何か、「そもそも」「なぜ」そこを目指すのか、目指す姿(ゴール)を追求していくのが基本。内語り、外語り、夢語り

新年の決意

1年の(もっと長期でもいいが)目標を考える際に、内語り、外語り、夢語り、の3つが重なることを考えてみよう。

プレゼンで人の心を動かすには、驚き、共感、共有の3要素が重要

驚き もっと知りたい!
共感 欲しい! (やってみたい、参加したい)
共有 すぐに誰かに話したい!

課題から未来に向かうコンセプトに、上記3要素を入れる。隠れた不満、を見つけ、それが解決された状態(ビジョン)を描き、その達成方法を考える。

アイデアをもっと欲しいものにするのがストーリー

ストーリーの三要素

  1. 隠れた不満にアドレスし、隠れたニーズを引き出す

  2. 知りたい、欲しい、話したい、の好奇心を刺激するか

  3. ワクワクする未来を想像させるか

隠れたニーズに合致するかは、突き詰めれば6つと言われている以下に該当しているかをチェックすると良いかも。

  1. 安定感

  2. 変化

  3. 重要感

  4. 繋がり

  5. 成長

  6. 貢献

心を動かすための共感タグ
感→動(共感して動き出す)を生み出す、好奇心を掻き立てる、興味が湧くワーディングにする

共感タグをつけるとは人の心を動かす言葉を見つける作業

事例
吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機(ダイソン)
地図に残る仕事(大成建設)
国民所得倍増計画(←所得増加、所得を増やそう)具体的、切望
1秒に1本売れている(←すごく売れている)
100年継ぎ足して使っている秘伝のタレ(←昔から使っているタレ)

共感タグをつけるポイント

  1. ファクト 年間4000個のアイスを食べる人が選んだアイス

  2. 具体的な行動 
    会いに行ける←近くにいる
    早帰り←午後3時終わり
    3本のコンセントを抜きましょう←節電をお願い

  3. 切望

  4. 数字

  5. 比較
    住みたい都道府県第一位←とても住みたい県

  6. 体験
    ちょうど3億円事件があった時代の流行←1968年当時の流行
    コロナ禍の時に芽生えたあの人に会いたい、という人に会いにいく旅の企画←身近な人に会いにいく

  7. 体感
    ジブリの映像の世界がお手本。雨、川、野菜を食べるシーンなど、人の記憶の中にある音、冷たさ、味わいなどを鮮明に想起させ、懐かしいと思わせる 

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