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Endless Summer

夏の終わり

お盆に来ていた台風が過ぎ去り、朝晩の気温がグッと下がった。

灼熱のドライヤーのような風は、少し涼しく気持ちいい風へと変わった。

どこから夏が始まって、どこで終わるのかは分からないが、この涼しい風は夏の終わりを感じさせる。

河口では海の水と川の水が混ざり合っているとおもっている人が多いと思うが、実際は混ざり合ってはおらず、明確に川の水と海の水は分かれている。

川の水は海に出た後、しばらくは塊で存在する。

その後、数日かけて徐々に塩分や温度の濃度勾配によって均一化され混ざった状態となる。



インドネシアのような雲。

日差しはまだまだ強いが、水温が冷たく何とも気持ちが良い日であった。

台風

今年発生した台風は印象的だった。

変なコースをうろうろ、急激に進路を変更する台風はあまり記憶にない。

なんでもかんでも気候変動と結びつけるのはどうかと思うが、今年は世界的な気候変動が表面化してきた年でもあり、この台風もその1つなんだろう

この日の波は良かった。

徐々にチューブが現れるような理想的な波だった。

今でも覚えている。


橙色

この日の夕焼けは魅力的だった。

良く耳にする仁淀ブルーは「綺麗」で、それはそれで素晴らしい

しかし、「仁淀オレンジ」は仁淀ブルーを上回るほど美しさだ。

黄昏を含んだ感情が、輝く瞬間を印象付け、脳裏にその光景が焼きつく。

エンドレスサマー

今年の夏の記憶といえば、これくらいだ

しかし、この記憶は忘れない程の記憶

この記憶が、2023年の夏を永遠の夏にするだろう


<終わり>


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今年の夏を少し振り返ってみました。

ご感想など、良ければコメント欄にお願いします。

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