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Pizza 4P'sは、全店舗にて使用する卵を、今年中にケージフリーで育てられたものに切り替えます

先日、ダックラック省を訪問した際に、そこで300haもの大きな土地でオーガニック農法を実践するEveryday Organic社の農場を訪問させていただきました。

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同農場は2016年にスタートしたばかりですが、翌年2017年にはオーガニック認証を取得。野菜や果物に関しては、USDA、EUのオーガニック認証、JAS有機認証を取得しています。

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驚くのはその規模感。総土地面積は300haもあり、まだその大部分は使われていないものの、ビニールハウスだけでも既に5haもの大きさです。

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さらには農場内での循環を目指し、農場内で飼育している牛からでた牛糞をミミズコンポストで堆肥化し、その堆肥を野菜作りに使用するという循環農業を実践。もちろん牛もケージフリーです。

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そして鶏の飼育はケージフリーを実践し、さらには鶏へ与える餌は農場内で廃棄せざるをえない野菜(=オーガニック)を与えることで、EUのオーガニック認証も取得。鶏舎はもちろんあるのですが、その中では大勢の鶏が自由に歩き回っています。

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また外に出られる扉もあり、鶏は外で自由に動き回ることができるという、なんとも健康的な飼育方法。鶏一羽に対して、4平米の広さを確保しているそうです。一般的なケージに入れられた養鶏場の1羽あたりのスペースは鶏が動けないほどの広さであることを考えると、アニマルウェルフェアの徹底具合は素晴らしいですね。(というか、普通の人間が事務所で与えられるテーブルはせいぜい2平米くらいと考えると、ホワイトカラーの人間よりいい待遇ですな・・・)

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そんなEveryday Organic社のケージフリーエッグをホーチミンのPizza 4P'sでは既に使い始めまして、今年末までには全ての店舗にてケージフリーエッグを使用できるように進めています。

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ハノイやダナンなどの他の地域は、また別の生産者と協議を進めていまして、段階的に切り替えていく予定です。

Pizza 4P'sのカルボナーラスパゲッティや、自家製プリンなど、今後幅広いメニューで使用されていきますので、ぜひその違いをお楽しみください!!

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こんにちは。ベトナムのホーチミンに住んでます。Pizza 4P'sというレストランのサステナビリティ担当です。