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Kヒロとハラオカコロナ禍を論考

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2020年1月からコロナ禍を記録し続けているコロナ禍カレンダーとともに、調査や取材を通してコロナ禍ゆえの問題を考察します。
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#カルト

デマと陰謀とビシネス/期待通りの結論を求めて単語を切り貼りする人たち

誤った情報を信じて本人のみならず家庭や社会を混乱させる人たちがいます。こうした人たちを食い物にするビジネスがあります。陰謀論の本質から、人の心のもろさと、もろさを弄ぶビジネスについて考えます。これは陰謀論に限らない明日は我が身の問題です。 著者/ケイヒロ 聞き取り・調査・まとめ/Kヒロ+ハラオカヒサ:プロジェクト それはジクソーパズルを組み立てるようにはじまったプロジェクトとして反ワクチン派や陰謀論者、神真都Qといった層や、彼らを家族にもつ人々から直接聞き取りをしたり、協

緊急更新 陰謀論や神真都Qによる家庭内被害の現状と対応

著者/ケイヒロ (Kヒロ+ハラオカヒサ:プロジェクト) 変更・追加/2022.4.17 23:23 対応の基本に追記 いま何が起こっているのか2022年3月から4月にかけてワクチン接種会場やクリニックへのカルト的な陰謀論集団『神真都Q(ヤマトキュー)』の実力行使が頻発し、その後逮捕および警視庁公安部による家宅捜索にまで発展した。 こうしたできごとの直後から筆者(およびプロジェクト)に神真都Q構成員や陰謀論者の家族から相談や報告が相次いでいる。ことに4月16日から17日に

反ワクチン派・陰謀論者・神真都Q──彼らはどこから来たのか

神真都Qの動向が劇的に変化しています。反ワクチン派や陰謀論者をめぐる情勢は新たなフェーズに入りました。いったいこれからどうなるかを考えるには、ここに至った経緯を知らなくてはなりません。では、彼らはどこからきて、どこへ行くのでしょうか。 著者/ケイヒロ 観察・調査/Kヒロ+ハラオカヒサ:プロジェクト 311後の805件追跡観察からわかったこと反ワクチン派はコロナ禍に突然登場した人々ではない。 被曝デマを流布させたり信じた人々と、意識の在りかたが素朴な人々が源流。 神真都

神真都Qな父は娘を悪魔と罵った/終わりなき家族の修羅

[緊急掲載]神真都Q(ヤマトキュー)構成員はどのように変容して家族を苦しめたのか。家族の責任にしてよいのか。家族に救いはあるのか。 著者/ケイヒロ 記事の前に神真都Qをやめたい場合はまずどうすべきか。次の記事で方法を具体的に説明している。 神真都Qに個人情報を握られていることを危惧するなら警察や弁護士への相談を勧めたい。もし個人情報を使った嫌がらせが発生したら迷わず110番通報を。そのときあなたが元神真都Qだったとしても、警察があなたを逮捕したり叱ったりはしない。 そ

代替医療やいんちき療法をめぐるセンセイと患者の因果な関係

標準的な治療があるのに代替医療やいんちき療法に頼る人がいます。それをやる医師、施術者、勧める人との因果な関係を実例を挙げながらあきらかにします。 著者:ケイヒロ コーディネート:ハラオカヒサ さらけ出されたおかしな医療新型コロナ肺炎は社会の暗部に隠されていたものを次々と白日のもとにさらけ出していった。そのひとつに、代替医療といんちきな療法の困った問題があった。 代替医療は通常医療や標準治療を補完するものとされているが、科学的に有効性が裏付けられた医療は通常医療に組み込ま

欲望と快楽でカルトを読み解いて信者を理解する

カルト、陰謀論、神真都Q。なぜカルトにひかれるのか、カルトはやめられるのか。この問題を本質から考えます。 著者:ケイヒロ コーディネート:ハラオカヒサ なぜ人はカルトにはまるのか「カルトにはまるのは特殊な人である」と、私たちは思いがちだ。だから、私たちと彼らの違いをもとにカルトとは何かを考えるし、私たちと違う人としてカルト信者を批判する。 カルトや陰謀論にはまるのは、もともと禄な連中じゃない。いままで普通に見えていたなら、それは平和な時代だったからだ。コロナ禍で世の中が

反マスク・反ワクチンから抜け出したくなったら

反マスク・反ワクチンをやめたくなったときどうしたらよいか手順やトラブル時の解決法を説明します 反マスク運動や反ワクチン運動に参加していた人たちから、周囲で新型コロナ肺炎に罹る人が現れはじめて、中には連絡が取れなくなった人もいて怖い、どうしたらよいのかと私たちに気持ちの迷いを伝えるメールが届いています。 人それぞれ状況が違うでしょう。でも私たちに言えることはひとつ。 「匿名でやっているならフェードアウト。実名を知られていても縁切り」 これだけです。 でも踏ん切りがつかな

神真都Qは信者にとって会いに行けるアイドルなのかもしれない

神真都Qと従来型陰謀論との決定的な違い。アイドルとしてのイチベイ。活動に参加することで完成する、陰謀論のエンターテインメント化。前例なき陰謀論の構造について。 著者:加藤文(ケイヒロ) 従来型の陰謀論とあきらかに違う神真都Q筆者は1週間前に以下の論考で神真都Q(ヤマトキュー)とは何か、その危険性はどのような性質のものか説明した。 上掲の記事では、神真都Qを知るための第一歩を複雑にしないよう、いくつか説明を省いている。そのひとつが、従来型の陰謀論と決定的に違う点についてだ

組織と人 【神真都Q】の暴走を幹部さえ止められなくなる日

陰謀論者を奇妙な人たちとばかり言っていられなくなった。神真都Qを名乗る集団がデモなど街宣活動をするだけでなくワクチン接種会場に乱入したほか、ワクチン接種阻止の犯行予告を出すまでになった。このカルト団体の危険性について考えたいと思う。 著者:ケイヒロ 取材:ハラオカヒサ 奇妙な人たちは危険な人たちになった過日、第3回ワクチン接種会場で陰謀論を唱える活動家が暴れる事件が発生した。暴れたのは神真都Q(ヤマトキュー)と称する団体の構成員だった。 次のような犯行予告もある。 神

親が反ワクチンなどカルト的な集団に取り込まれた方へ

著者:ケイヒロ、ハラオカヒサ 訂正:2021年1月19日14:00/「24時間子供SOSダイヤル」の電話番号の誤りを訂正しました。 はじめに今回は未成年者や若年層の親が反ワクチンなど陰謀論に取り込まれ、その子供たちが悩んでいる現状と対処についてまとめます。筆者からのアドバイスは対象を高校生以上と想定しましたが、幼児から小中学生の子の親がカルト的な集団や陰謀論に傾倒しているのをご存知の方にも役立つように心がけました。 若い人たちの親の問題は、これまでに取り上げてきた高齢者

高齢者が求めたネットの危うい居場所

著者:ケイヒロ コーディネート:ハラオカヒサ 高齢者と陰謀論もうひとつの問題前回、『高齢者とYouTubeの危うい関係』と題した記事で、YouTubeを視聴することによって高齢者が陰謀論に引き摺り込まれている現状を考察しました。また対策についても具体的に説明しました。 この記事を公開すると「うちも同じです」と報告が相次ぎ、そのうち1名の方から「父は若い人のなかに入って一緒に話を聞いてうれしくなり──」と意見が寄せられました。たしかに陰謀論者主催のデモに参加している高齢者は

高齢者とYouTubeの危うい関係

著者:ケイヒロ、ハラオカヒサ いま起きていること新型コロナ肺炎にまつわるさまざまなトラブルを紹介し、偏った考え方や行動を推奨する集団から離脱する方法についても記事を書いてきました。こうした記事を書くたび当人だけでなく困り果てたご家族から筆者あてにメールが届きます。 相談や問い合わせで最近とくに気になるのは、高齢者とYouTubeの関係です。60代半ばから70代が陰謀論や偏った医療情報に触れるきっかけがYouTubeで、こじらせるのもまたYouTubeだというのです。 筆

私たちはヒーローだった・コロナ禍2年を振り返る

著者:ケイヒロ、ハラオカヒサ 人の心がパンデミックを左右したマスクをつけて、手洗いをして、自粛して、ワクチンを接種する。やるもやらないも各人の意識次第。人の心がコロナ禍の様相を左右しました。 やるかやらないかがコロナ禍を左右したのだから、実行した人々は闘い続けた人々で、互いに尊敬しあえるヒーローと言ってよいでしょう。これが2年間の結論です。 しかし「ただそれだけのこと」を拒んだ人々も多数いました。次に示す画像は、反ワクチン派の人物が彼自身について説明した走り書きの一部で

反ワク・チラシの正体と見えない集団

著者:ケイヒロ、ハラオカヒサ 郵便受けに投げ込んでいるのは誰かコロナ禍で発生した諸問題をこれまでに40回近く記事に取り上げてきた過程で、反マスク派・反ワクチン派の活動をしている人や活動をやめた人から話を聞く機会があった。こうした人々の証言をもとに、今回は郵便受けに投げ込まれる正体不明のチラシについて考えようと思う。 そもそも誰が郵便受けにチラシを投函しているのだろうか。 反マスク派・反ワクチン派の人々が自ら地域を歩き回ってチラシを配る例だけでなく、ポスティング会社に配布