純粋で複雑な水色 #ゆめのことばRewrite
私は書斎に飾った一枚の絵画を眺めている。
ちょっとした女性の知り合いが、海外に行ったお土産としてプレゼントしてくれたものだ。広い公園内の通路で、小さな木の椅子に座って絵を描く女性から購入したものだそうだ。
街の名前は聞いたけど忘れてしまった。インドネシアだったかフィリピンだったか、その辺りのアジアの海に囲まれた国のどこかの街だったと思う。
もう一度、私は絵の中の世界に戻る。
どこまでも澄んだ水色
見つめていると
すべてを忘れる
時間が止まる
今抱えている問題な