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障害とキャリアプラン

夢とキャリアプラン

子供の頃はあんなに夢があったのに、今は目の前のことで精一杯」それが現実。だが、自分を俯瞰してみることもたまには必要ではないでしょうか。
私は「」とは「こうなりたいな」という漠然としたものであると考えます。
一方で、人生100年時代、今は70歳まで雇用が確保されつつある中で、社会人としての年数は、20歳から考えると約50年ととても長い期間となります。それだけ長い期間、自分がどのように働いていくかは定期的に考えたほうが人生にハリが生まれると思いませんか。

私がキャリアプランを考えるにあたって

私は、まず「」を考えることからスタートします。
「自分は、一体何がしたいんだろうか?」
一方で、自分の「能力」を考えます。ここでいう「能力」とは、いままで身に付けた「知識」です。
「自分は、その能力で一体何ができるんだろうか?」
そして、自分のと現在の能力から、自分がなりたい姿を想像します。
ちょうど、オリンピックが始まっているので、ここでは例として
:オリンピック選手になりたい
能力:走るのは遅い。建築の知識は持っている。
という感じで説明します。
第一に、
「オリンピック選手になりたいけど、走るのは遅い」
だから、「オリンピック選手にはなれないな」と思うことでしょう。
ただ、「なぜ、オリンピック選手になりたかったのか」を深堀してみましょう。例えば、「スポーツに興味があったから」などがあるかもしれません。
そしたら、「:スポーツに関わりたい」というように「」を見直してみてもいいですね。
このように「」と「能力」に大きな乖離がある場合は、「」を見直してもいいと思います。
そして、「能力」として、建築の知識は持っているわけですから、オリンピック会場の設計などに携わることができるかもしれません。
次に「」と「能力」のギャップが少し小さくなったところで、自分に足りない「能力」をリストアップしていきます。そして、「何年後にはこうなりたい」というように、年単位などで「能力」をどこまで向上させるかを考えるわけです。
これがキャリアプランであり、夢の実現の方法だと思います。

キャリアプランは適宜見直したほうが良い

ただし、キャリアプランは一度作成して終わりではなく、適宜見直したほうが良いと思います。
特に私の場合、下記の記事でも書いたように身体の状態が変化しています。

数年前に考えたキャリアプランでは、身体が持ちません。
以前見た「僕がいた時間」というドラマで障害が進行していく主人公が
「今の目標ができなくなったら、次の目標を探すよ。目標を探すのが目標だな」
という主旨のことを言っていて、心に突き刺さりました。
そうなんです。
・今の身体の状態でどのようなキャリアプランとするか。
・将来的にビジネスとして見込みがあるものか。
・自分がなりたい姿なのか。
というような点で、見直します。一番目は健常者の方にはあまりなじみがないかもしれませんが、二番目、三番目は健常者の方も定期的に考えることもあってもよいかもしれません。
社会は刻々と変化している中で、自分が将来どのように社会と付き合っていくか。
そういったことをたまには考えてみてもよいのではないでしょうか?

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