【クラシック】コンサートを終えて2

前回の続き

書くにつれてどんどん頭がかたくなる

■選曲と日常の在り方について

アマチュアオケにとって選曲にも段階があると思っています。
初期段階ではお客様を呼ぶ以上、
あまりにも自分よがりなものでは印象に残りません。

体験→リピート→固定

導入の体験段階では、日常で聴いたことある曲を選ぶべきだと考えます。
だって知らない&長い&静かな曲は寝ますもの。

『つまらなかった』で終わるのは目に見えています。

もちろん長年やっているプレイヤー側では
『またこの曲~』
とか思って練習に熱の入らない人もいることでしょう。
それもよく理解できます。

ただ、その曲をプレイヤー自身が本当に満足のいく表現で演奏できているのか。
別のアプローチで表現して遊ぶ 等

自分でトライ&エラーを繰り返してそれを楽しみに変えられる人は、
日常の生活でもマンネリ化せず常に小さな楽しみを見つけて
豊かな人生を送れるのではないでしょうか。

よく『もっと上手な団体で演奏したいから辞める』
というプレイヤーがいます。

環境が気に入らないなら、自分で変えてみたらどうだい。
忙しいとかこつけて“よがりプレイヤー”になっていませんか。

上手い団体がなぜ上手いのかを理解せずに入団すると、
結局そこでも別の不満を見つけて後悔する人生になる(本人経験済み)。

もちろん地方田舎オケと激戦区関東のオケでは実情は違うので、
あくまでも地方田舎オケで、という内容ですね^^

最近では特に若いプレイヤーが自分たちで団体を作り、
飽きたらやめるという事象が頻発しております。

既存市民オケの管楽器奏者に空きが無いわけでもなく、
市民オケに関わるというのが煩わしいのでしょうね。

知らない大人との人間関係構築や運営とか。
クセが強い人も多いけど、それも学び。

本当にもったいない。

■団員確保と地域オケの在り方

困っています(笑)

団員ってどうやったら増えるんでしょうね。
実績のある団体はネットで調べたり口コミで伝わってきたりして入団するようです。

あとは既存団員からの紹介・勧誘。(だいたいこれ)
掛け持ちしている人もたくさんいますね。

組織を強固なものにするためには、
ちゃんと練習に来て運営にも協力的な人がたくさんいる団体でなければならないかなと考えています。

つまり一体感
誰も不必要な人なんていない

先にも挙げた
・知名度
それに加えて
・実績
・雰囲気
・特徴

もちろん新しいオケにはその要素がない。
しかし作ることはできる。

【ネット】
・オケ専に登録
・HP作成
・Instagram
・twitter
・ジモティー

【募集】
・色んな楽器屋さんに募集のビラを貼ってもらう
・音楽教室をやってる先生とパイプ作って生徒さんを送り込んでもらう

【環境】
・一部曲のジャンルを変えてみる
例 映画音楽/ゲーム音楽など

【地域】
・音楽教室
・地元中学生吹奏楽部とコラボステージ
・地元ジュニアオケと交流
・地元出身の音楽家を発掘して協奏曲
 音楽コンクールとか作ってファイナリストは共演とか
・地元バレエ団とかあったらバレエ発表会で生オーケストラ
・市の式典で演奏会

どれもありきたり。
本当にここが難しい。

どちら様かアイデアあったら教えてほしいです。

「地域密着」というのは当然なんです。
助成金もらってますしね。

どのように人財を確保するのか、大学サークルでも会社でも大きな課題。
どうにか特殊性を出さないと埋もれてしまう。

3しか
「ここにしか」
「今しか」
「これしか」

この3しかを活かした特殊性。

頭かたくなってきているのでラテラルシンキングが必要でしょうか。

これから楽団が5年10年と続いて、
外に出て行った人も地元に帰ってきてオケを聴いたら
『帰ってきたなぁ~』
って思ってもらえるような団体が理想ですね。

と長々書きましたが、
コンサートマスターも終わったのでお仕事の合間に無理なく考えていきます。

自分の趣味はこれだけじゃねぇし(笑)

以上、ありがとうございました(^^)

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