編集をまなぶ(fan℃ 編集編)
自分と向き合い模索する「fan℃(自分自身のfunやfan)」「WATASHEET」という仕組みを構築しています。「わたしと」というテーマであれこれ綴っていきたいと思います。
いい文章の書き手は、いい案内人である
では、いい文章とは?
「その人だからこそ知りえたこと、感じたこと。
まるごとの経験や記憶、体験の中を一緒に歩き通し、読む前とは視座や視野が少し変わってしまうような文章」
と中川氏は定義付ける。
2024年1月20日から3月30日まで計5回開催されたいとなみ研究室 ライター編「きいて、書くという冒険」進行役は前日本仕事百貨編集長、中川晃輔氏。
※写真はこの講座を私たちの運営するsorrisorisoにて開催してもらっている様子。
「きく、聞く、聴く」を探求してみたり、人の書いた記事のタイトルを考えてみるとか、さまざまな手法を用いて、あれこれな視点や観点からディスカッションを繰り返し行われる空気感のある時間が、ほどよく心地良かった。
ひとりでできること
ひとりではできないこと
この間の領域
など中川氏の言語の中に、きいて、書くという冒険の意味を考えさせられるものであり、印象的な言葉からのはじまりだった。
大変恐縮なんですが取材を受けることが多くなった私にとっては、インタビューやライターというのは、他者比較ではなく他者視点を持たせてもらい自分自身を客観視させてもらえる機会をくれる言わばある意味、相談相手のような存在でもあるのかとも受講中にあらためて思った。
やりとりが進めば進むほど、編み物のようにどんどん強度を増していく感覚。(講座の中で中川氏が言ってた言葉をすぐ使いたがる私。)
と、裏腹に書くということが、続ければ続けるほど苦になったり路頭に迷ったり、はたまた息詰まってやめてしまおうと思うこともあるといった参加者の方の声もあった。そんなときにどうしているのかというライターコミュニティならではの悩みの共感の場にもなっていたりと。
最終日、中川氏が付けた今回のタイトル「きいて、書くという冒険」に込められていた思いに気づいた、そう「冒険」という言葉に込められた思いだ。坂口恭平さんが鼻くそをほじるのに理由なく行動できるのと同じように夢中がゆえに無意識なのだと。
もっと、「冒険」したい。
そう思えたコミュニティであり、書くことだけに限らずものごとを習慣化し、無意識化し、自分自身の能動的なものになるにはと考えた時に、可視化することなのかもと受講の中で思えた。
それが中川氏が言っていた自分日記のことだろうと思い、これをきっかけにnoteに綴ってみることにした。
ということで、はじまりはじまり〜
https://kujiranohige.com/event/22066
進行役 : 中川晃輔
アシスタント: 池田晃三
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