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ExcelのデータをAIで分析!ドラッグ&ドロップでつくるBIダッシュボード

私たちは「データを日常の道具にする」というビジョンを達成するために、AIによる自動データ分析ツールMorphを開発しています。
Morphは「All-in-one Data Studio」というコンセプトのプロダクトで、エンジニアだけでなくマーケティング、営業、カスタマーサポート、バックオフィス、経営者を含む全ての人がデータを簡単に、そして強力に活用することをサポートします。

Morph 分析画面

当たり前になっているデータ管理上の課題

私たちは、Morphを開発するにあたって、多様な業種の企業で働かれているビジネスパーソンの皆様からデータ管理におけるお悩みや課題をヒアリングしてきました。
その中で全ての方が共通して抱えている三つの課題を発見することができました。

  1. 社内のデータソースは増え続けているのに、データ管理方法が変わっていない

  2. ファイル管理が煩雑で最新のデータソースの確認に時間がかかる

  3. 作業工数の多いExcel運用や前任者が作成したマスターファイルの利用が当たり前になっている

そこで、私たちは、Excelでのデータ管理を全く新しい体験に変えるために以下の点を実現するためにMorphをリリースしました。

  • 利用開始にあたってエンジニアを必要としないNo-Codeツールであること。

  • 担当者ごとのファイル管理ではなく、リアルタイムでの共同管理が可能なこと。

  • AIによって自動でデータ分析や可視化を行うことができること。

Morphのような生成AIを活用したデータ分析ツールはジェネレーティブBIとして注目を浴びています。
ジェネレーティブBIを支える新しいテクノロジーについては、こちらの記事も併せてお読みください。
このNoteでは、ExcelとMorphを比較し、データ管理・分析体験がどのように異なるのかについて、実際のデータ管理業務で用いられるユースケースを通してご紹介します。

実際の分析体験の比較

ExcelとMorphのデータ分析体験を比較するにあたって、二つのユースケースを試していきます。

ユースケース1:シート内のデータセットから自由度の高いグラフを作成
ユースケース2:基本統計量の計算

ユースケース1:シート内のデータセットからグラフ作成

これはExcelのデータ可視化業務の中で最も頻出する作業です。様々なデータセットをもとにしてグラフを作成します。
例えばこのようなモックデータを利用します。

サンプルデータ

このデータセットは、異なる部門の売上、コスト、および利益に関連する財務データを表しています。ここまで綺麗なデータであれば簡単にグラフ化ができます。
まずは経営企画会議で部門ごとの評価を行うために、Excelで部門間の売り上げ比較を可視化するグラフを作成してみます。

  • Excel:pivotテーブルを作る範囲を指定する→pivotテーブル作成→分析対象の範囲を指定 →グラフ挿入

そして、これを各項目ごとに繰り返します。

Excelでのチャート作成
  • Morph:自然言語でプロンプトを書いて実行

各カラムについて、各期の部門を比較するグラフを作成してください

指示したプロンプト

一回のプロンプトで部門ごとの複数項目を比較するグラフを作成できます!

Morphでのチャート作成

いかがでしょうか?
Excelでの面倒な繰り返し作業がMorphでは全てAIに置き換わったことがお分かりいただけたかと思います。
これによって、より多くの時間を、重要な意思決定や新しい施策のために割くことが可能になります。
次のユースケースでは、よりデータ分析体験の違いを感じていただけると思います。

ユースケース2:基本的な統計量の出力

次は基本的な統計量の計算を行ってみましょう。
例えば項目A,B,C,D….とあった場合に、平均値や合計を取得してみます。
こちらのデータセットを使ってみます。

  • Excel:それぞれの項目について範囲を選択し、関数を記述して実行する。

エクセルでの統計計算
  • Morph:自然言語でプロンプトを書いて実行する。

Morphでは、分析が必要となりそうな項目についてサジェストがされます。今回は、自分で指示を与えてみます。

Morph AIのサジェスト
Morphでの統計計算

基本統計量の計算は、分析の基本であり、よく行われる操作です。
Excelでは一つずつ計算をする必要があるため、項目が多ければ多いほど時間を取られてしまいますが、Morphでは項目が多くても1回の指示で計算結果を出すことが可能です。

Morphの紹介

このように、Morphでは、これまでExcelで出来ていたことはもちろん、これまで出来ていなかったことまでAIで簡単に実行・分析することができます。
さらに、データ量がどんなに多くてもカクカクしたり固まったりすることがありません。セル構造に縛られず、誰もが自由にデータを扱い、インサイトを得ることができるように設計されています。

また、ホワイトボード形式で自由に分析や可視化ができるcanvas機能、分析結果を共有可能なダッシュボード機能も備えています。

より詳しい特徴については、下記サービス紹介動画からご覧ください。


MorphのAI分析はフリープランでもお試しいただけます!
日常業務でExcelを使っている方は、ぜひAIによるデータ活用のパワーを感じてみてください!


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