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データ管理のためのノーコードツール「Morph」の日本語ブログです。

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誰もがデータを扱える、新しいツールを。それを可能にする2つのテクノロジー

私たちは「データを日常の道具にする」というビジョンを達成するために、新しいデータマネジメントツールMorphを開発しています。 Morphは「All-in-one Data Studio」というコンセプトのプロダクトで、エンジニアだけでなくマーケティング、営業、カスタマーサポート、バックオフィス、経営者を含む全ての人がデータを簡単に、そして強力に活用することをサポートします。 私たちが向き合う課題 — データはもっと簡単であるべき私たちは、2016年に会社を創業してから7

    • データ分析の新時代:BIの歴史とAIを活用する最新BIツール

      私たちは、MorphというAIを活用したBIツールを開発しています。世界規模で見ると、AIを活用したBIツールは数多くあります。なぜこの市場がAIを活用するようになったのかを、BIツールの歴史から見ていきます。 BIツールとはBI(Business Intelligence)ツールとは、ビジネスのデータを収集し、分析し、意思決定を支援するためのソフトウェアツールの総称です。これらのツールは、データの可視化、ダッシュボードの作成、リアルタイム分析などの機能を提供し、ビジネスの

      • AI機能を使って、SQLなしでSnowflakeのデータを分析する方法

        こんにちは! 本日は、近年データ分析基盤ツールとして急成長を遂げているSnowflakeについて取り上げます。 Snowflakeでできること、できないこと。Morphとの連携を行うことで実現できるデータの民主化についてお話しします。 Morphの概要についてはこちらの記事をご覧ください。 https://note.com/morph_db/n/n63286393c2c2 はじめに Snowflakeとは Snowflakeとはクラウドデータプラットフォームで、データの

        • Mailchimpのデータを使って、リードナーチャリングタイムを計測する方法

          こんにちは!本日は、Mailchimpに格納しているリードデータをMorphにインポートして、データ分析を行う方法をご紹介します。 みなさんは、ChatGPTを使ってグラフを出力するサンプルを目にしたことがあるかもしれません。MorphのCanvas機能を使えば、ファイルのアップロードをせずに、それが自分のデータで可能になります! さらに、MiroやFigmaのように好きな場所でリアルタイムに共同編集ができます! 最新の機能アップデートはこちらからご確認ください。 Ma

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          FigmaやMiroのように直感的なデータ分析体験を!Canvas機能のご紹介

          今回はMorphの新機能であるCanvas機能をご紹介させていただきます! データの分析というと、設定が複雑で難しいイメージをお持ちの方も多いと思います。 Canvas機能は、データ分析をより直感的な操作で実現することで、Morphをより一層どなたでもデータの分析が可能なプラットフォームに近づけてくれています。 では、早速詳しく見ていきましょう! 直感的なデータ分析を可能にするCanvas機能 Canvasとは、自由にデータの集計・可視化が可能なPlayground と

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          マーケター・セールス・CSが、今RevOpsに取り組むべき理由

          RevOpsとは?RevOps(レベニューオペレーション)とは、マーケティング、営業、カスタマーサクセス/カスタマーサポートの各部門の業務を、顧客中心に戦略的に統合・連携させ、収益の最大化を目指す手法です。 概念としては下記の図を御覧ください。 ※前回RevOpsに関して書いた、下記の記事もあわせてご覧ください。 RevOps注目の背景このRevOpsに現在注目が集まっています。「revenue operations」のグローバルでの過去5年間の検索トレンドを見てみまし

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          Microsoft Power BIのAI機能を触ってみた感想: データ分析におけるAI活用の現在地

          はじめに現代のビジネスは複雑で急速な変化の中にあり、データの爆発的な増加と多様性が、企業にとって新たな課題を生み出しています。そして、日々蓄積される膨大なデータは、その管理や分析が難しく、これまでの伝統的な手法では対処しきれない複雑性を帯びるようになりました。そのため、このようなデータの取り扱いに課題を感じている企業は、データを有益な判断材料に変えるべく新たな手段を模索せざるを得ません。 そこで、本記事では上記の状況下で新たにBIツールとAI機能の統合が、データ管理における

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          AI機能を活用して、Airtableのデータベースから綺麗なダッシュボードを作成する

          こんにちは!本日は、Airtableに格納しているデータをMorphにインポートして、データ分析を行う方法をご紹介します。 みなさんは、ChatGPTを使ってグラフを出力するサンプルを目にしたことがあるかもしれません。MorphのCanvas機能を使えば、ファイルのアップロードをせずに、それが自分のデータで可能になります! さらに、MiroやFigmaのように好きな場所でリアルタイムに共同編集ができます! 最新の機能アップデートはこちらからご確認ください。 Airtab

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          会話するようにデータを検索!Similarity Search機能(意味による検索)が追加されました!

          MorphにSimilarity Search機能(意味による検索)が追加されました MorphでSimilarity Searchの機能が追加されました。 Similarity Searchの機能では、ユーザーが入力した文字の意味情報からMorph上のデータを検索することができる機能です。 例えば、社内で管理している大量の議事録情報に対して、「アップセルをした商談はどれですか?」と検索することで、議事録情報の中から最も類似しているレコードを抽出することが可能です。 S

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          ビジネス職のためのデータ基盤入門:ETLからELT、そしてELTPへ

          ETLとはETLとはなにか ETLとは、あるデータベースからあるデータベースへ、データをコピーして格納する際に発生するプロセスの、Extract(抽出)Transform(変換)Load(格納)の頭文字を取った名称です。なぜ、このようなプロセスが発生するかというと、業務用システムのデータベースと、それらのデータを統合して分析基盤として使われるデータベース(いわゆるデータウェアハウス)の中では、データ保持の形式が異なることが多いからです。 たとえば、Aというデータベースでは

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          DWH(データウェアハウス)が次なるバックエンドとしてもたらす新たな価値とは

          WApps(ウェアハウス・ネイティブアプリケーション)という新トレンド WAppsは「Data Warehouse Native Applications」の略で、顧客のクラウドデータウェアハウス上で直接動作するビジネスアプリケーションのことです。Snowflake、Redshift、BigQueryなどのDWH(データウェアハウス)を利用し、顧客データの「ソース・オブ・トゥルース」として機能します。ここでのキーポイントは、WAppsが顧客の既存のデータ構造に依存し、デー

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          データドリブンなABM戦略:プロダクトデータの最適活用法

          ABMとはABMとはAccount Based Marketing(アカウント・ベースド・マーケティング)の略で、具体的な企業・団体・個人をターゲットリードとして設定し、ターゲットアカウントからの売上を最大化するために戦略的にアプローチするマーケティングの手法です。 リードベースドマーケティングが、見込み顧客を獲得・育成し徐々に絞り込むのに対し、ABMは優良顧客となるポテンシャルを持つターゲット企業や個人を最初から絞り込んだアプローチ方法となります。パーソナライズをされたター

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          成功事例に学ぶ 今注目のRevOps(レベニューオペレーション)とは

          近年、米国を中心にレベニューオペレーション(RevOps)に取り組む企業が増加しています。 この記事では、RevOpsがなぜ注目を浴びているのか、RevOpsを実現するとどうなるのか、実現するためのキーポイントについて説明します。 RevOpsとは RevOpsとは、マーケティング、セールス、カスタマーサクセスのオペレーションチームを一元化するというコンセプトで、各チームを連携することで一貫した顧客体験を実現し、収益成長を加速させることを目指す方法です。 なぜRevOp

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          ビジネス職のためのデータ基盤入門:セマンティックレイヤーの紹介

          データ基盤とは データ基盤とは、全社でのデータ活用を推進するために、社内の各データソースからデータを抽出→加工→統合して完成するデータベースです。一般的には次のような構成になります。 今回は、ビジネスサイドのデータ活用という観点から、近年注目を集めているセマンティックレイヤーという概念を紹介します。 ビジネスサイドはデータベースの中身を理解できるのか? さて、右側のBIツールの存在に着目してください。近年、BIツールを使用したデータ活用は多く行われていますが、これを行うの

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          データの民主化:データドリブン経営を圧倒的に加速させるために必要なこと

          DXの成功とデータ活用の重要性 デジタルトランスフォーメーション(DX)は、企業の業務プロセスを一新し、経営判断の根拠に使われる指標にも大きな変化をもたらしています。特に大きい変化は、データ収集・活用です。 DX戦略のゴールは、単なるツールの導入だけではなくデータを活用して経営戦略を策定し、業務プロセスを最適化することです。 現代で注目されている「データドリブン経営」は、客観的なデータを基にした意思決定に基づく経営手法で、これまでの直感や経験に依存した意思決定よりも、リスク

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          KPI集計を行うためのSalesforceのオブジェクト設計とは

          Salesforceをフル活用して売上を伸ばすために SalesforceはCRMツールをリードする存在として、様々な他ツールとの連携やAppExchangeというアプリケーションプラットフォームを通じて絶えず進化を遂げています。 ただし、Salesforceはさまざまな企業がそれぞれにカスタマイズして使用することが前提とされており、SaaS特有の指標、例えばARRの時系列分析などを行うには適切なオブジェクト設計がなされている必要があります。 今回は、カスタムコードを使用せ

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