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MySQL / PostgreSQL内のデータをAI (ChatGPT) で分析!ビジネスチームで完結するKPI集計環境の構築手法


こんにちは!Morph チームの坂田です!(X ぜひフォローしてください!: https://twitter.com/SakataSsk )
本日はシステムに保存されているデータをビジネスチーム主導で活用できるようにする方法をお伝えします。
具体的にはMySQL,PorstgrSQLに格納されているデータとMorphを連携することで、リアルタイムにデータを取得・集計・可視化をしていきます。

従来のRDBのデータ活用方法

これまでビジネスチームがRDBに保管されているデータを活用するためには、いくつかの方法がありました。

  • エンジニアにデータを抽出してもらう方法
    必要な時に、エンジニアに依頼をしてcsvなどのファイルを抽出してもらう方法です。
    集計や可視化に関しては、Excelやスプレッドシートで行います。

  • データベースクライアント
    データベースクライアントとは、データベースに対してクエリを実行し、データの管理や操作を行うためのソフトウェアアプリケーションやツールのことです。
    データベース自体にはGUIはないため、データを表形式で実際に表示をし、ユーザーがデータベースを参照するためのインターフェースを提供し、データの検索、更新、挿入、削除などの操作を簡単に行えるようにしています。

データベースクライアントの画面例
  • データパイプラインの構築
    RDBのデータをDWHに転送し、BIツールなどを使って集計・可視化する方法です。
    これには、エンジニアの稼働やメンテナンスも必要になってきます。

しかしながら、これらの方法にはいくつかの課題がありました。

  • エンジニアにデータを抽出してもらう方法
    都度抽出した断面のデータになるため、リアルタイムの情報を追うことが困難です。
    また、抽出のたびに依頼をする必要があるため、データのやり取りにも工数がかかります。

  • データベースクライアント
    データベースクライアントを使う場合は、基本的なフィルター・ソートはできるものの、集計を行うためにはSQLを使用する必要があります。KPIの算出などを行うためにはSQLを記述するか、データをダウンロードしてExcel などで集計をする必要があります。
    また、元データを誤って編集してしまい、アプリケーションに影響を及ぼすリスクもあります。

  • データパイプラインの構築
    データの活用には非常に有効である一方で、構築とメンテナンスに工数が多くかかります。
    限られたリソースの中で時間をかけて作ったパイプラインが、KPIが変更になってやり直しと言うこともあります。
    また、こちらでもアドホックな分析にはSQLが必要になります。

このような課題から、ビジネスチームだけでRDBのデータの活用を完結させることは工数や技術的な観点からハードルが高かったと言えます。

Morphを活用することでRDBのデータをもっと身近に

Morphを活用することでRDBに格納されたデータの可視化、共有を一気通貫で行うことができます。
既存の方法の各課題に対して、下記のような解決が可能です!

  • 自然言語ベースでのデータ集計
    日本語や英語で、指示を記載することでSQLを自動生成し処理を実行することが可能です。
    RDBのデータを直接参照し、定期的に取り込みを行うことで、リアルタイムでの集計も可能になります!

  • アプリケーションへの影響を0に
    ユーザーごと、テーブルごとの権限管理ができることはもちろん、集計用のテーブルを用意することで、元データには影響を及ぼさずに自由にデータの集計、可視化を行うことができます。

  • 集計、可視化も自由自在
    Canvas機能で、RDBに格納されたデータを自由に集計、可視化することが可能です。
    また、可視化したグラフやテーブルを他のメンバーにweb上で共有することができます。
    データパイプラインの構築は不要です。
    Canvas機能の詳細はこちらの記事をご覧ください。( https://note.com/morph_db/n/n0e41edc71e9b

MorphとRDBの接続方法

ここからは実際にMorphとRDBの接続方法について見ていきます。
接続は画面上から必要情報を入力するだけで完結します。
この連携ではデータベースとの同期は取らないため、Morph上で値を編集したとしても、既存のデータベースは影響を受けません。

データの連携が完了したら、自然言語を使って自由に集計・可視化をしましょう。
アプリケーションのデータを使った集計事例はこちらの記事をご覧ください。
https://note.com/morph_db/n/n8c9beb1dc3ca
アプリケーションのデータを使わないと実現できないKPIの集計などをビジネスチームで完結させましょう!

Morphを試して見ませんか?

今回はRDB( MySQl, PostgreSQL )との連携についてお話しさせていただきました。
MorphはRDB以外にもSalesforce,StripeなどSaaSデータやSnowflakeなどのデータウェアハウスとの連携が可能です。
様々なデータソースを統合して、最高に自由な分析体験をぜひお試しください。
無料サインアップはこちらから。
https://www.morphdb.io/jp

表題画像引用元:MySQL, PostgreSQL


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