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【Scratch002】野球ゲーム-Ver1

【難易度★★★☆☆】
WindowsPCで製作する流れで作成しています。
・メッセージを送る
・「もし~なら、そうでなければ」の条件分岐
・音を鳴らす
・スプライトの絵を改造する

といった内容を盛り込んでいます。
ゲームとしては、プレイヤーがピッチャーとなって、球種(ストレート、カーブ、フォーク)を選び、バッターと勝負するという単純なものです。

これをサンプルとして、改造を行ない、もっと本格的なゲームに変えてみるというのも良いかと思います。

最後に改造して、ゲームとして遊べる完全版も添付してあります。
同じ球を続けたり、変化球ばかりだと打たれやすくなったりする工夫や、アウトやストライクのカウントをしたり、点数を取られた時に音が鳴るなど、細かい部分に手を加えています。

0.全体構想

 ピッチャーとバッターの勝負だけを切り取ってゲームにする。

 投げる球種を選んで、バッターも狙い球を選ぶ。
 それがピッタリ当たったら打たれるけれど、外れたら空振りする。

 プログラムの大まかな流れとしては、
 ①「スペースキー」を押したらボールがセットされる
 ②バッターが球種を選ぶ(ランダム)
  →変数:「ばったー」を設定
   ストレート=0、カーブ=1、フォーク=2
 ③プレイヤーが球種を選択する(キーボードの矢印キー)
  →変数:「へんかきゅう」を設定
   「↑」ストレート=0、「←」カーブ=1、「↓」フォーク=2
 ④ボールを動かすアニメーション
 ⑤変数「ばったー」と「へんかきゅう」が同じ
  →うった後の動作へ
   ・ボールの動き
   ・バッターのスイング(音を鳴らす)
   ・打球の動き(変数「だきゅう」で方向設定)
  変数「ばったー」と「へんかきゅう」がちがう
  →空振りの動作へ
   ・ボールの動き
   ・バッターの動き
 以上のようになります。

 そうすると、
 作成しなければいけない変数は「ばったー」「へんかきゅう」「だきゅう」の3つということになるので、作成しておきます。

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作り方は「変数」のところの「変数を作る」を押して、

画像14

このように変数の名前を入力していきます。
※「すべてのスプライト用」の方にチェックを入れたままにして下さい。

次にキャラクター(スプライト)を作成していきましょう。

1.スプライトの作成

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このプログラムのスプライト(キャラクター)は3つです。

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