夏の風物詩

なんか、僕たちは、「夏になると夏っぽいことしなくちゃいけない」っていう幻想に囚われている。追われている。

けど、

外がうだるように暑くて、日差しが殺人的で、汗ばんだ肌に冷房の風が気持ち良い。
買い物に行ったら夏っぽい品揃えとフェアとかやってる。
SNSを開けば、BBQや花火、海や山がタイムラインを彩っている。
ゲームだって夏のイベントやってるし、Youtuberは夏らしい動画を上げる。漫画やアニメだって夏ならではの回をやる。

実はこれで十分夏感じられてるんじゃないだろうか。何もしなくても僕たちの周りには、逃れようもなく、もう夏が飽和している。わざわざ既存の夏を誰かの夏をなぞらなくて良い気がする。

ちなみに、夏の日差しを窓越しに感じながら、冷房の効いた部屋で小説を読むのが僕の夏です。
それができただけで、夏のノルマ達成とします。

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